KAZのアルバム

「KAZのおさんぽ」で掲載した写真のアルバムです
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*現在の蝶の掲載種数:153種

キタテハ

2018年12月01日 | タテハチョウの仲間
北海道南西部から九州にまで分布する温帯性のタテハチョウ。
多化性で越冬明けの春にも良く見かけるので冬を除いてほぼ一年中姿が見られます。
夏型はくすんだ黄褐色ですが越冬する秋型は赤味の強いレンガ色となり、青い星も目立つ様になります。
裏面は枯葉の様な保護色となって枯葉の地面などに止まると見事に景色に溶け込みます。
花の他、樹液や腐果にも訪れ、早春にも一番先に姿を見せてくれる身近なタテハチョウです。
幼虫はカナムグラやアサ、カラハナソウなどのアサ科植物を食べて育ちます。


(キタテハ秋型 2018/11/27 千葉県千葉市)


(キタテハ夏型裏面 2017/8/17 千葉県千葉市)


(キタテハ秋型 2015/10/20 千葉県千葉市)


(キタテハ秋型 2014/9/30 千葉県千葉市)


(キタテハ秋型 2013/11/3 千葉県千葉市)


(キタテハ夏型 2013/9/8 千葉県千葉市)


(キタテハ秋型 2012/10/15 千葉県千葉市)


(キタテハ秋型 2012/10/8 千葉県千葉市)


(キタテハ夏型 2011/6/12 千葉県千葉市)


(キタテハ秋型 2010/11/2 栃木県日光市)


(キタテハ秋型 2010/11/7 千葉県千葉市)


(柿の実に来たキタテハ秋型 2009/11/8 千葉県君津市)

ヒメアカタテハ

2018年11月10日 | タテハチョウの仲間
分布拡大力の強い蝶で世界中の熱帯から温帯に棲息すると言われています。
寒さに弱い為に氷点下になる地域では越冬出来ませんが、海をも渡る行動力のおかげで秋には北海道まで到達します。
タテハチョウでは珍しくヨモギやゴボウなどのキク科植物を食草としています。
花が大好きでコスモスやセージなど、秋の花壇ではおなじみの蝶ですね。


(ヒメアカタテハ 2018/11/10 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2018/5/27 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ斑紋異常 2016/9/4 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2016/7/6 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2015/9/20 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2013/9/22 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2012/10/20 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2011/9/24 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2010/9/26 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2010/11/7 千葉県千葉市)


(ヒメアカタテハ 2007/10/13 千葉県千葉市)


アカタテハ

2018年11月10日 | タテハチョウの仲間
平地から山地まで分布の広いタテハチョウで花にも樹液にも良くやって来ます。
成虫で越冬し、越冬明けの頃は菜の花などにやって来るのを良く目にします。
幼虫はイラクサの仲間の葉を食べ、葉を軽く綴った巣を作って中に潜みます。
初夏から秋まで3~4回発生します。


(アカタテハ 2018/11/8 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2017/1/28 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2014/3/23 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2013/10/27 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2013/10/27 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2011/6/5 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2010/10/16 千葉県君津市)


(アカタテハ 2008/10/4 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2008/10/4 千葉県千葉市)


(アカタテハ 2008/3/1 千葉県千葉市)

キベリタテハ

2018年09月29日 | タテハチョウの仲間
ビロードのような翅に青い星を散りばめ、名前のように淡い黄色の縁取りを持った美しいタテハチョウ。
本州中部から北海道の山地に棲息し、本州中部では標高1500m前後の山地帯で見られます。
日本では年1回のみの発生で、8月の後半から9月にかけて山地の崖や河原などで見かけます。
花に来ることはなく樹液や河原で吸水するのを良く見かけ、樹の幹や木造家屋などにも良く止まります。


(キベリタテハ 2018/8/10 福島県南会津郡)


(キベリタテハ 2011/9/10 栃木県日光市)


(キベリタテハ 2011/9/10 栃木県日光市)


(キベリタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(キベリタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(キベリタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(キベリタテハ 2006/9/11 北海道千歳市)


(キベリタテハ 2006/9/11 北海道千歳市)

