ひみつの独り言

kimura君おっかけおばさんの本音

キネマ旬報

2007-10-26 01:00:06 | Weblog
先日もちょっと触れましたけれど、大高宏雄氏がファイト・シネクラブという
コラムでHEROを取り上げてくれています。
やはり、正面切って褒められるとうれしいですね~。
映画というのは、ちゃんと批評がつく。
今まで、ドラマでどんなにいい演技をしても、なかなか正当な評価を
してもらえなかった。
TVドラマと映画とではこんなに差があるものでしょうか?
私は、テレビでも同じような批評が行われるべきだと思っているのですけれどね。
テレビは視聴率だけが云々されて、内容について責任を持って評価するひとが
いないような気がするんですが・・・?
スポンサーとかTV局との利害が絡んでいるからなのでしょうか?
それとも、TVドラマなんて、まだ批評に値するほど十分成熟してないと
思われているんでしょうか?
それならなおさら、こういった大衆文化のクオリティ向上のために、
ぜひやって欲しいですよね
現実に視聴者の方はかなり見る目を持ってきているのですから・・。
それに、提供する方もDVDなどの形で映画並みのソフトとして、
商品価値を高めようとしているし、もう、使い捨ての消費財ではなくなっていますもんね。
昔、映画俳優がどんどんテレビの世界に流れた時代がありましたが、
今は、その逆流現象が起こっています。
それは、テレビがそれだけ力をつけてきたということですよね
なのに、一方でテレビドラマ離れが起きている。
視聴者の期待に応えられるだけの内容のドラマがないからですよね?
やはり、視聴率に右往左往させられているのでしょうか?
もったいないですね~。
作る力はあると思うのですが・・。
木村君のドラマはその時点におけるテレビ界の総力戦というような気がします。
ドラマのフロンティア?
木村君は常にテレビの可能性を切り開いていく役目を果たしていますね。
これからの発展のためにも頑張って欲しいわ~。
そういう意味でも、木村君の存在は大きい。
ゆめゆめ粗末にしては、なりませんぞ~。

なんちゃって、本題はどこに?
その本題のコラムの感想なんですけど・・・・・・
木村君の演技力を高く評価してくれています。
木村君の登場によって、ドラマにリアリティが生まれ、面白くなった、
松さんのとコンビぶりも絶妙に計算された二人の演技力のたまものと
そのあたりにも好感をもってもらっています。
さらに主人公の組織に染まってない果敢な孤高ぶりが映画の見所で、
木村君は組織の一員でありながら、何者にも巻かれないニヒルな雰囲気を
うまく醸し出していると言って賞賛し、キムタクのファンになったとまで
言ってくれています
そして、HEROがキムタクのワンマン映画だからよかったとも
わかってるじゃん
全く、その通りですよね~。
木村君以外ではありえない。
木村君だからこそリアリティがあり、画面が締まって来る。
あまりにも自然なので、木村君自身と重なって見えるけれど、
あれこそ、全く計算された演技に他ならないと私は思うのです。
木村君を舐めちゃあかんずら

また、ひとり、キムタクに墜ちたおじさん、めっけ~~~


結果として、筆者が批判的に思う、フジテレビのうそ臭い組織論を打破した
真にリアルなヒーロー劇になりましたとさ。
木村君、ばんざ~い