~旅とアート~

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パキスタン(フンザ)旅行記#30-世界遺産タキシラのガンダーラ遺跡

2010-05-31 20:49:49 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓ジョウリアン僧院(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

10日目

14時半にタキシラに到着し、まずは街中のレストランでランチです。
Nさんには、夕食まであまり時間が空かないので食べ過ぎないようにと言われましたが、
空腹だったのと、美味いのとでたくさん食べてしまいました。




腹ごしらえの後は、博物館に向かいます。
庭はきれいに整備され、ブーケンビリアなどの花が目を楽しませてくれました。


綺麗な庭


博物館の中にはガンダーラ遺跡が展示され、堀の深い顔立ちをした仏像や、
装飾品などところせましと並んでいました。
見学者も結構たくさんいて、人気の高さが伺えます。




みんなで見学していると、警備員の人が、
普段は公開していない展示室を開けてくれるというので入らせてもらいました。
長年現地ガイドをしているSさんも、初めて入るということで嬉しそうでした。
中には金銀に輝く装飾品がたくさん展示されていて、
外に飾られているものに比べると高価そうだなという感じです。
他の人に見つかるとまずいとのことで、さっとしか見れませんでしたがラッキーでした。


未公開の部屋


次はジョウリアン僧院へ向かいます。
丘の上にあるので、麓でバンを下りてから10分ほど階段を上り到着。
フンザとはうってかわって、タキシラまで南下するとかなり暑くもう汗だくです。




係りの人に案内され小さな敷地内を見学しますが、
美しいレリーフが施されたストゥーパや仏像など、好きな人にはたまらないみたいです。
奥には昔、僧侶達が暮らしていた石組みの部屋があり、
それにとり囲まれた広場が広がっていました。








一回りして再びバンにのり、今度はシルカップ遺跡です。
こちらは古代都市遺跡で、広い土地には碁盤の目のように石垣が立ち並び、
その間をメインストリートがまっすぐに貫いています。
この町がまだあった頃、メインストリートの両側には寺院や商店が建っていました。
中には日時計の跡もあり、生活感も感じられます。
ここでは、夕日の中を地元の人がのんびり散歩したり、デートしたりしていて、
みんなの憩いの場所のようです。










これで今回のツアーで訪れる観光地はすべておしまいです。
みんなで感慨にひたりながらイスラマバードへ向かいました。


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パキスタン(フンザ)旅行記#29-パキスタンで垣間見る日本

2010-05-29 12:19:18 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓カラコルムハイウェイ沿いの村(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

10日目

いよいよパキスタン旅行も今日で最終日です。

7時に朝食を食べた後、少し時間があったのでホテルを散策してみました。
目の前にインダス川がゆったりと流れ、まわりは山に囲まれています。
眼下の川原には地元の人が牛を連れてきていたり、対岸では学生が登校し始めていたり、
なんだかとてものんびりとした朝でした。


レストラン






8時ホテル出発。
引き続きカラコルムハイウェイを南下し、タキシラへ向かいます。

パキスタンではよく、車の屋根の上に乗っている光景を見ますが、
もっぱら上に乗るのは若い男性で、車中には女性やお年寄りを乗せるそうです。
当然といえば当然ですが、外の方が涼しくて景色がいいので好きでそうしているらしい。
しかし、値段は中も外も一緒です。




途中、インダス川を見下ろすカラコルムハイウェイ記念碑と、
インダス川が見れる最終ポイントで写真ストップ。
その最終ポイントでは、パキスタンと日本の国旗が並んで描かれた看板が建っていました。
聞くと、日本の支援で建てられた建物があるとか。
パキスタンを旅行していると、いたるところで日本の国旗を目にしましたが、
それは2005年9月に起きたパキスタン北部の大地震で日本が多くの支援をしたからだそうです。
もちろんそれ以外のものもありますが、
パキスタンに来るまで、こんなにも日本と関わりのある場所が多いとは知りませんでした。