サカハチチョウ

2018年08月11日 | タテハチョウの仲間
漢字の八の字を逆さにしたような模様からサカハチチョウと名が付きました。
低山地から山地の渓流沿いなどに多い小型のタテハチョウで大きさは通常のタテハの半分程度しかありません。
春夏の2回発生しますが、春と夏とでは別種のように模様や色まで変わってしまう面白いタテハチョウです。
またこの蝶は裏面がとてもカラフルな模様をしていて、春夏表裏ともにフォトジェニックな可愛らしい蝶です。


(サカハチチョウ夏型♀ 2018/8/10 福島県南会津郡)


(サカハチチョウ夏型♂ 2017/8/10 福島県南会津郡)


(サカハチチョウ夏型♀ 2017/7/22 群馬県榛名山)


(サカハチチョウ夏型 2015/8/10 長野県松本市)


(サカハチチョウ春型♂ 2015/5/10 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♂ 2015/5/10 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♂ 2014/5/25 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♀ 2014/5/17 東京都八王子市)


(サカハチチョウ春型♂ 2007/5/5 茨城県北茨城市)


(サカハチチョウ春型♂裏面 2007/5/5 茨城県北茨城市)


(サカハチチョウ春型♀ 2006/7/15 長野県上高地)

コヒオドシ

2018年08月06日 | タテハチョウの仲間
北海道と本州の山地で見られる小型のタテハチョウで本州では主に中部地方の高山帯で見られます。
本州では標高1500m程度の沢沿いで発生し、成虫になると亜高山帯から高山帯へ移行するようです。
比較的良く花を訪れる他、崖や地面に止まる姿も良く目にします。



(コヒオドシ 2018/8/1 長野県松本市)

 
(コヒオドシ 2008/6/15 長野県上高地)

 
(コヒオドシ 2008/6/15 長野県上高地)

 
(コヒオドシ 2008/6/15 長野県上高地)

 
(エゾイラクサに止まるコヒオドシ 2008/6/14 長野県上高地)

 
(エゾイラクサ葉上のコヒオドシ幼虫 2008/6/15 長野県上高地)

 
(コヒオドシ 2005/7/17 北海道大雪山)


エルタテハ

2018年08月06日 | タテハチョウの仲間
標高1000mから2000m程度の山地に棲むタテハチョウで7月から9月頃に見られます。
路上や河原などに現われる他シラカバやダケカンバの樹幹に静止する姿も時折見かけます。
ヒオドシチョウに似ていますが翅形がやや細く、前翅後翅ともに前縁に明瞭な白斑があり良く目立ちます。


(エルタテハ 2018/8/1 長野県松本市)


(エルタテハ 2018/7/13 長野県安曇野市)


(エルタテハ 2018/7/13 長野県安曇野市)


(エルタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(エルタテハ 2008/9/9 栃木県日光市)


(エルタテハ 2008/8/8 群馬県吾妻郡)


(エルタテハ 2008/8/8 群馬県吾妻郡)


(エルタテハ 2006/8/5 福島県南会津郡)


(エルタテハ 2006/8/5 福島県南会津郡)


(エルタテハ 2006/7/26 栃木県日光市)


シータテハ

2018年07月16日 | タテハチョウの仲間
裏面に銀白色のCの字型の紋があることからシータテハの名が付きました。
斑紋はキタテハに似ますがやや小型で翅の切れ込みが深く本州では1000m前後の山地に棲息します。
夏型と秋型があって秋型の方が色が濃くて切れ込みも深く、北海道産はこの特徴がさらに顕著になります。
崖や道路に良く吸水に来る他、花にもよくやって来ます。


(シータテハ夏型♀ 2018/7/8 茨城県北茨城市)


(シータテハ秋型 2011/9/10 栃木県日光市)


(シータテハ夏型 2011/7/29 長野県上高地)


(シータテハ夏型 2009/7/25 長野県上高地)

 
(シータテハ秋型 2008/9/9 栃木県日光市)

 
(シータテハ夏型 2006/7/26 栃木県日光市)

 
(シータテハ夏型 2006/7/26 栃木県日光市)


(シータテハ秋型 2006/9/11 北海道恵庭市)

 
(シータテハ秋型 2006/9/11 北海道恵庭市)

 
(シータテハ秋型 2006/8/5 福島県南会津郡)

