男のつぶやき2

普通のおじさんの日常をアップ!

相澤と田澤のすごさだけ目立った!

2019-11-04 12:41:37 | 駅伝

    実はまだ相澤のごぼう抜きの映像は
見てませんが、東洋の枚数の少なさを
感じました。
それに比べ、東海の層の厚さ!
館澤、關、鬼塚らを欠いても
これだもの。
でも、箱根は違いますからね!
今までの感じからすると、
全日本で悪い位が奮起するし、
西山は箱根にあわせて来ますから…
酒井さん、オーダーの組み方
お願いします!(*^^*)


東海大が強い?青学大は……
大混戦となった全日本大学駅伝から
見えた箱根駅伝の行方とは? 

    全日本大学駅伝が3日、名古屋・熱田神宮―三重・伊勢神宮の8区間、106.8キロコースで行われ東海大が青学大とのアンカー勝負を制して16年ぶり2度目の優勝を飾った。1区で城西大、2区で東京国際大、3区で東洋大、5区で東海大、7区で青学大がトップに立つなど、首位が何度も入れ替わるレースは「戦国駅伝」と呼べるほどの大混戦だった。しかし、正月の箱根駅伝を考えると、東海大の「1強」といえる状況だ。

 両角速駅伝監督が就任して初の伊勢路制覇となるが、今回は「ゴールデン世代」と呼ばれる4年生のエース級4人(鬼塚翔太、關颯人、館澤亨次、阪口竜平)を起用していない。故障明けの關と館澤は箱根に向けて調整中で、出雲で調子の良くなかった鬼塚と阪口はメンバーから外している。
彼らのかわりに活躍したのが、塩澤稀夕、西田壮志、名取燎太の3年生トリオだ。3区塩澤は順位を3つ上げて、4区西田は区間賞。アンカー名取は19.7キロを57分46秒の日本人トップで走破して、青学大をドカンと引き離した。
「出雲から短期間でしたけど、選手層の厚さもありましたので、区間が増えると有利になるかなと思っていました」と両角監督。今回の勝因を分析すると、東海大は4年生カルテットを起用せずとも、ライバル校と比べて高い総合力を誇っていた。出雲は6区間、全日本は8区間、箱根は10区間。正月決戦を見据えると、東海大の優位が際立ってくる。
「今日は3年生の活躍が目立ちましたけど、彼らを押し上げてきたのは4年生です。箱根では4年生の力が絶対に必要ですし、鬼塚、關、館澤、阪口は復活してきますので、全日本の優勝は大きな弾みになったと思います。箱根に向けては、連覇はあまり考えずに、10人+αのなかでしっかりと準備をしていきたい」(両角監督)
箱根駅伝は全日本Vメンバー8人と、1万メートル28分20秒前後のタイムを持つ鬼塚と關、日本選手権優勝経験のある館澤と阪口。それから3年連続で山下りの6区を任され、前回は区間2位と快走している中島怜利(4年)もスタンバイしている。5区は前回区間2位の西田がさらに力をつけており、唯一といえる不安材料だった花の2区も名取で十分に対応できる。前回同様、つなぎ区間の爆発力で抜け出す予感が漂ってきた。

 連覇を逃した青学大は、「力負けですよ。力負け。東海さんの方が力があったと思います」と原晋監督は完敗を認めた。それでも4区終了時でトップと1分37秒差まで引き離されながら、アンカー勝負まで持ち込んだことを評価していた。
「よくぞ盛り返した。地力はある。8区間から10区間に伸びる箱根では、我がチームにプラスに出てくると思う。優勝を狙うと公言できるチームになったんじゃないのかな。4年生が箱根駅伝の上げ下げにかかってくるので、残り2か月で仕上げていきます」と原監督。
エース格の鈴木塁人(4年)が貧血から回復して徐々に状態を上げており、中村友哉(4年)も6区で区間2位と好走したのは明るい材料だ。箱根駅伝のポイントについては、「1、2、3区でしょう」と原監督は答えており、前半がうまく流れれば、勝負できるという手応えをつかんでいる。
となるとエース吉田圭太(3年)の走りがカギとなるだろう。全日本は7区でトップ東海大と1分03秒あった差を13.6キロでゼロにしたが、その後4キロは押しきれなかった。箱根では2区候補の吉田が東海大から大きなアドバンテージを奪うことが、優勝への条件になりそうだ。

