↓ディラン峰と杏の花(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
~旅行期間2010年3月26日から4月5日~
7日目
早朝6時。
部屋のカーテンを開けると、目の前に真っ白な雪山が飛び込んできました。
晴れてる!
やっと綺麗に見れた高峰たち。
またいつ雲に隠れてしまうかわからないので、
そのまま上着を着てカメラをひっつかみ、急いで外へでました。
向かい側には、ディラン(7257m)、ラカポシ(7788m)、
左奥にはうっすらとゴールデンピーク(7027m)、
そして振り向くとレディスフィンガーとフンザピークがそれぞれ聳えています。
ピンとはりつめた空気の中に白く輝くその姿は、まさに奇跡の美しさ。
ディラン / ラカポシ
ゴールデンピーク / レディスフィンガーとフンザピーク
すでに起きていた人たちと静かに歓声をあげ写真を撮っていると、
他の人もちらほらと起きてきました。
今までの天気が悪かったので、みんなうれしそうです。
ホテル
7時になり、朝食が始まったので一旦切り上げて食べに行きました。
そこで、出発まで少し時間があるので、メンバーのご夫婦と一緒に散歩に決定。
このご夫婦は、以前にもここに来たことがあるので、山の絶景ポイントを知っているそうです。
まずはホテルの裏口から近道をして、昨日通ったバザールのほうへどんどん坂道を登っていきます。
すると、前方にウルタルⅠ(7329m)とⅡ(7388m)峰が現れました。
そしてその麓の谷には杏の花が咲き、段々畑や白い民家が朝日に輝いています。
来て良かったー!
長く険しい道のりを越えて、やっとたどり着いた桃源郷。
本当にこのとき、今までの苦労が報われた思いがしました。
後で聞いたところ、ホテルにいた日本人シェフは、ここに2週間ほどいるですが、
その間でこんなに晴れて山が見えたのは、今日が初めてということでした。
ウルタルⅠとⅡ
早朝のすがすがしい山道
まだ時間が早いので、バザールのお店はほとんど閉まっています。
しかし昨日絨毯を買ったお店の前を通ると、ちょうどご主人が掃除をしていて、
私のことを覚えていてくれたらしく声をかけてくれました。
そんな風に道すがら、色々な人と挨拶を交わしながらビューポイントで撮影。
戻る時間を考えて行けるところまで行き、Uターンして寄り道しながら引き返しました。
ほんの一時間ほどでしたが、本当に素晴らしい朝の散歩でした。
畑のあぜ道にお邪魔して撮影
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