センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

仕事の話

2006-06-11 21:01:09 | 教師ネタ
 最近、われわれの業界でも「能力給」的なモノが導入されようとしています。

 オレッチは基本的に賛成です。

 いや、別に自分の能力に自信があるからではありませんよ。

 オレッチのように、大学で留年した上卒業後しばらく「プータロー」状態だったヤツにとっては、「逆転のチャンスがある」ということが重要なんですよ。

 今の昇給制度では、オレッチには逆転の目はありません。

 ふしだらな学生生活、および卒業後の生活を経てきたオイラの場合、同い年、ヘタすると年下の教員よりも給料が安く、そして何よりこの差は一生埋まることがないわけです。

 まあ、別にお金に困ってるワケじゃないし、今のままでも別にいいんですけど、「逆転の目がない状態」よりも、「もしかしたら逆転できるかもしれない状態」の方がオモシロいじゃないですか。

 まあ、逆に今以上にぶっちぎられる目もあるってことなんですけど、逆転の可能性がある方がオモシロいと思うんですよね。

 しかも、オレッチは国語科の教員。

 実は、一番チャンスが大きい教科なんじゃないかと思ってます。

 なぜか。

 いくつか理由があります。



① 主要教科である

 何といっても、「授業で手柄を立てられる」というのが大きい。ここで言う「手柄」というのは、学校の内輪だけで通用する「手柄」ではなくて、「世間の誰もが認める(または、認めざるを得ない)手柄」ということです。

 「学年主任を3まわりやりました!」と言ったところで、世間的には「へぇ、それで?」で終わるでしょうが、「国語の学業成績で、上位の○○高校を抜かしました!」と言ったら、世間の人も「へぇ! スゴいじゃん!」となると思います。

 コレは、「副教科」と言われる教科ではなかなか難しいコトだと思います(家庭科の先生にはムリでしょう)。

② 国語の教師には大した指導者がいない

 国語、特に現代文の分野においては、指導法も、教材も、「コレ!」と言えるものがない。不思議なぐらい未整備な分野だと思います。

 国語、特に現代文分野の成績というのは、中学校時代の序列がそのまま維持されていることが多い。

 仮に、学区内に3つの高校があるとします。上から順にA高校、B高校、C高校とすると、現代文の成績というのは、高校3年間、ずっとA>B>Cのまま推移することが多い。

 まったく逆転の起きない教科・科目なんですね。

 要するに国語科にはロクな指導者がいないということなんです。

 ということは、付け入る余地がたくさんあるということです。

③ オレッチは効率的な「書く練習」の方法論を見出している

 手前味噌ながら、オレッチほど毎時間、しかも数多くの生徒に文を書かせている教師はいないと思います(しかも、単に「書かせっぱなし」ではなく、チェックもしてますし、修正のポイントも教えています)。

 誰も見出していないトレーニング法を実践しているというだけで、相当有利だと思っています。



……とまあ、こんなカンジです。ほかにもあるかも知れませんけど、むやみやたらと長くなるのもアレなので……。

 英語や数学なんかだと、もう既に指導法も教材もほぼ完成されていると思うんです。だから、相当工夫したり努力したりしないと、顕著な成果は望めない。

 だけど、国語に関しては、「事実上何もしていない」というのが現実だと思います(これを読んだ皆さん、ご自分が学生時代、国語、特に現代文の勉強って何をしましたか? たぶん何もやってないでしょ?)。

 ということは、付け入る余地がたくさんあるということです。

 がんばりますよ!
 

コージー・パウエル!!!!!!!!!!!!!!!

2006-06-11 20:31:08 | 音楽ネタ
 この間、久しぶりにCDを買った。

 RAINBOW"DEUTSCHLAND TOURNEE 1976" という、6枚組(!)、6,800円(!)のシロモノである。

    

 これがいい。

 オビの解説にはこうある。

>>1976年のドイツツアーから
>>「ケルン」「デュッセルドルフ」「ニュルンベルク」の
>>3公演を余すことなく収録。
>>30年の時を経て歴史と興奮が再び目を醒ます!


