無駄記

徒然なるままにモニタに向かひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれば死ねばいいのに。

1月分

2017年02月03日 20時33分30秒 | 感想
2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1949ページ
ナイス数:28ナイス

一命 鬼役(十六) (光文社時代小説文庫)一命 鬼役(十六) (光文社時代小説文庫)感想
相変わらずの先読みの悪さw 決定的証拠を掴んでからの天誅はともかく、ソコに至るまでの腰の重さが結局悲劇を呼び起こしてるのかなぁというか。仕事人みたいに事前には動かないってのが前提でならともかく、覇気のなさというかキレの悪さがって感じが否めない。今巻はなんだかんだグズグズした結果居候2をようやく後継にする気になったけど、ソコ置いてまた居候1の悶着に巻き込まれるとか、どうなのかw つか、めがね爺も重鎮というかキレ者という初期設定からボンクラ上司にインフレしちゃったの?
読了日:1月16日 著者:坂岡真
うつけ者の値打ち 風の市兵衛 (祥伝社文庫)うつけ者の値打ち 風の市兵衛 (祥伝社文庫)感想
くそ野郎のくそっぷりはいつもの如し。今巻もほぼ算盤要素はなかった。というか、狂言回しな感じだったのかなぁ。もっと器用な立ち回りが出来れば誰も死なずに済んだのにねぇという、まぁ「自分不器用ですから…」で済めばいいんだけど、そーゆートコには落ち着かないのが遣る瀬無い話なんだけど、いつか市兵衛のこの女フルシカト病になる原因になった、恋の話とかも読んでみたいねw
読了日:1月20日 著者:辻堂魁
用心棒日月抄 (新潮文庫)用心棒日月抄 (新潮文庫)感想
前に読んだ獄医立花登シリーズみたいな感じ。どっちかゆーたら、こっちの流れが立花登になったんだろうけど。忠臣蔵の話はまぁなんかサブエピソードではあったんだろうけど、絡ませ方の微妙さが面白かった。取り敢えず続きもあるんで読んで行こう。海坂藩系ほどしょっぱさがなかったのがよかったかな。アレはあれでいいんだけど、結構シンドイ時もあるんで、さらっと読める方が汎用性が高いというかw
読了日:1月20日 著者:藤沢周平
震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)感想
んーこのひと本当にキングが好きなんだなぁとw 江戸時代を舞台としてるけど、基本的にはキングのよく扱うスーパーナチュラルな事件を通して癒しや報われる人々の話で、正直捕物帖というサブタイトルではあったけど、ちょっと違うんじゃなかなぁと思った。あとまぁ、良い悪いじゃなくて、単に好き好きのレベルなんだけど、こう二次創作感が漂うのが読む人選びそうねと。まず大前提としてキングがあって、今回のは多分薄桜記と用心棒日月抄あたりは特にリスペクトなんじゃないかなぁとも思った。
読了日:1月22日 著者:宮部みゆき
嶽神伝 鬼哭 上 (講談社文庫)嶽神伝 鬼哭 上 (講談社文庫)感想
相変わらず味噌で味付けした蕎麦雑炊食いたくなるなぁw 上巻は比較的淡々としてる印象。下巻にクライマックスが来るのかな。二ツの出番はなし。狡い信玄VS天然謙信かぁ。VSかまきり戦も前作で一応のケリが着いてたけど、遺恨は引きずってるのでVS死人使い戦がちょっとした山場だったのかなぁ。でも今巻では無坂への復讐を禁じられてるかまきりって感じもあったんで、やっぱり下巻で二ツも出て来て一大バトルって展開なのかしら。期待。
読了日:1月29日 著者:長谷川卓

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2月2日(木)のつぶやき

2017年02月03日 03時58分53秒 | 感想