先日 1週間ほど夏休みをいただきました
告知もないままに
暑さから逃れるように北上 得意の車中泊旅です
プランは いつもばっちり立てます
とくに真夏は
せめて標高1000mくらいなくては 夜を過ごせませんから
かつ24時間トイレが使える車中泊場所をリサーチして
しかし じっさいは流動的
プランは あくまでもプランですから
とくに今回は 思いのほか涼しくて
さみしげなお山車中泊を すべて回避できちゃいましたし
避暑旅として大成功
まともな どん散歩ができました
珍道中&良い旅だったので
景色とともに いろいろお伝えしたいとこではありますが
最最最小限のところにとどめます
本題は以下
さいごに大きなプラン変更があったくだり
車中泊地を変えた流れで
思いばかりで行けていなかった 三陸を南下
大船渡 陸前高田 気仙沼におりたつことができまして
予想にない展開でしたが
奇しくも 3.11の震災から ちょうど10年
胸に隠れていた思いが招かれたような
とても自然な成り行きに
そして じっさい目に見えたのは
まだまだ復興の途上にある現地なのでした
"震災遺産"として あえて残されたものもありますが
4階までが津波で水没
5階のベランダのパネルだけが残っているので
津波の高さがわかる集合住宅 ↓
3名の避難者の方が14.5mの津波から逃れた
旧・道の駅高田松原
建物の最上部をわずかに残して水没し
中は激しく破壊されたそうです ↓
7万本の松の中で唯一 奇跡の一本松は
この宿泊施設のおかげで
津波の直撃をまぬがれたのだそうです ↓
海岸部分はずっと
高い防波堤がはりめぐらされて
こんな光景 きっと以前とはぜんぜん違うんだろうな
新しい道の駅は
追悼と鎮魂 震災の記憶と教訓
復興への強い意志を込めた 復興祈念公園のひとつとして
うまれかわり
立ち寄った地で 食事や買物 給油など
せめて自分ができることをしてこれましたが
肌で感じてしまうと
あらためて思いがめばえるもので
24時間テレビの見方が ことしはとても積極的でした 笑
福島には いまだ時間が止まっている土地も
あるのですよね。。。
以前に戻れるときは いつか来るのでしょうか
それでも10年 時は経っている
言葉であらわせないほどの
すさまじい経験と悲しみを抱えながら
止まらずに前を向いていらっしゃる 被災された方々
忘れない
自分ができることをしてゆこう