 3位の駒大は惜しいレースをした。2区終了時で2位につけながら、3区で10位に転落。それでも7区の田澤廉(1年)が区間賞の快走で4人抜き。アンカー山下一貴(4年)が東洋大をかわして、出雲に続いてトップ3を確保した。全日本では優勝争いに加わることができなかったが、箱根は2区(山下)、5区(伊東颯汰)、6区(中村大成)という主要区間で好走した選手が残っている。
スーパールーキー田澤は出雲のスピード区間3区で区間賞を奪い、全日本のロング区間でも結果を残した。主将・中村大聖(4年)は出雲6区で逆転を許して、精神的に落ち込んだが、全日本では1区を2位と好走。ユニバーシアード・ハーフマラソン銀メダルの自信を取り戻した。このふたりを1、3、4区のどこかに配置して、トップ奪取を狙う作戦を仕掛けてくるだろう。
 
 東洋大は5位という順位だけを見れば厳しい結果になった。しかし、箱根を見据えると追い風が吹いている。まずは1万メートル28分台の渡邉奏太(4年)が2年ぶりに学生駅伝に復帰。1区を区間6位でまとめた。そして3区に入ったエース相澤晃(4年)が強烈だった。抜き去るときにペースを上げながら、10キロを27分47秒で通過。11位からトップに急上昇した。箱根では2区が濃厚で、他校の脅威になるだろう。定方駿(4年)が7区で青学大・吉田と同タイムの区間2位と健闘したのも大きい。
箱根1区で2年連続区間賞を獲得している西山和弥(3年)が5区で区間11位と失速。「レースで育てたい」(酒井俊幸監督)とアンカーに抜擢した宮下隼人(2年)が2つ順位を落としたが、ともに実力のある選手。本番までに仕上げてくるだろう。箱根に向けては、故障明けのため欠場した1万メートル28分台の吉川洋次(3年)、2年連続で往路Vのゴールに飛び込んでいる田中龍誠(3年)関東インカレのハーフマラソン4位の蝦夷森章太(2年)という戦力もいる。選手層はさほど厚くないが、2区相澤で抜け出して、そのままトップを突っ走りたい。

 出雲駅伝で初優勝を飾った國學院大は7位。出雲で好走した4区藤木宏太(2年)と7区茂原大悟(4年)のブレーキが響いた。それでも、5区青木祐人(4年)が区間賞を獲得。故障あがりだった1万メートル28分台の島崎慎愛(2年)が1区を務めて、5区中西唯翔(1年)が区間5位と好走するなど、学生駅伝を経験した。箱根では、出雲の最終6区で大逆転を演じた主将・土方英和(4年)の2区、「山の神」に最も近い男・浦野雄平(4年)の5区が濃厚。青木は2年連続で3区を好走しており、往路の布陣は強力だ。チームは「往路V」&「総合3位」という目標を掲げている。

 全日本では“5強”の戦いが予想されたが、8日前に箱根予選会に出場した東京国際大が4位、早大が6位に入ったことには驚かされた。創部9年目の東京国際大は箱根駅伝予選会でトップ通過。1区山谷昌也(1年)、3区芳賀宏太郎(2年)、7区内山涼太(4年)の3名を予選会で温存している。
8区でルカ・ムセンビ(1年)が区間賞を獲得したが、箱根予選会個人3位のイエゴン・ヴィンセント・キベット(1年)の方が実力は上だという。エース伊藤達彦(4年)は箱根予選会で日本人トップに輝き、全日本2区で区間賞。箱根では2区で「区間賞」を狙っている。日本インカレ5000メートルを制したヴィンセントを1区もしくは3区に起用する見込みで、往路では台風の目になりそうだ。過去3回の箱根駅伝は、17位(16年)、17位(18年)、15位(19年)。選手層の厚いチームだけに、山をうまく乗り切ることができれば、上位でフィニッシュしてもおかしくない。
 早大は予選会が9位通過と低迷して、全日本も1区で16位と出遅れた。しかし、2区の主将・太田智樹(4年)が8人抜き。4区千明龍之佑(2年)も4人抜きを演じるなど、高い駅伝力を発揮した。箱根駅伝でも伝統の力を見せてくれそうだ。

 全日本大学駅伝のシード権は8位まで。最後のイスは帝京大が獲得した。1区18位から徐々に順位を上げるしぶといレース運びだった。今回は1万メートル28分30秒台のタイムを持つ島貫温太(4年)と遠藤大地(2年)を起用していない。ベストメンバーを組むことができれば、箱根では全日本の上位校に襲い掛かることができるだろう。
 シード権を8秒差で逃した順大は2区で一時トップを走るなど、レース前半に見せ場を作った。10位中央学大、11位法大も帝京大と30~40秒ほどのタイム差しかなく、箱根駅伝では順位が大きく入れ替わる可能性を秘めている。

 正月決戦まで残り2か月。まだまだ各校の戦力は変化していく。王者・東海大の牙城を崩す大学は現れるのか。

*ネットニュースより抜粋

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