~旅とアート~

世界の秘境巡りの旅行記と絶景写真。
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おすすめ小説第13弾

2010-10-31 09:40:52 | おすすめ小説
最近読んだ小説の一言レビュー第13弾。
今回は冊数が少ないですが、来週からしばらくネパールに行くので、
きりのいいところでご紹介。
4冊のうち、癒し系でじんわり心に響いて泣ける物語が3冊入っています。
 →「旅友小説」バックナンバーはこちら


■光の帝国 [恩田陸]

特別な力を持ちながら、それを隠して静かに暮らす、不思議であたたかな常野一族の物語。短編集だが、それぞれのお話で一冊くらいの物語ができるのではないかと思うくらいギュッと圧縮されている。逆に言えば、それぞれの「それまで」や「その後」が気になるとも言えるだろう。最後はツル先生の願いが叶ってよかった
---あらすじ---
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。


■阪急電車 [有川浩]

派手目な物語が好みなので、あまり期待して読まなかったが、これが予想に反してかなり面白かった。通勤途中では笑いががまんできず一人でにやけてしまったり、会社の休み時間には涙をこらえずに鼻をすすったり、静かに深く心に響く物語だった
---あらすじ---
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車─人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。


旅をする木 [星野道夫]
アラスカを舞台にした、限りなくあたたかい物語。星野さんの目を通した壮大なアラスカの風景とそこに住む人たちの息遣いが、心の中に直接響いてくる感じ。アラスカには常々行ってみたいと思っていたが、一番最後にとっておきたくなった。読んだ後に優しくなれる一冊
---あらすじ---
広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活を、静かでかつ味わい深い言葉で綴る33篇を収録。。


■白銀ジャック [東野圭吾]

表紙の雪山に惹かれて思わず買ってしまった。しかし、期待したほどの迫力もスリルもなく無難に終わってしまった。山岳小説などを連想すると肩透かしをくうかも
---あらすじ---
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。





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ネパールに持っていくカメラ

2010-10-30 12:14:44 | 旅行
↓キャノンEOS50DとタムロンAF18-270mm
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



今回のネパールのエベレスト街道トレッキングにも、
デジタル一眼レフと望遠レンズ、コンデジ、フォトストレージを持っていきます。
いつも持って行くのはこのセット。

【新品・送料無料!延長保証受付中】CANON EOS 50D ボディEOS 50D ボディ
【エントリー利用でポイント3倍】【アウトレット】【未使用品】タムロン AF18-270mm F/3.5-6.3 ...
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正直重いです・・が、今までこのセットで、
素人撮影旅行のすべてのシチュエーションをカバーできているので、
いつもがんばって担いていっています。

しかしそれでも今はデジタルになっているのでフイルム持って行かなくていい分、
かなりラクになりました。
コスト的にも、画像の使いまわしのやすさでも本当に助かります。
 


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買い出し

2010-10-29 20:17:21 | 日記
↓ヒマラヤにかかる虹(ネパール)
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来週から出発するネパールのトレッキングのために、この週末パッキングをするので、
向こうに持って行くお菓子を買ってきました。

いつも海外旅行のときに持っていく、

黒糖飴
お好みミックス

の他に、

バナナチップス
ピーナッツ

を追加しました。
このふたつはトレッキングの最中に食べると元気が出るのです。

エベレスト街道の入り口ルクラから歩き始めて一週間かけて戻るのですが、
これだけではたぶん足りないので、そのときは現地調達です。
現地のお店で買い食いするのも旅の楽しみのひとつですね。
 


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ネパールに向けて

2010-10-25 22:05:59 | 旅行
↓マチャプチャレ6993m(ネパール)
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昨日、テレビ東京で放送されていた、

地球の頂へ~栗城史多エベレスト挑戦

という番組を見て、
もうすぐ行くネパールに向けて否応無くテンションがあがりました。

私は、残念ながらエベレストBCまでは行けませんが、
その途中までは行くので、その辺りの雰囲気を見れてワクワクドキドキ。

数年前に一度行ったときは、アンナプルナ方面のトレッキングだったので、
エベレスト方面は今回が初めて。
石畳の感じとか町の佇まいとかあまり変わらないようです。
(実際は行ってみないとわかりませんが)

私もついに、憧れのエベレストが見れるのかと思うと、今から楽しみでなりません。
 


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紅葉に燃える青い神秘の九寨溝

2010-10-24 11:24:57 | 旅行
↓紅葉の九寨溝(中国)
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紅葉ネタ第二弾。

