私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

子ども達の思い

2007-01-28 23:08:44 | 日々つれづれ
久しぶりに長女と衝突してしまった。
朝から、友達と映画を見に出掛けて、帰ったのは夕方。
宿題もしていないのに漫画ばかり読んでいる。
やることもたくさんあるのに、動かない。
机の周りはぐちゃぐちゃ・・・
何度言っても聞かなくて、激怒して、机の上のものを床にすべて落としてしまった。

「そんなことされるくらいなら、捨ててくれたほうがマシだし・・・」
なんて言うので、ますます腹が立って、落ちているものをゴミ箱に入れていると、
「○(長女の名)を捨ててくれた方がマシだって言ってるのよ!」

身体を引っ張り玄関に連れていこうと思った。
叩いたり、蹴ったりはしたくない。
だけど、本当に捨てられるほうがいいのか、そういうことを言うのはどういう意味なのか思い知らせてやりたい気持ちになってしまった。

あちこちにつかまり抵抗する長女。
つかまった手をはずし、私も必死だった。
やっとの思いで玄関先まで、連れていったものの、二人の息は切れ切れだった。
長女も、外に出されまいと必死。
そこでポロポロと泣き出した長女。

「お母さんは、○を捨てたくはない。
 だけど、捨てられたほうがマシで、幸せになれるのなら、捨ててあげる。
 どうなの?」

「捨てられたくない・・・
 ごめんなさい。」と長女。

次女は、私がひっくり返したものを拾っている。
長男は、「やめて」と大声で泣き続けていた。

長男が言った。
「誰かが出て行くのは嫌なの。
 誰かが死ぬのも嫌なの。
 みんなで一緒に暮らしたいの。」

私が追い出してしまった、父親。
そして、死んでしまった、猫のみーちゃん。

長男にとっては、深い傷なのかもしれない。
5歳でも、色んなことを考えてるんだなぁと改めて感じてしまった。

「みんなで仲良く暮らしたいの。
 楽しく暮らしたいの。
 幸せに暮らしたいの。
 お母さんは、もう暴力ふるわれるの嫌かもしれないけど、ちゃんと二人で仲直りして欲しいの。
 そして、仲良くなって、一緒にどこかに行きたいの・・・」

だんだん、長男は、話しているうちに自己陶酔してしまっていたが、正直な長男の気持ちなのだろう。
何故か、こういう時は、標準語で話す長男・・・

「お姉ちゃんが大好きなの。
 いなくなって欲しくないの・・・」

「ごめんね。
 悲しい思いさせて悪かったね。」と抱きしめた。

いつも、お姉ちゃん達にいじめられて、虐げられているのに。
次女も、少し前まで、長女に泣かされていたのに・・・
家族として一度機能し始めたら、子どもは必死に壊さないように努力を始めると斎藤先生が言われていたが、本当にそうなのだろう。
大切な家族なのだろう。

どんなに、喧嘩ばかりしていても、どんなに嫌な親でも、それを壊したくない、底から離れたくない思いでいっぱいになるのだろう。


「○は力が強くなったねぇ・・・
 お母さん、もう疲れて、体中が痛いわ・・・」
と長女に話しかけた。

「弱いねぇ・・・
 ○は全然大丈夫だし。」
と長女は笑った。

後ろから抱きつくと、
「きもいねぇ・・・罰金500円ねぇ・・・」
と長女は笑った。

「明日、身体が痛くて、起きれんかもしれんよ。
 冷蔵庫の中にある、今日の残りか、肉まんを食べてね。
 駄目なお母さんでごめんねぇ・・・」
早起きするという長女に言っておいた。

「ほんまだし・・・
 子どもと一緒に起きずに、先に起きて準備して欲しいよねぇ・・・」
長女が笑う。


でも、今までみたいに、自分がいるから子ども達に悲しい思いをさせているとも、嫌な思いをさせているとも思わない。
自分がいなくなったほうが、幸せになれるとも思わない。
そして、長女にそうやって言われても、腹が立たない。
駄目よねぇ。なんて笑ってられる。

子どもみたいで、ちっとも大人らしくない母親だけど、今までみたいにそれを隠して、大人のふりをするよりもいいのかなと思ったり・・・
駄目な母親だなぁって思うけれど、子ども達の笑顔が嬉しくて、今までよりも愛おしく感じた。
今度は、もっと冷静に、子ども達と向かい合えるようになりたいな。



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