風の子広場

特別な意味はありません。近くの広場です。
考えごとをするのに最適な場所です。
エッセーを中心に書いてゆくつもりです。

天地人(2)

2009-11-23 20:19:09 | 何でもシリーズ
昨日の辞世の句の作者は次の通り。

 あら楽し 思いは晴るる 身は捨つる

     浮き世の月に かかる雲なし

この作者は、普通じゃない。大願成就を成し
遂げこの世に何も未練はないという意思表示
なんでしょうか。       大石内蔵助

 胸の痛み 春のみぞれの 降る日なり

     薬にむせて 伏して眼を閉ず

これは、放浪の旅人 石川啄木です。

 露とおち 露と消えにし 我が身かな

     浪速のことは 夢のまた夢

これは、豊臣秀吉の辞世です。真


 身はたとい 武蔵の野辺に 朽ちぬとも

      留め置かまし 大和魂

これは、吉田松陰の辞世です。