KAZのアルバム

「KAZのおさんぽ」で掲載した写真のアルバムです
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フモトスミレ

2009年03月31日 | 野のスミレ
白いスミレが続きます、きょうはフモトスミレ。
昨日のニョイスミレとは正反対で、こちらは乾いた林の中で見られます。
この写真を撮影したのも、房総の明るい杉林の中でした。
ニョイスミレよりは大きいですが、それでもやはり小ぶりのスミレで、
東北地方から九州まで見られます。
なかなか花形の良いスミレで、ちょっとおすましした様に咲いています。


(フモトスミレ 2008/4/12 千葉県君津市 SONY DSC-R1)

ニョイスミレ

2009年03月30日 | 野のスミレ
ニョイスミレは田んぼや池の周り、沢沿いなどの湿った場所に見られる小さなスミレです。
昔はツボスミレと呼んでいましたが、最近はニョイスミレと呼ばれる事が多い様です。
良く群生するスミレで、田んぼの畦にびっしり咲いているのを見かけたりします。
花は小さいですが、白い花の中に紫のスジが入ってなかなか綺麗なものです。
ほぼ日本全国で見られる様です。


(ニョイスミレ 2008/5/7 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)


(ニョイスミレ 2008/5/7 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)

マルバタチツボスミレ

2009年03月28日 | 野のスミレ
以前房総の山林でニオイタチツボスミレの多い林を見つけました。
そこには他にタチツボスミレも結構咲いていました。
よく見ると所々に色の濃いタチツボスミレが見られます。
しかしタチツボスミレにしては花も葉も丸くて何だか変です。
後で調べたらニオイタチツボシミレとタチツボスミレの雑種で、
マルバタチツボスミレと分りました。


(マルバタチツボスミレ 2006/4/4 千葉県君津市 CASIO EX-P505)

オトメスミレ

2009年03月27日 | 野のスミレ
タチツボスミレはスミレの中でも変種や雑種の多いスミレで、様々な地方品種や雑種があります。
きょうのオトメスミレもタチツボスミレの白花品種で、種としてはタチツボスミレにあたります。
名前の由来は最初の発見地が乙女峠という所だったとか。
花色や花姿もやさしげで、どことなく乙女の風情が漂います。


(オトメスミレ 2007/4/1 千葉県君津市 SONY DSC-R1)

オオタチツボスミレ

2009年03月25日 | 野のスミレ
上高地の徳沢へニリンソウを見に行った時、森の中で咲く背の高いスミレを見つけました。
花はタチツボスミレに似ていますが、背丈が異様に高いスミレでした。
帰って調べるとオオタチツボスミレ、日本海側の山地や北海道など、積雪地に多いスミレの様です。
特徴はその草姿、一本の茎が地上高く立ち上がり、上の方で葉と花が分岐します。


(オオタチツボスミレ 2008/6/14 長野県上高地 SONY DSC-R1)

ニオイタチツボスミレ

2009年03月24日 | 野のスミレ
淡い色が多いタチツボスミレの仲間で一際鮮やかなスミレがあります。
濃い紫色が美しいニオイタチツボスミレです。
多くのスミレには香りはありませんが、このニオイタチツボスミレには香りがある様です。
分布は広く北海道南部から四国九州でもみられ、千葉市内でも雑木林などでたまに見かけます。


(ニオイタチツボスミレ 2008/4/12 千葉県君津市 SONY DSC-R1)


(ニオイタチツボスミレ 2008/4/7 千葉市 SONY DSC-R1)

タチツボスミレ

2009年03月23日 | 野のスミレ
きょうはタチツボスミレ、関東あたりではいちばん身近で見られるスミレですね。
春に郊外の雑木林などを歩いていると、明るい林床や道端などで沢山咲いているのを見かけます。
比較的多いコスミレに良く似ているのですが、タチツボスミレは葉がハート型なのに対して、
コスミレは成長すると長めの三角形になってきます。
また、タチツボスミレは成長すると地上茎から葉や蕾が分岐して出てきますが、
コスミレには地上茎が無く、根元から葉と蕾が別々に出ています。


(タチツボスミレ 2007/4/21 栃木県日光市 SONY DSC-R1)


(タチツボスミレ 2008/4/12 千葉県君津市 SONY DSC-R1)


(タチツボスミレ 2008/4/12 千葉県君津市 SONY DSC-R1)

ヒナスミレ

2009年03月22日 | 野のスミレ
日本に自生するスミレで一番可憐だと言われているのがこのヒナスミレ。
フリルの付いた様な淡いピンクの大きな花には、可憐さと気品さえも感じます。
葉は先の尖った独特の形をしていて、花が無くても割に目立ちます。
山地性でやや日陰の登山道脇などで見かけます。


(ヒナスミレ 2008/05/07 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)


(ヒナスミレ 2007/04/27 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)

エイザンスミレ

2009年03月21日 | 野のスミレ
野生のスミレはみんな良く似ていてなかなか区別するのに苦労をします。
でもきょうのエイザンスミレは葉に特徴があって他のスミレとは趣がかなり違います。
なかなか均整のとれた花の形をしていて、白とピンクの2色があります。
日なたで見かける事はあまり無く、低山地の湿った日陰などに多いスミレです。
白花のものはヒゴスミレに似ていますが、ヒゴスミレの方が葉がより細かく分かれます。


(エイザンスミレ 2008/05/07 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)


(エイザンスミレ 2007/04/21 栃木県日光市 SONY DSC-R1)


アケボノスミレ

2009年03月19日 | 野のスミレ
早春の山を歩いていると色々なスミレに出会います。
多くは数枚の葉を伸ばし、その中心から蕾が立ち上がって花をつけます。
でもこのアケボノスミレは蕾だけが地面から出てきて、花が咲く頃やっと葉が出始めます。
枯葉の間にぽつんと花だけ出ている姿が、何とも不思議な感じを受けます。
でも花は濃いピンクでとても綺麗なスミレです。


(アケボノスミレ 2008/5/7 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)

アカネスミレ

2009年03月18日 | 野のスミレ
しっとりした赤紫の綺麗なスミレで、関東では平地から山地にかけて見られます。
葉にはつやが無く、短い毛が生えていて触るとザラついた感じがします。
側弁の基部には白いブラシの様な毛が目立ちます。
赤みの強い紫なので、朝日や夕陽を受けるとなかなか綺麗な花です。


(アカネスミレ 2007/5/7 茨城県北茨城市 SONY DSC-R1)


(アカネスミレ 2008/4/7 千葉県千葉市 SONY DSC-R1)


(アカネスミレ 2008/5/7 群馬県赤城山 SONY DSC-R1)