あきれた試験問題

　えー、本日は、昼から休み取ってネットカフェに来ています。

　試験期間中なので。

　本日は、試験監督をしました。

　あたくしが当たったのは、ちょっと前、世間を騒がせた必履修科目、「世界史Ａ」の試験でした。

　ちょうど、支那の古代史のところだったので、監督する傍らちょいと挑戦してみたんですけどね……。

ダメだコリャ!!!!!!!!

と思いっきりズッコケましたね。

　何がって、

あまりの試験問題のくだらなさ

に!!!!!!!!

　問題のほとんどは、社会科の試験にありがちな、

教科書っぽい文章の空欄に当てはまる語を答えるやつ

だったんですけど、とにかく

作りが杜撰!!!!

　語群から選んで解答する方式なんですが、たとえば、

人名を入れる空欄は一つしかないのに、語群に人物名が一つしかない

とか、

皇帝の名前を入れる空欄が一つしかないのに、語群に皇帝の名が煬帝しかない

とか、

異民族の人物名が入る空欄が一つしかないのに、語群に異民族の人物名が冒頓単于しかない（しかも、「単于」の「于」が「干」になっている）

とか……。

　こんなの、歴史の流れなんてまったく分かってなくてもできるわ!!!!!!!!

　ほかにも、

問題文がねじれている（非文法文になっている）

など、

およそ大の大人がマジメに作ったとは思えんシロモノ

なんである。

　こんな情けない、とてもプロとは思えん仕事をしているヤツが、自分よりも高いサラリーを得ている（あたくしよりも年上ですからね）という現実に、非常に腹立たしさを覚えます。

　「ウチの生徒は勉強せんわ」とか文句言うヒマがあったら、もっとまじめに仕事せぇや、と声を大にしてあたくしは言いたいですね。

　こんな、

思考力のいらない試験

をやってるから、生徒にナメられるんやと思います。