フーレセラピーの刺激法は

よく　リンパマッサージなんかは
足首からひざ　ひざから腿の付け根に向かって流しますけど
フーレは反対方向ですよね　なにか意味があるんですか？

先日イベントでフーレを受けられたお客さまから　そんなご質問いただきましたよ

そのとおり　
リンパマッサージなどの　手先足先から心臓に向かっての方法と
フーレセラピーの刺激は逆方向です
いいところに気が付かれるなー

老廃物は　脚や腕の付け根など関節まわりに溜まりやすいので
まずその辺りを施術しないことには
汚れた血液やリンパ液をもどして排出させようとしても
そこで流れを止めてしまうことになります

あんまや指圧と同じ方法（遠心法）なのですが
たとえば
橋で交通渋滞が起きているとき　後ろから車を押したとします
前がつまった状態では　車は川に落ちてしまいますが
橋を広くしたり　橋の先の信号を青にしておけば　車は流れますよね

フーレセラピーで　腿のつけ根はまず触る箇所
たっぷりとほぐして流すべき　とても重要なところです
老廃物がたまりやすい脚のつけ根のありようで
全身の血液リンパの流れが悪くなると考えるからです
手で触るには少し抵抗のある場所でも
足であれば　お客さまからしても　さほど気にならないものです
とても気持ちがいい箇所ですよ　

さらにひとつ
フーレセラピーに　上半身のみのコースはありません
全身を流れる血液量の80％を占める　静脈や毛細血管を流れる血液
それら全身の血液を心臓にもどし
新鮮な血液をふたたび全身に送り届けることが目的のフーレセラピー
滞っている下半身をさわることなく上半身を行うことは考えられないので
どうぞご理解くださいね

下半身のフーレだけで
お腹や全身がポカポカしてきた　というお声を多くいただくのは
そういうわけなんですよ