カラコルムハイウェイ記念碑


カラコルムハイウェイ記念碑から見たインダス川


インダス川が見える最終ポイント


パキスタンと日本の国旗が描かれた看板


このあたりにくると、鮮やかな緑に輝く段々畑が目に付くようになりました。
雨上がりの朝日に照らされたその山間の風景はかなり綺麗。
植えられているのはお米で、日本の品種もあるそうです。


鮮やかな田んぼ


タキシラまではいくつもの大きな村や町を抜けていきます。
どこも活気があって、人や車、お店もいっぱい。
アジアと中東が交じり合った感じです。










途中のガソリンスタンドでドライバーのHさんの子供達と待ち合わせ。
お父さんと1週間以上も会えなくて寂しくなった末っ子の娘さんが連絡してきたそうです。
しかし、行ってみるとその娘さんは渋滞に巻き込まれて間に合わず、
代わりに息子さんが登場しました。
年頃の男の子らしくちょっと恥ずかしそうにしていて、その姿が微笑ましい。
お父さんからお土産を受け取って、私たちとも挨拶し、自転車で去っていきました。


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パキスタン(フンザ)旅行記#28-雨のカラコルムハイウェイをベシャムへ

2010-05-28 20:22:01 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓雨のカラコルムハイウェイ(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

9日目

ランチのレストランに着いたのはなんと15時半。
来るときにお茶をしたお店でした。
非常食のおにぎりは食べたもののそれだけでは足りるはずもなく、
まずは黙々といただきます。

今日はこのあとベシャムのホテルに直行で、着いたらすぐに夕食ですが、
また途中で何があるかわからないので、とりあえずお腹一杯に食べておきました。
やっと空腹もおさまり体も温まって、食後のチャイでほっと一息。

天気も悪いせいか、外はもうすでに薄暗くなっています。
お店の人に挨拶をして16時半前に出発。

雨が降ったせいで、切り立った崖の岩の間から勢いよく水が噴出し、
滝となってカラコルムハイウェイに降り注ぎ、崖下のインダス川に流れ落ちていきます。
ただでさえすぐに崩れてきそうな岩壁なのに、ますます危険が高まりました。
ドキドキしながら、この先何もないことを祈りつつ、
真っ暗になった山道を飛ばして、なんとか無事ホテルに到着。
時刻は20時。

ここは国営のホテルで、気持ちいいくらいに飾りっ気がありません。
部屋割りの時、私は新館を選びましたが、
インダスビューが自慢だという旧館を選んだ人は、

失敗した

と言っていました。
何が失敗かというと、とにかく古くて(旧館だけあって)、
バスルームには大きな桶しかないとのこと。
新館にはバスタブ付のシャワーがちゃんとあり、部屋もそこそこ綺麗でした。


ガランとした部屋


すぐに夕食ということで、ホテル内のレストランへ向かいます。
どうやら今日の宿泊客は私達だけのよう。
お昼にたくさん食べてまだお腹も空いていなかったので、軽めにいただきました。




食べながらみんなとおしゃべりしていると、
突然、ゴゴゴゴ…という地鳴りのような音がして、部屋が揺れ始めました。
とっさに、崖崩れか、テロかと考えましたが、
かけつけてくれたスタッフに聞くと地震とのことでした。
日本にいたら、真っ先に地震だと思ったでしょうが、
このときはまわりの状況から、そんなふうに思ってしまいました。

幸い揺れはすぐにおさまりことなきを得ましたが、
そんなに大きな揺れでなくても建物の強度が違うので、やはりちょっと怖かったです。

思わぬ地震でびっくりしながらも、今日の疲れが出て眠くなったので
部屋に戻り熱いシャワーを浴びてベッドに入りました。


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告白-湊かなえ

2010-05-27 20:46:06 | おすすめ小説
↓学校の桜(東京)



