KAZのアルバム

「KAZのおさんぽ」で掲載した写真のアルバムです
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*現在の蝶の掲載種数:153種

アカボシゴマダラ

2018年08月28日 | コムラサキの仲間
もともとはベトナムから中国、朝鮮半島、台湾などに棲息する蝶でしたが1990年代末頃から関東およびその周辺で急に分布を拡大し始めた蝶です。
日本でも奄美大島には古来から生息していますが、奄美大島産は別亜種で赤紋が大きく綺麗なリング状になり、現在関東で繁殖しているのは中国産のものが人為的に移入されたものと考えられています。
夏型はやや青味を帯びたまだら模様で後翅に赤紋が並びますが、5月に出現する第1化ではかなり白化します。
アサギマダラの仲間に擬態していると言われ、タテハチョウでありながらゆっくりと滑空するように飛びます。
多化性で夏から秋には個体数も増え、樹液や落果などに良く集まります。
割と気の強い蝶のようで、オオムラサキなどと同じように翅を開閉して他の虫を追い払いながら樹液を吸う姿が観察されます。


(アカボシゴマダラ♂ 2018/8/25 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ春型 2018/5/20 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ春型 2017/6/10 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ♀ 2016/7/18 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ♀ 2016/7/18 千葉県千葉市)


(アカボシゴマダラ♂ 2014/7/27 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♂ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♂ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ春型 2013/5/18 皇居東御苑)


(アカボシゴマダラ♂ 2012/8/12 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♀エノキへの産卵 2012/8/12 東京都葛飾区)


(アカボシゴマダラ♀ 2012/8/12 東京都葛飾区)

コムラサキ

2018年07月16日 | コムラサキの仲間
平地から山地まで広く分布するタテハチョウで、紫色の構造色に輝く美しいタテハチョウです。
ヤナギ類が食樹で平地では6月頃と8月頃にシダレヤナギの梢を飛ぶ姿を見かけます。
山地では年1化ですが生息数は多く、7月末頃から8月にかけて渓流沿いなどで多くの個体を目にします。
成虫は花には来ず、樹液や汚物や水の染み出た崖などに集まります。


(コムラサキ 2018/7/8 茨城県北茨城市)


(コムラサキ 2015/7/25 東京都葛飾区)


(コムラサキ 2014/7/27 東京都葛飾区)


(コムラサキ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(コムラサキ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(コムラサキ 2013/7/20 群馬県長野原町)


(コムラサキ 2012/8/12 東京都葛飾区)


(コムラサキ 2011/7/30 長野県上高地)


(コムラサキ 2011/7/29 長野県上高地)

オオムラサキ

2015年09月02日 | コムラサキの仲間
北海道から九州までの里山の雑木林に棲息する大型のタテハチョウで、日本の国蝶に指定されています。
年に一度6月下旬から7月にかけて、食樹であるエノキやクヌギの多い雑木林に現れ樹液に集まります。
大きくがっしりとした体からは蝶の王者の雰囲気も漂い、縄張りに入ってくるスズメ等も追いかけてしまう等、大変気の強い蝶です。


(オオムラサキ求愛 2015/8/8 千葉県千葉市)


(オオムラサキ♀ 2015/8/8 千葉県千葉市)


(オオムラサキ♂ 2014/7/6 山梨県北杜市)


(オオムラサキ♀ 2013/7/13 千葉県千葉市)


(オオムラサキ♂ 2012/7/26 山梨県北杜市)


(オオムラサキ♂ 2012/7/26 山梨県北杜市)


(オオムラサキ♀ 2012/7/26 山梨県北杜市)


(樹液に集まるオオムラサキ 左から♀♂♂ 2012/7/26 山梨県北杜市)


(樹液に集まるオオムラサキ 2012/7/26 山梨県北杜市)


(オオムラサキ♂ 2011/7/24 千葉県千葉市)


(オオムラサキ♀ 2011/7/16 千葉県千葉市)


(オオムラサキ 2011/7/16 千葉県千葉市)


(オオムラサキ♂ 2011/7/9 千葉県千葉市)

ゴマダラチョウ

2014年08月09日 | コムラサキの仲間
国蝶のオオムラサキに近い種で、オオムラサキと同じく幼虫はエノキの葉を食べます。
習性もオオムラサキに似て、成虫はクヌギやコナラなどの樹液に集まります。
斑紋のパターンはオオムラサキと同じですが色は白黒のみで、オオムラサキのモノクロ版といったところ。
今は里山の雑木林が減ってしまって、雑木林の蝶も減ってしまいましたが、以前はヒオドシチョウなどと並んで樹液で見られる身近な蝶でした。


(ゴマダラチョウ 2014/7/27 東京都葛飾区)


(ゴマダラチョウ 2013/8/19 千葉県千葉市)


(ゴマダラチョウ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(ゴマダラチョウ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(樹液を吸うゴマダラチョウとコムラサキ 2013/7/28 東京都葛飾区)


(クヌギの樹液を吸うゴマダラチョウ 2011/7/26 千葉県千葉市)


(ゴマダラチョウ3化 2010/10/2 千葉県千葉市)


(ゴマダラチョウ3化 2010/10/2 千葉県千葉市)


(ゴマダラチョウ 2009/5/28 千葉県千葉市)

 
(ゴマダラチョウ 2008/9/3 千葉県千葉市)

 
(カラスザンショウでの吸蜜 2006/7/30 千葉県南房総市)