KAZのアルバム

「KAZのおさんぽ」で掲載した写真のアルバムです
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*現在の蝶の掲載種数:153種

シルビアシジミ

2018年08月28日 | 小型シジミチョウ類
関東以西の河川敷や田んぼの縁などの日当たりの良い丈の短い草原環境に棲息する小型のシジミチョウです。
生息地は局限されどこでも絶滅危惧種状態の事が多く、なかなか目にすることの少ないシジミです。
生息地ではツバメシジミやヤマトシジミとも混棲する為、見逃されている可能性も高いと考えられています。
食草はミヤコグサ以外にもシロツメクサやヤハズソウなど他のマメ科植物も食草としていると考えられています。


(シルビアシジミ♂ 2018/8/26 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2018/8/18 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2018/8/18 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2017/9/24 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2017/9/24 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2017/9/24 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♀ 2016/10/15 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♀ 2016/10/10 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♀ 2016/10/10 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2016/8/21 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2016/6/26 千葉県鴨川市)


(シルビアシジミ♂ 2013/9/28 栃木県さくら市)


(シルビアシジミ♂ 2013/9/28 栃木県さくら市)


(シルビアシジミ♀ 2013/9/28 栃木県さくら市)


(シルビアシジミ♂ 2006/9/23 栃木県さくら市)


(シルビアシジミ♂ 2006/9/23 栃木県さくら市)


キマダラセセリ

2018年08月28日 | セセリチョウの仲間2
鮮やかなヤマブキ色と黒のコントラストが美しいセセリチョウです。
街中ではあまり見かけませんが、少し郊外に行けば草原や道端などで花に来る姿を見かけます。
関東あたりでは6月から7月にかけてと8月から9月にかけての2回ピークが見られます。


(キマダラセセリ 2018/8/25 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2015/6/30 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2012/6/24 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2012/6/23 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2011/6/12 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2010/6/12 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2010/6/12 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2009/6/27 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2008/7/7 千葉県千葉市)


(キマダラセセリ 2007/8/18 千葉県千葉市)

アカボシゴマダラ

2018年08月28日 | コムラサキの仲間
もともとはベトナムから中国、朝鮮半島、台湾などに棲息する蝶でしたが1990年代末頃から関東およびその周辺で急に分布を拡大し始めた蝶です。
日本でも奄美大島には古来から生息していますが、奄美大島産は別亜種で赤紋が大きく綺麗なリング状になり、現在関東で繁殖しているのは中国産のものが人為的に移入されたものと考えられています。
夏型はやや青味を帯びたまだら模様で後翅に赤紋が並びますが、5月に出現する第1化ではかなり白化します。
アサギマダラの仲間に擬態していると言われ、タテハチョウでありながらゆっくりと滑空するように飛びます。
多化性で夏から秋には個体数も増え、樹液や落果などに良く集まります。
割と気の強い蝶のようで、オオムラサキなどと同じように翅を開閉して他の虫を追い払いながら樹液を吸う姿が観察されます。


(アカボシゴマダラ♂ 2018/8/25 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ春型 2018/5/20 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ春型 2017/6/10 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ♀ 2016/7/18 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ♀ 2016/7/18 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ♂ 2014/7/27 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♂ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♂ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ春型 2013/5/18 皇居東御苑)


(アカボシゴマダラ♂ 2012/8/12 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♀エノキへの産卵 2012/8/12 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♀ 2012/8/12 東京都葛飾区)

モンキチョウ

2018年08月28日 | シロチョウの仲間
ほぼ日本全国に分布し平地から夏は高原や高山のお花畑でも見かける分布の広い蝶。
草原性が強く、公園の芝生や川原の土手などでも良く見かけます。
マメ科植物を広く食草とし幼虫で冬を越すと言われていますが、春の発生は早くモンシロチョウより早く
見かけることもしばしば。
♂は黄色型のみですが♀には黄色型と白色型があります。


(モンキチョウ♀♂ 2018/8/14 千葉県千葉市)


(モンキチョウ♂ 2016/8/11 千葉県千葉市)


(モンキチョウ白色型♀ 2015/9/15 千葉県千葉市)


(モンキチョウ白色型♀ 2012/9/17 千葉県千葉市)


(モンキチョウ 2012/1/9 千葉県千葉市)


(モンキチョウ白色型♀ 2011/11/13 千葉県千葉市)


(モンキチョウ交尾 2011/10/22 千葉県千葉市)


(モンキチョウ春型 2009/3/7 千葉県千葉市)


(モンキチョウ♂ 2006/7/25 千葉県千葉市)


(モンキチョウ黄色型♀産卵 2006/8/26 千葉県千葉市)

キチョウ(キタキチョウ)