今日、湊かなえさんの「告白」を読みました。



以前から、目の端ではチラチラ見ていたのですがなかなか手が出ず、
この間「この本を一緒に買うとポイント3倍」というのにつられて買ってみました。

この本の紹介では、


「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。


というように書かれており、冒頭の文章にはちょっと興味を引かれましたが、
実際に読んでみると、第一章でそれ以上の衝撃を受ける事になりました。

ひとつの事柄をその関係者がそれぞれの立場で語っていくのですが、
同じ事件なのに、その人によってこうもとらえ方が違うのかという、
当然といえば当然のことをまざまざと見せつけられ、
いかに普段、主観で生きているのかということを気づかされました。

それとは別に、今回もうひとつ気づいたことがりました。
それは、直接本の内容とは関係ないことですが、
この本を読んだ人の感想を見て思ったことです。

「○○のやったことは間違ってる」

というように、
本に出てくる登場人物の行動、ひいては作者についてまでひどく中傷しているのですが、
この感想はいったいなんなのだろう…という疑問です。

確かに本の中では酷いことをしていて、これが現実なら確実に「間違っている」のですが、
これはあくまで、物語の中で生きているキャラクターがやっていることであって、
そんなことをいちいち批判していたら、
例えば、猟奇殺人が起こる物語なんて書けないのではないかと思うのです。

「○○のやったことには共感できない」

というなら大いに納得なのですが、これを書いた作者まで批判するなんて、
現実と物語を混同しているのではないかと思ってしまいます。

物語は物語として割り切って読むものだ、と思う今日この頃。


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パキスタン(フンザ)旅行記#27-チラスとシャティアールの岩絵

2010-05-26 20:51:04 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓デコトラの運転手さん(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

9日目

美しいナンガパルバットを堪能し感動の中出発。
しばらく行くと、行きに橋が壊れて足止めをくったジャグロットの町に着きました。
そしてそこには、あの時と同じ、トラックが道に連なる光景が広がっていました。
どうやら簡易的に作った橋からの坂道で、一台のトラックが立ち往生をしているようです。
仕方がないので、他の運転手たちと一緒に暇つぶし。
ここからも遠くにナンガの姿が見えました。


橋が壊れた現場




デコトラの渋滞


遠くに見えるナンガ / 工事現場のランチタイム


笛を吹いて暇つぶし


そうこうするうちに、車が流れ始めました。
急いでバンに戻り、橋に差し掛かりますが交通整理もなく
みんなが一気になだれ込んでくるので渡り終えるまでに一苦労。
その後も渋滞した狭い道を抜けるのに四苦八苦しました。
何度も止まりながらのろのろと進んでいると、バンの外から、

マジョ~

と聞き覚えのある声がしました。
行きに顔見知りになった子供達が再び私達を見つけて追いかけてきたのです。
 →そのときの模様はこちら

このたくさんの車の中から私達を発見したのもすごいですが、
「マジョ」という単語を覚えていたのにもびっくりです。
すでにバンは渋滞を抜けたところだったので、
そのまま手を振っただけでお別れになってしまいましたがまた会えて嬉しかったです。


やっと渋滞を抜ける


路肩に並んだ車の列を抜け、再びカラコルムハイウェイを疾走します。
今では見慣れた荒々しい風景が広がりますが、
やはりそのスケールの大きさには目を見張るものがあります。


カラコルムハイウェイを走る


そんな中、青空トイレのためにバンを下りて休憩していると、
遠くの方から歩いてくる人影が見えました。
彼らはこの険しい山道を徒歩で移動しているのです。
しかし、そんな厳しさは微塵も感じさせず、
壮大な景色を背景に歩くその姿はとても優雅で、
思わず見入ってしまうほどカッコいいものでした。