去年の10月、中国の世界遺産・九寨溝と黄龍に行ってきました。
紅葉を狙って行ったのですが、これが本当に息を呑むほどの美しさ。



水の透き通る深い青と黄色や赤に色づいた木々のコントラストが、
絵の具がいい具合にひっくり返ったような世界を作り出していました。

 →九寨溝と黄龍の写真


九寨溝は、この風景を持つ世界遺産だけあり大人気の観光地で、
特にこの紅葉の時期は一番混雑するそうです。
今では飛行機で近くの空港まで来ることができるのでさらに人が増えたとか。



しかし、その人ごみをぬってもあの風景は見る価値ありです。
九寨溝内にはしっかりとした木道やトイレも十分にあるので
快適に散策することができます。(詳しくは下記の旅行記を参考に)

 →九寨溝と黄龍の旅行記


ぜひ次の旅行先の候補に入れてみてください。
 


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日光紅葉狩り弾丸ツアー

2010-10-22 20:56:52 | 国内旅行記
↓日光東照宮(栃木)
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この時期になると思い出す、日光の弾丸ツアー。

2年前の10月、天気の良い週末に紅葉を見に日光へ行ったときのことです。
鬼怒川温泉駅発着の定期観光バスを利用して、

いろは坂~中禅寺湖~華厳の滝~日光東照宮

などを巡る日帰りツアーに参加したのですが、
これがとんでもない地獄のツアーになってしまったのです。

詳しくは、

日光の名所を巡る日帰り観光

を読んでいただきたいのですが、
とにかく、中禅寺湖のお坊さんもびっくりの混雑ぶり。

この週末も天気が良いようなので、この方面に出かける方は注意したほうがいいかも。
 


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おすすめ小説第12弾

2010-10-20 20:12:10 | おすすめ小説
最近読んだ小説の一言レビュー第12弾。
今回ご紹介する本は、山岳小説、ホラー、ミステリとジャンルも様々です。
シリーズの途中で挫折していた森 博嗣の「S&Mシリーズ」をすべて読了しました。
 →「旅友小説」バックナンバーはこちら


■変身(東野圭吾)

純一の行動や考え方の変化もそうだが、「僕」から「俺」へ、「恵」から「女」へと変化していく言葉使いでも一人の人間が変身していく様子がよく伝わってきた。最後は残念だったが、他の人間(しかも殺人的な狂人)になっていってしまうのを止められない状況になったら絶望するのも仕方がない気がする。作中でも触れられていたが、脳をそっくり入れ替えたら、見た目は変わらなくても別人になってしまうのだろうかと自分も興味を持った。
---あらすじ---
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。


■黒い家(貴志祐介)

怖いとは知っていたのでそのつもりで読んだ。とは言っても、生きている人間の話なので、幽霊とかの類の怖さは無い。しかし、じわじわと近づいてくる不気味さはなんとも言えない恐怖。昆虫の話と絡めてくるのもまた不気味さを煽っている。後半は読む手が止まらなかった。
---あらすじ---
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。


■凍(沢木耕太郎)

臨場感がものすごい。限りなく絶体絶命の極限な状況を、ギリギリのところで踏ん張って克服してしまう強靭な精神力と体力には脱帽。自分には絶対ないだろう、ほぼ垂直の壁での世界を垣間見ることができた。
---あらすじ---
最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。世界的名声を得ながら、ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった―。絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北。講談社ノンフィクション賞受賞。


■太陽の塔(森見登美彦)

森見ワールドだった。切なく物悲しい男子学生たちの日常が、独特の言い回しでマジメに面白く書かれている。水尾さんが非常に気になる
---あらすじ---
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。


■封印再度(森博嗣)

目から鱗のトリックで、ミステリーとしてはとても面白かった。四季と犀川が好きで、このシリーズの最後にあるというふたりの対峙を楽しみに「F」から読んでいるが、未だに主役をはっている萌絵が好きになれなくて困っている。作品中でことあるごとに彼女の魅力というのが描写されるが、(容姿や家柄はいいとしても)実際の本人の言動とどうも結びつかないので逆にしつこく感じてしまう。四季が出てくるまでまだ何冊もあるが、この調子だとちょっとつらい
---あらすじ---
50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室の中で謎の死をとげた。不思議な言い伝えのある家宝と風采の死の秘密は、現在にいたるまで誰にも解かれていない。そして今度は、林水が死体となって発見された。二つの死と家宝の謎に人気の犀川・西之園コンビが迫る。


■幻惑の死と使途(森博嗣)

ラストの犀川の想像には納得させられた。まったく思いつかなかった発想なので新鮮。巻末の引田天功の解説が面白かった
---あらすじ---
「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か?幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。


■夏のレプリカ(森博嗣)

