↓夕暮れのエベレスト山群(ネパール)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
~旅行期間2010年11月2日から11月13日~
7日目
そろそろお昼なので、学校の脇の道を通って帰路につきます。
再びひと山越えなければならないのですが、この道がきつかった。
正規の道は遠回りなので、地元の人が使う道を行ったのですが、
これが山の急斜面をほぼ直登するというまさに心臓破りの坂。
今までで一番というくらいぜーぜー喘ぎながらなんとか登りきりました。
しかし、ほっとしたのもつかの間、
登ったそこにはヤクがいていきなり現れた人間に驚き臨戦態勢。
闘牛場で見かける今にも向かってきそうな勢いです。
一緒にいたガイドさんが威嚇して先行グループは事なきを得ましたが、
後続グループはちょっと襲われかかったそうです。
丘を下りほどなくホテルに到着。
今日は昨日とは打って変わって泊り客で賑わっていました。
どうやらほかにふたつのツアーが来ていて、
そのうちのひとつが私達と同じ旅行会社のものでした。
彼らは、ここには1泊だけしてカラパタールまで行くとのこと。
時刻はすでに13時。もうお腹がペコペコです。
部屋に荷物を置いて昼食。
ホットサンドとホクホクのフライドポテトが美味い。
午後は自由時間だったのですが、
散策はせず、ホテルの庭で写真を撮ったりしてました。

ホテルの庭から / エベレスト

アマダブラム / ローツェ
雲が湧いてきたので一旦部屋に戻り、しばらくしてから様子を見に外へ出ると、
カラパタール組みの一人がいたので庭に椅子を並べておしゃべり。
行程表を見せてもらうと、まだまだ長い道のりが記されていました。

湧き出る雲 / 雲間から覗くエベレストとヌプツェ
ますます雲が出て冷えてきたので夕食まで部屋で休憩。
しばらくたちストーブで暖まっていると、
Tさんが来て夕焼けが見えると教えてくれました。
さっそくカメラを持って外へ出ると、
雲の間からピンクにそまるタムセルクが覗いています。
もうちょっと雲がなければよかったのですが、そればかりは仕方がありません。
夕焼けが終わると、だんだんと雲も晴れ、
今度は雪を被ったヒマラヤの山々が、藍色の空にうっすらと白く輝き始めました。
とても静かで神秘的な美しさです。

夕日に染まるタムセルク / 雲海
19時。1階の食堂で夕食。
今日はホテルに来てくれたことの感謝の意味を込めて心づくしの日本食とのこと。
出てきた料理は、天ぷらにコロッケ、たけのこやしいたけの煮付けなどで、
天ぷらには大根おろしもついていました。
そして、最後にはケーキのサービスもあり。
また、ここのホテルのマネージャーのタラさんは、
毎年夏の間は日本の剣岳の内蔵助山荘で働いているということで、
日本語もペラペラ、山歩きの達人でもあります。

タラさん
夕食後、カラパタール組みに向けたガモーバッグの講習があり、
私達も見学させてもらうことにしました。
ガモーバッグとは、高山病になった人をこの中に入れて、
外の空気を送り込み気圧を上げた空間を作り出すもので、
救助のヘリが来るまでの間の応急処置に使うものだそうです。
聞けば、今いるシャンボチェより先からどんどん危険になり、
最終目的地のカラパタールまでたどり着けるのは、全体の6割ほどだとか。
その間で脱落した人は、最初に脱落した人のところまで下山してみんなを待ち、
歩けないほどの重症になってしまったらガモーバッグのお世話になるらしい。
本当に命がけのトレッキングです。
講習も終わり、解散。
ホテルの裏に行くと、天の川が良く見えるとの話を聞いたので行ってみました。
確かに、まわりの明かりも少なく、庭で見るより遥かにたくさんの星が見えました。
バルブをしやすいように改良したカメラをセットし、再び星空撮影に挑戦。
あとでパソコンで見ましたがやっぱり難しい。
でも、あの宇宙のような空は目に焼き付きました。

天の川が見える

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