私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

殺意

2005-12-19 00:19:23 | 私が離婚を決めた理由
旦那のことを、殺してしまいたいと思ったことがある。
ののしられて、何故こんな思いばかりしなければならないのかと・・・
寝ている間に、首を絞めたら、私は解放されるのではないかと・・・
でも、こんな男の為に、何もかも失ってしまうのは嫌だと思い、実行出来なかった。
私が、出来ることといえば、暑い夏、窓を閉めて暖房を入れることと、冬にこっそりと窓を開けて置くことくらいだった。
心臓麻痺でも起こしてくれればいいのに、切に願った。
仕事中、交通事故を起こせばいいのに、そんな風にも思った。
そうすれば、一生困らないくらいの保険金が入るだろうから。

そこまで思いながら、旦那が別れようと言った時には、泣いて謝った。
一人で生きていく自身がなかった。
でも、今、こうして旦那の手も借りないで生活が成り立っている私がいる。
給料を入れてもらっていることも、もちろん大きいけれど、子ども3人抱えながら、生活に支障もなく、困ることもなく・・・・

今はもう、死んで欲しいなんて思わない。
子ども達の父親として、やはり生きていてやって欲しい。
でも、もし何かで、死んでしまうことがあれば、
私は、泣けるのだろうかと思う。
何の気持ちも沸き起こることなく、ただそこにたたずんでいるだけのような気がする。

私が、私であるという感情はあるのだけれど、旦那のことを考えたとき、私は、私が存在していないかのように感じる。
私の感情が、恐ろしいほどに無なのだ。
あんなにも苦しく、あんなにもぐつぐつと沸きあがっていた感情が、まるで心を失くしたかのように、何も感じてこないのだ。
過去の自分や、子ども達のことを考える時、痛みや苦しみが胸に疼くのに、旦那のことを考えた時は、すべての感情を消してしまったかのように感じてしまう。

これが正常なのか、異常なのかはわからない。
ただ、安らかに時が過ぎていく。
ずっと、このまま向き合うことなく、日々が過ごせていけるのならどんなに楽だろう。
もう、あの苦しみや怒りは味わいたくはない。
私が、殺意を抱いていたのは、旦那ではなく、自分のこんな感情なのだろう。
今ようやく、殺すことが出来ている。
押し殺すのではなく、消えてしまっている。
これが、永遠に続けばいいのに・・・・・


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