 
(シータテハ秋型 2006/8/5 福島県南会津郡)

ヒオドシチョウ

2018年06月27日 | タテハチョウの仲間
以前はオオムラサキやゴマダラチョウと並んで里山の雑木林の代表的なタテハチョウでした。
その後里山が少なくなるとともにだんだん姿を消し、今では平地ではあまり見られない蝶になってしまいました。
幼虫はエノキやヤナギ類の葉を食べて育ち、年1回平地では6月頃に姿を見せ樹液や果物などにやって来ます。
夏から秋はあまり見かけませんが、翌春越冬から覚めてボロボロになった姿を桜の咲く頃によく見かけます。


(ヒオドシチョウ 2018/5/27 千葉県千葉市)


(ヒオドシチョウ 2015/6/7 千葉県千葉市)


(ヒオドシチョウ 2015/6/7 千葉県千葉市)


(ヒオドシチョウ 2013/7/20 群馬県長野原町)


(ヒオドシチョウ裏面 2013/7/20 群馬県長野原町)


(ヒオドシチョウ 2010/7/18 長野県上高地)


(ヒオドシチョウ 2008/7/15 長野県東御市)


(越冬明けのヒオドシチョウ 2007/4/27 群馬県赤城山)


(ヒオドシチョウ 2006/7/26 栃木県日光市)

ルリタテハ

2014年06月07日 | タテハチョウの仲間
名前のとおりルリ色をした美しいタテハチョウで日本全国に分布します。
翅に走るブルーの帯は特に後翅で南に行くほど太くなる傾向が見られます。
♂は縄張りを作る傾向が強く、岩や杭の上など目立つ場所を占有し、付近を飛ぶものをことごとく追飛します。
幼虫の食草はサルトリイバラ、サンキライ、ホトトギス類、タケシマラン類などのユリ科植物。


(ルリタテハ 2014/3/23 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2013/10/27 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2012/6/23 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2012/6/23 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2011/8/27 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2011/4/5 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2010/3/22 千葉県千葉市)


(ルリタテハ 2006/3/11 千葉県千葉市)

コヒョウモンモドキ

2013年11月05日 | タテハチョウの仲間
色や斑紋がヒョウモンの仲間に似ていますがヒョウモンとは別の小型のタテハチョウの仲間です。
標高1500m前後の火山性の山地草原に見られますが、近年では生息地が少なくなりつつあります。
1970年頃までは日光の戦場ヶ原にもいましたが、鹿の食害で食草のクガイソウが無くなり絶滅しました。


(コヒョウモンモドキ 2013/7/20 群馬県長野原町)


(コヒョウモンモドキ 2013/7/20 群馬県長野原町)


(コヒョウモンモドキ 2011/7/17 長野県東御市)

 
(コヒョウモンモドキ 2008/7/20 長野県東御市)

 
(コヒョウモンモドキ 2008/7/20 長野県東御市)

 
(コヒョウモンモドキ 2008/7/20 長野県東御市)

 
(コヒョウモンモドキ 2008/7/15 長野県東御市)

 
(コヒョウモンモドキ 2008/7/15 長野県東御市)

クジャクチョウ

2013年11月01日 | タテハチョウの仲間
クジャクの羽のような美しい模様を持った、代表的な山のタテハチョウです。
寒冷地を除いて多くの場合は夏の初めと終わり頃の2回発生し、アザミ、クガイソウ、ヤナギラン、マツムシソウなどの高原の美しい花に舞います。
良く翅を開いてくれる蝶ですが、美しい翅の表に反して裏面は黒一色に塗りつぶされます。


(クジャクチョウ 2013/7/20 群馬県長野原町)


(クジャクチョウ 2012/7/16 長野県東御市)


(クジャクチョウ 2010/7/18 長野県上高地)


(クジャクチョウ 2009/7/25 長野県上高地)

 
(クジャクチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡)

 
(クジャクチョウ 2008/7/20 長野県東御市)

 
(クジャクチョウ 2008/7/15 長野県東御市)

 
(クジャクチョウ 2005/8/16 茨城県大子町)

 
(クジャクチョウ 2005/8/16 茨城県大子町)

 
(クジャクチョウ 2005/8/16 茨城県大子町)