のんびりと歩く地元の人


彼らを見送りバンに乗り込みます。
川幅の狭くなったインダス川沿いにしばらくいくとチラスの岩絵に到着。
道路脇の岩にひっそりと描かれているのですが、パッと見ても素晴らしい仏像です。
Sさんの話によると有名な画家が描いたのだとか。


チラスの岩絵


インダス川


次にシャティアールの岩絵に向かいますが、途中からパラパラと雨が降り出しました。
雨で濡れた岩には、幾何学模様のような絵があちこちに描かれていましたが、
濡れたせいかよく見えませんでした。
またチラスの方に比べると、そんなに目を見張るものでもなかったのですぐに出発。


シャティアールの岩絵


時刻はお昼過ぎ。
これからランチに向かいますが、渋滞で時間がとられたのでちょっと遅くなるとのこと。
もうお腹がペコペコでしたが、
Nさんが非常食におにぎりを用意しておいてくれたので助かりました。


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パキスタン(フンザ)旅行記#26-パキスタンの高峰ナンガパルバット

2010-05-24 21:44:53 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓8,126mの高峰ナンガパルバット(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

9日目

早朝4時半。
モーニングコールで起床。
バルコニーに出てみると、当然ながら外はまだ夜明け前です。
寝ぼけ眼で荷物をまとめて、朝食を食べにレストランへ。
さすがに来ているのは私達のツアーだけでひっそりとしていました。
チャパティと焼きたてのオムレツはとても美味しく、
こんなに朝早くから用意してくれたホテルのスタッフに感謝です。

部屋に戻って再びバルコニーに出ると、うっすらと明るくなっていました。
そして、朝もやに煙る町に、コーランのお祈りの声が厳かに響いています。
パキスタンの人はすでに一日の活動を始めているのでしょう。


夜明けの町にコーランが響く


出発するために外へ出ると雨がパラパラ降ってきました。
昨日は着いたのが夜だったので気づきませんでしたが、ホテルの庭はとても広く、
ジャスミンなどの花が綺麗に咲いていました。
本当に1泊だけではもったいないです。


ホテルの庭から


6時、素敵なホテルに後ろ髪引かれつつ出発。
今日はべシャムまで長距離移動です。
途中、行きに立ち寄った三大山脈の合流点を通り過ぎ、
険しい山道をひた走っていくと、だんだんと天気が良くなってきました。

これなら、パキスタンの高峰ナンガパルバット(8,126m)が見えるかもしれない。

今まで何度かあったナンガ展望ポイントでは何れも不発で、
今日の前半の移動中が最後のチャンスでした。
もうみんな祈るような気持ちで、車窓の外を見つめます。

すると、

見えたーー!

前方を見ると大きな雪山が聳え立っていました。
歓声と拍手がわきおこり、トイレ休憩も兼ねてガソリンスタンドで写真ストップ。
みんな、また山が雲に隠れてしまわない内に、トイレそっちのけで撮影ポイントに走ります。
目の前に迫る真っ白に雪を被った8000m級の山は本当に大迫力。
夢中でシャッターを押しました。




あ~最後に見れてよかった

春霞でボンヤリとしていましたが、とにもかくにも一目でも拝めて満足です。


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父の日ギフト

2010-05-23 10:18:47 | 買い物
先日、父の日ギフトを購入しました。
まだちょっと早いですが、おかげで「早割り」でお得にゲット。
母の日のときは出遅れて、「早割り」どころか、
「締め切り」とか「売り切れ」などに見舞われたので、その二の舞は回避できました。

今回、丸一日かけてようやく決めた品はこちら(グラスなしのやつ)。

 グラス付のもある


これは、高さ30cmもある陶器の瓶入りで国際品評会などで金賞を受賞したビールです。
一本一本にシリアルナンバーがふられ、
毎年数量限定ですぐに売り切れてしまうというので今回選んでみました。
父の日カードもいれてくれます。