 今のところ、「ケルン」の分(Disk1, 2)と「デュッセルドルフ」の分(Disk3, 4)しか聴いてないのだが、演奏のテンションの高さが素晴らしい。

 この時期のライヴは、"On Stage"と、テイチクが出してた2枚組(タイトルぐらい調べろよ……)が既発なんだが、両者ともに各公演からのつまみ食い的な収録なので、臨場感に欠ける部分がある(ような気がする。所詮は素人の思い込みに過ぎないが)。しかも、肝心要の「コージーのドラムソロ」が収録されていない。

 しかし!

 この度のCDには、ちゃんと収録されている!

 しかも!

 「デュッセルドルフ」のヤツには「1812」(だっけか?)を用いたソロが!(「ニュルンベルク」のヤツにも収録されているらしいが)

 やっぱ、カッコいいなあ、コージー……。

 コージーのドラムソロといえば、ちょっと前に発売されたMSGの武道館ライヴ(これまた2枚組)にも収録されていたんだが、テンションの高さでは圧倒的にRAINBOW時代が上だと思った。

 コージーが不慮の事故で他界してから早8年……。

 ロニーもリッチーも健在、そして、死ぬ直前の頃でも「コージーはコージー」だっただけに、「コージーが生きていたら……」とどうしても思ってしまう。

 当分の間、このライヴCDは聴きまくることになるだろうなあ……。

 改めて、コージー・パウエル様、R.I.P……。

久しぶりの更新

2006-06-11 20:07:19 | 教師ネタ
 お久しぶりです。

 競輪王です。

 ちゃんと生きてます。

 ただ、この一か月間、ブログの更新はおろか、インターネットの閲覧すらままならないぐらい忙しかったもんで。

 そんなわけで、プロ野球のほうもぜんぜん見てません。たまに新聞で試合結果を見る程度です。

 Bsはずっと負けてるみたいですね……。

 楽天が結構踏ん張りを見せているだけに、Bsのふがいなさが目立つような気がします。

 さてさて、お仕事の方なんですけど、けっこういいカンジではあります。

 新しい部署、めっちゃ気に入ってます。

 特に、前進路指導部長で今年定年を迎える先生(以下、A先生と呼ぶ)の元で仕事できることに幸せを感じています。

 このA先生、今ではすっかり好々爺然としてますけど、かつては切れ者と恐れられた先生です。若い頃から学年主任、生徒指導部長、進路指導部長など、いわゆる「出世コース」を歴任なさってきたというのに、なぜか「ヒラのいち教諭」として教員生活を終えようとしているお方です。

 今の職場で、オレッチが唯一気を許せるお人です。

 だいぶ前に、オレッチが去年の3年生、今の1年生の学年主任から相当嫌われているということは書きましたが、実際オレッチは、年上の人にとっては扱いづらい「じゃじゃ馬」なんだと思います。

 生意気だし、おかしいと思ったことはストレートにぶつけるし、年上の教師であろうと人前で批判するし。

 今年、オレッチが何の脈絡もなく担任を外れて進路指導部に組み込まれたのも、現1年生の学年主任が「いらん」と言ったオレッチのことを、おそらくはこのA先生が引き取ってくれたんだと思います。

 へそ曲がりで、偏屈で、妙に頑固なオレッチですけど、A先生の前だと不思議なぐらい素直になれるんです。

 ホンマに、オレッチは人に恵まれてるなあと思います。

 今のところ、授業に手間ひまをかけすぎていて、進路部の仕事はあんまりできていないんですけど、なんとかA先生の恩義に報いる働きぶりができるようになりたいと思っております。

 例の「逆穴埋め方式」も、最近ではずいぶんと洗練されてきて、授業のために割く労力が軽減されてきています。

 幸い、A先生は、定年後もしばらくは今の学校に勤めることが決まっています。

 何とか、A先生の在職中に、A先生をして「コイツを進路部に引っ張ってきたのは正解やったわ」と本気で言わしめるほどの男になりたいと思っています。