2018年08月28日 | シロチョウの仲間
キチョウはモンシロチョウと並んでひらひらと花に舞ういかにも「ちょうちょ」らしい蝶ですね。
一見裏も表もまっ黄色ですが、夏型では翅の表の外縁が黒く縁取られます。
晩秋に出て来る越冬型ではこの黒い縁取りが殆ど消え、反対に翅の裏側に黒い小さな斑点が増えます。
以前は「キチョウ」と呼ばれていましたが、沖縄産のキチョウが2種いることがわかり、
本州にまで分布する方の種を「キタキチョウ」と呼ぶようになりました。


(キチョウ夏型♂ 2018/8/14 千葉県千葉市)


(キチョウ越冬型 2015/4/12 千葉県千葉市)


(キチョウ越冬型 2013/9/28 栃木県)


(キチョウ夏型吸水 2012/9/17 千葉県千葉市)


(キチョウ越冬型 2012/3/25 千葉県千葉市)


(キチョウ越冬型 2011/12/4 千葉県千葉市)


(越冬明けのキチョウ 2009/4/10 千葉県君津市)


(キチョウ越冬型 2007/11/25 千葉県君津市)


(キチョウ夏型♂ 2007/7/16 千葉県千葉市)


(キチョウ夏型♂ 2006/8/14 茨城県水戸市)


アゲハ

2018年08月28日 | アゲハチョウの仲間
里に多い身近なアゲハチョウで北海道から沖縄まで広く分布します。
ミカン科を広く食草とし庭に植えられたミカンやカラタチなどでも良く幼虫が見つかります。
成虫は花を良く訪れ、暑い夏には地面で吸水する姿も見られます。
春型は小型で色合いも明るく、可愛らしい感じがします。


(アゲハ夏型♂ 2018/8/14 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型♀ 2014/9/14 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型♂ 2014/8/24 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型♂ 2014/7/6 山梨県北杜市)


(アゲハ春型♂ 2013/5/4 千葉県千葉市)


(アゲハ春型♂ 2012/5/6 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型♀ 2012/6/23 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型♀ 2011/8/7 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型♀ 2010/9/26 千葉県千葉市)


(アゲハ夏型 2006/9/24 茨城県水戸市)
 

オオゴマシジミ

2018年08月11日 | 大型シジミチョウ類
北海道から本州の深山の渓流沿いなどで見られる大型のシジミチョウで7月末から8月に見られます。
飛翔は割と緩やかで、渓流沿いの崖地や林道沿いの草地などのクガイソウやヒヨドリバナなどで吸蜜します。
斑紋はオオルリシジミの♀やゴマシジミに似ており、幼虫の生態もゴマシジミと同じくアリの巣に入って生育します。


(オオゴマシジミ 2018/8/10 福島県南会津郡)


(オオゴマシジミ 2018/8/10 福島県南会津郡)


(オオゴマシジミ 2018/8/1 長野県松本市)

キバネセセリ

2018年08月11日 | セセリチョウの仲間1
標高1000m前後の森林地帯で見かける大型のセセリチョウで7月から8月にかけて見られます。
♂♀ともに黄褐色一色で♀の前翅には大き目の黄色い斑点がありますが、開翅しない蝶なので撮影するのは困難です。
分布は局地的な方ですが棲息地では比較的個体数は多く、何頭もの個体が同じ所で吸蜜する姿も見られます。


(キバネセセリ♀ 2018/8/10 福島県南会津郡)


(キバネセセリ 2018/8/1 長野県松本市)


(キバネセセリ 2018/7/13 長野県安曇野市)


(キバネセセリ 2017/8/10 福島県南会津郡)


(キバネセセリ 2007/8/5 長野県上高地)


(キバネセセリ 2007/8/5 長野県上高地)


(キバネセセリ 2007/8/5 長野県上高地)

サカハチチョウ

2018年08月11日 | タテハチョウの仲間
漢字の八の字を逆さにしたような模様からサカハチチョウと名が付きました。
低山地から山地の渓流沿いなどに多い小型のタテハチョウで大きさは通常のタテハの半分程度しかありません。
春夏の2回発生しますが、春と夏とでは別種のように模様や色まで変わってしまう面白いタテハチョウです。
またこの蝶は裏面がとてもカラフルな模様をしていて、春夏表裏ともにフォトジェニックな可愛らしい蝶です。


(サカハチチョウ夏型♀ 2018/8/10 福島県南会津郡)


(サカハチチョウ夏型♂ 2017/8/10 福島県南会津郡)


(サカハチチョウ夏型♀ 2017/7/22 群馬県榛名山)


(サカハチチョウ夏型 2015/8/10 長野県松本市)


(サカハチチョウ春型♂ 2015/5/10 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♂ 2015/5/10 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♂ 2014/5/25 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♀ 2014/5/17 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♂ 2007/5/5 茨城県北茨城市)