あともうひとつおまけに、
実家の朝食はいつもパンなので、デニッシュ食パンで有名なボロニヤのパンもつけました。
これはたまたま見つけた「初回限定お試しセット」でお一人様一回限りのお買い得品です。



お試しセットなのでラッピングはできませんが、実家に送るので問題ないでしょう。
ちょっと高くなりますが、贈答用もいろいろあるようです。




今回は買いませんでしたが、
他にもいろいろとステキなものがあり、どれにするかかなり悩みました。






こちら↓に父の日ようのギフトがたくさんあります。

パキスタン(フンザ)旅行記#25-ヘナ体験

2010-05-22 10:47:17 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓ヘナを乾燥中(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

8日目

夕食の時間になったので、レストランへ向かいます。
場所がわからずちょっと迷っていたら、すかさずジェントルなスタッフが教えてくれて無事発見。
扉を開けると、
まるでどこかのお城のパーティー会場(私にはそう見えた)のような空間が広がり、
キラキラした器に何種類ものおいしそうな料理が並べられていました。
好きな料理をお皿にとってテーブルにつき、さっそくいただきます。




デザートも豊富


(当然)美味し~い♪♪

この体裁で不味いわけがありません。
都会は嫌だといいながら、やはり居心地の良いホテルで美味しいものを食べると、

やっぱ都会だよな~

と都合のいいことを思ってしまいます。
身も心も満腹になり、チャイでまったりしていると、Nさんが、

やりますか?

と尋ねてきました。
実は今朝、へナをやってくれる約束をしていたのです。
へナとは、植物から採れた粉を油で練ったもので、女性が手のひらや腕にする刺青です。
最初は手の平にしてもらおうと思ったのですが、もうすぐ帰国で通勤しなければならないので、
外からは見えない腕にしてもらうことにしました。

Nさんは、以前にラホールで留学していてそのときたくさんへナを練習したとかで、
スイスイと綺麗な模様を描いていきます。
ほんの5分ほどで、花をモチーフにした美しい絵が完成しました。
あとはこれを1~3時間ほど乾かして、皮膚に色を定着させます。


最初は盛り上がっている


しかしここで問題が。
乾かしている間は起きていなければならず、当然シャワーも浴びれません。
さらに明日の起床はなんと4時半。
しかしせっかくの記念だし、意地でも2時間は乾燥させようと決心し、
部屋に戻ってからは、まるで点滴を打っている入院患者のようにベッドに横たわっていました。

そして2時間後、満を持してシャワーで洗い流すと、
がんばった甲斐があって、けっこうしっかりと色が付いていました。
これで1~2週間ほどもつそうです。


洗い流した後


眠い目をこすりながら、あとほんの数時間ほどしか寝られない大きなベッドにもぐりこみ、
せめてあと1,2泊したかったなと思いながら眠りにつきました。

ちなみにヘナタトゥーは日本でも売ってるのでやってみてはいかがでしょう。



【日本で買えるのは当店のみボディーアート・キット】2ウィーク・ヘナ・タトゥー入門キット
【送料無料!プロスペックのヘナ・タトゥー・キット】2WEEKS HENNA TATTOO/PROパッケージ
【誰にでも描けるインスタント・タトゥー・キット】NATURAL COLOR TATTOO 入門キット(2COLOR)
Choice of Bridal Mehandi Designs - 原寸大ヘナタトゥ(メヘンディー)デザインブック-アジア...




