渦中の英仏旅行（４）

英国といえばイタリアと並んでスーツの本場。紳士服の店をさっそくのぞいてみると（写真）、いやー、やっぱり英国紳士は格好良いですな。モデルのポーズも表情も、出切るビジネスマン風にバッチシ決まっています。

ところでスコットランドは昔からクラン（氏族）カルチャーが根強く、それぞれの氏族が自分ちオリジナルのチェックの模様を持っているそうである（日本の家紋みたいなものだ）。タータンチェック屋に行くとそれぞれの氏族の柄の生地が売られているのも興味深い。

現在でも連帯感の強い一部の氏族は、世界中（とくに北米）に移住した子孫も含めて今でも互いに連絡を取り合って会報を出したり同窓会みたいなこともやっているようだ。
ガイドの方に教えていただいたところ、よくアングロサクソンの姓の頭についているMcやMacという言葉は、スコットランドの言葉で「～の息子」という意味だそうである。
そう考えると、マクドナルドさんとか、マッカーサーさんとか、マッキントッシュも、先祖はスコットランド（もしくはアイルランド）だったのだろう。ドナルドの息子たち、みたいなところだろうか。そうなるとビッグマックは「でかい息子」である。