(サカハチチョウ春型♂裏面 2007/5/5 茨城県北茨城市)


(サカハチチョウ春型♀ 2006/7/15 長野県上高地)

コヒオドシ

2018年08月06日 | タテハチョウの仲間
北海道と本州の山地で見られる小型のタテハチョウで本州では主に中部地方の高山帯で見られます。
本州では標高1500m程度の沢沿いで発生し、成虫になると亜高山帯から高山帯へ移行するようです。
比較的良く花を訪れる他、崖や地面に止まる姿も良く目にします。



(コヒオドシ 2018/8/1 長野県松本市)

 
(コヒオドシ 2008/6/15 長野県上高地)

 
(コヒオドシ 2008/6/15 長野県上高地)

 
(コヒオドシ 2008/6/15 長野県上高地)

 
(エゾイラクサに止まるコヒオドシ 2008/6/14 長野県上高地)

 
(エゾイラクサ葉上のコヒオドシ幼虫 2008/6/15 長野県上高地)

 
(コヒオドシ 2005/7/17 北海道大雪山)


エルタテハ

2018年08月06日 | タテハチョウの仲間
標高1000mから2000m程度の山地に棲むタテハチョウで7月から9月頃に見られます。
路上や河原などに現われる他シラカバやダケカンバの樹幹に静止する姿も時折見かけます。
ヒオドシチョウに似ていますが翅形がやや細く、前翅後翅ともに前縁に明瞭な白斑があり良く目立ちます。


(エルタテハ 2018/8/1 長野県松本市)


(エルタテハ 2018/7/13 長野県安曇野市)


(エルタテハ 2018/7/13 長野県安曇野市)


(エルタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(エルタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(エルタテハ 2008/8/8 群馬県吾妻郡)


(エルタテハ 2008/8/8 群馬県吾妻郡)


(エルタテハ 2006/8/5 福島県南会津郡)


(エルタテハ 2006/8/5 福島県南会津郡)


(エルタテハ 2006/7/26 栃木県日光市)


アサギマダラ

2018年08月06日 | マダラチョウの仲間
淡い青緑色の半透明の翅を持つ大型で美しい蝶で日本本土では夏の高原で主に見られます。
世代を繰り返しながら渡りをすることが知られていて冬には中国南部にまで渡ることが分ってきています。
本州では新緑の頃に低山地帯で良く見かけますが、これには南から渡って来たものと関東以西の温暖な地域で幼虫越冬したものの両方がいるようです。
本州で生まれた次の世代は標高1000m程度のヒヨドリバナやリョウブの多い山地で夏を過ごし、秋には山で生まれた世代が南方を目指して渡って行きます。
関東の平地でも秋の渡りの頃にはフジバカマなどに吸蜜に訪れる個体を時折目にします。
食草がアルカロイドを含むガガイモ科植物で成虫も体内に毒を有する為、鳥などの天敵はこの蝶を食べないと言われていて、敵がいないせいかフワフワと手でも捕まえられるほどゆったりと優雅に飛ぶ蝶です。


(アサギマダラ 2018/8/1 長野県松本市)


(アサギマダラ 2017/8/10 福島県南会津郡)


(アサギマダラ 2015/8/10 長野県松本市)


(アサギマダラ吸水 2014/5/17 東京都八王子市)


(アサギマダラ♀産卵 2012/5/26 東京都港区)

 
(アサギマダラ 2008/9/9 栃木県日光市)

 
(アサギマダラ 2008/9/9 栃木県日光市)

 
(アサギマダラ 2008/8/7 群馬県吾妻郡)

 
(アサギマダラ 2008/8/7 群馬県吾妻郡)

 
(アサギマダラ 2007/10/6 千葉県千葉市)

 
(アサギマダラ 2007/10/6 千葉県千葉市)

 
(アサギマダラ 2007/10/6 千葉県千葉市)

ミヤマカラスシジミ

2018年08月06日 | 大型シジミチョウ類
山地の林縁などで7月頃に見られる大型のシジミチョウで、花で蜜を吸う姿が見られます。
良く似たカラスシジミは山地の渓流沿いで見られますが、本種は林と湿地や草地の境界付近に多い蝶です。
カラスシジミとの区別は後翅裏面の内側の黒点列がカラスシジミではジグザグのライン状になり、本種では丸い黒点列となります。


(ミヤマカラスシジミ♂ 2018/7/21 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♂ 2017/8/6 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♂ 2017/8/6 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♂ 2014/7/21 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♀ 2014/7/21 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♀ 2012/7/23 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♀ 2012/7/23 山梨県南都留郡)


(ミヤマカラスシジミ♂ 2012/7/23 山梨県南都留郡)