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パキスタン(フンザ)旅行記#24-ギルギットのバザールと高級ホテル

2010-05-20 20:59:37 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓ギルギットのスパイス屋さん(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

8日目

およそ3時間半でギルギットに到着。
川を渡って町に入ると、今までとはうって変わってたくさんの人たちで賑わっていました。
これからバザールを散策するのですが、面白そうな反面、ちょっとドキドキします。
町の広場で降りて歩き始めると、予想はしていましたが視線がすごい。
ちょうどお祈りに集まっていた人たちが家路に着く時間だったので、
かなりの人が出歩いていました。


橋を渡って町に入る



モスク


そして都会だけあって、今までの無防備とも言える人懐こさはなくなり、
大半の人が視線を向けるだけでそのまま通り過ぎて行きます。
街角には銃を携えた警察(軍?)もいて、ちょっとものものしい感じ。

路地に入ると両側にお店が連なり、一気に生活の臭いが濃くなりました。
食料やスパイス、帽子、服、電化製品などなんでもそろっています。
地元の人々に混じってお店を覗きながら、その路地の先にある橋を渡り、そこでUターン。






帽子屋さん



橋を渡る



スパイスを買って帰る人も


広場に戻ってバンに乗り、ギルギットセレナホテルへ向かいます。
ホテルは町中からはちょっと離れた高台にありました。
ゲートを入るとき、門番の人が金属探知機で車をチェックをし、
その先数メートルにわたって並んでいるポールを迂回しながら中へ進みます。

玄関前でバンを下り建物の中へ入ると、それはもう煌びやかなロビーが広がっていました。
一見して外国人用の高級ホテルという感じです。
ここで今回初めて、他のツアーの日本人旅行者にも会い、
あらためて都会に来たんだなと実感しました。

くじ引きで部屋を決め、どんな部屋かワクワクしながら向かいます。
主に赤色で彩られた内装は、どこを見てもかわいいと思わず言ってしまうくらいラブリー。




部屋番号を確かめながら、フカフカの絨毯を進んでいくと、
私の部屋は廊下の一番奥にありました。
鍵を開けて中へ入ると、そこには期待以上のステキな部屋が広がっていました。
大きなベッドには可愛いクッションが置かれ、ランプやカーテンなどの調度品もおしゃれ。
そのかわいらしさに思わずクルクルまわりながら部屋を探検してしました。




山小屋のような趣のある部屋もいいですが、たまにはこういうのも全然いい。
荷物をほどいてベッドに乗ってみると、
ピシッと張られた洗い立てのシーツとほどよい硬さのマットが心地よく、
もうすぐにでも寝てしまいそうになりました。



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パキスタン(フンザ)旅行記#23-パキスタンの芸術品と旧シルクロード

2010-05-19 20:44:58 | パキスタン(フンザ)旅行記
↓山肌を横切る旧シルクロード(パキスタン)
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~旅行期間2010年3月26日から4月5日~

8日目

ガーネットを拾ってウキウキ気分(特に女性)で、
ランチをするラカポシビューポイントに向かいます。
この場所は、ラカポシが目の前に見える景勝地なのですが、
今回は雲に隠れて下半分しか見れませんでした。


ラカポシビューポイント


食後に、先ほど民家訪問を行ったときにいただいた杏とアーモンドを食べようと思い、
硬いアーモンドの殻を割るのに悪戦苦闘していたら、
レストランのスタッフが数人がかりで一生懸命割ってくれました。
さらに、ウルタルが見れなかった私達のために、
見えたときに撮った写真を持ってきてくれたりして、みんな本当に親切。


写真を飾ってくれた


お腹も一杯になり出発。
すると、ドライバーさんがさっきの所で買ったお土産がステキだと言うので、
それが前から順番に回ってきました。
それは木でできた果物入れのような入れ物なのですが、
それがとても芸術的で、今までどこの国でも見たことのないものだったので、
誰からともなく、

私も欲しい

という話になり、戻ることになりました。
再びさきほどのレストランへ行き、併設されている小さなお土産屋さんに突入。
私も小さめのをひとつ買いましたが、これは本当になかなかの民芸品です。


木の枠を立てると重なり合った木が少しずつずれて入れ物になる


芸術品


たくさん売れてニコニコの店員さんとお別れし再び出発。
途中、旧シルクロードが見える場所があったのでちょっと見学し、
今日の宿泊地ギルギットへ向かいました。


矢印のところが旧シルクロード



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