ちょっとラストに拍子抜けした部分があるが、杜萌がらみの設定はとても好きだった。過去を思い出していく過程は、読んでいるこちらもドキドキして最後まで一気に読了。今までで一番モヤモヤ感を味あわずに読めたかも
---あらすじ---
T大学大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは?『幻惑の死と使途』と同時期に起った事件を描く。


■今はもうない(森博嗣)

なんとなくヘンな感じはしていたが、最後は騙された。前半は読むのに努力がいったが、犀川の難しい講釈がすくなかった分、そんなに時間はかからなかった。ミステリとしては消化不十分だが、こういうのもアリだと思う
---あらすじ---
避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された。二つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が…。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。


■数奇にして模型(森博嗣)

なんでもありな感じ。ミステリ本としてはどうかなと思うが、人間考察という点では面白いかも。現実に起こっている猟奇殺人とか見ていると、私には理解できない思考の中で生きている人もいるわけで、そう考えるとこの物語の内容もありえないわけではない。しかし理解できない分、犯人を推測するのは不可能に近い
---あらすじ---
模型交換会会場の公会堂でモデル女性の死体が発見された。死体の首は切断されており、発見された部屋は密室状態。同じ密室内で昏倒していた大学院生・寺林高司に嫌疑がかけられたが、彼は同じ頃にM工業大で起こった女子大学院生密室殺人の容疑者でもあった。複雑に絡まった謎に犀川・西之園師弟が挑む。


■有限と微小のパン(森博嗣)

いよいよS&Mシリーズの終結。そして四季の再登場。楽しみにしていた犀川との対峙もたっぷりあった。ラストに近づくにつれ、たたみかけるように明らかになっていく新事実の数々に唸るばかりだった。最初から読み続けてきたからこその感動が味わえた
---あらすじ---
日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。パークでは過去に「シードラゴン事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は…。S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。





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カエサル~「ローマ人の物語」より~

2010-10-18 20:28:28 | イベント・旅行情報
↓カエサルのパンフレット(東京)



カエサル~「ローマ人の物語」より~

のチケットをいただいたので、先日、日生劇場まで観にいってきました。
席はグランドサークルと言われる中二階席でとても見晴らしがよかったです。

このカエサルは、塩野七生の累計920万部のベストセラー「ローマ人の物語(1)」を
松本幸四郎さん主演で舞台化したものです。

内容は、英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の生涯に焦点を当て、
ブルータスやキケロなどと絡みながら壮大なスケールで描かれる一代記。

主な出演者は、

松本幸四郎
小澤征悦
小島 聖
小西遼生
瑳川哲朗
勝部演之
水野美紀
渡辺いっけい
高橋惠子

など豪華人が揃っています。
この中で描かれるカエサルは、とても人間味に溢れ、おちゃめで女好き。
それを幸四郎さんが見事に演じていました。

最初話の展開が速く、言ってることも難しいので
予習をしていないとついていくのが難しいですが、
流れも理解し、物語の中に入り込んでしまうともう最後まで目が離せません。

特に今回のお気に入りは、いっけいさんの演技。
ベテランというだけあって、安心して観ていられました。
また、水野さんは、いままでのイメージとはかけ離れた演技で、
彼女だとわかって観ていても、最後まで

ホントに水野美紀?

と疑問に思うくらい別人になりきっていました。

公演は10月27日まで。


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赤岳登頂記#END-赤岳鉱泉~美濃戸口~渋の湯~東京

2010-10-17 10:26:58 | 国内旅行記
↓渋の湯(八ヶ岳)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



旅行期間:2010年10月7日~10月9日

早朝6時。
外を見ると風が強くガスっていて今にも雨が降りそうです。

昨日登っておいてよかった

と思いつつ食堂へ。
およそ山の中とは思えない魚の干物の和定食でした。




今日は山を下りて帰るだけなのでのんびりしていこうと思っていたのですが、
天気予報を見ると、これからどんどん悪くなるとのことだったので
早々に発つことにしました。

7時15分。外はとうとう雨が降り出しました。
レインスーツを着込み、出発です。

今日は3連休の初日ということもあり、途中、登ってくる登山者に何人も会いました。
中には、韓国からの団体さんもいて八ヶ岳の人気の高さを伺えます。

そして、樹林帯を歩いていると見覚えのある車が下から走ってきました。
昨日乗せてくれた赤岳鉱泉のご主人です。
向こうも私たちに気づいて車を止めてくれました。
今日は助手席に息子さんらしき男の子を乗せています。

昨日登っておいてよかったね~
今日これじゃ登れないよ
また来てくださいね

と言って去っていきました。
今同じ道を歩いていますが、結構な距離があり本当に乗せてもらって助かりました。

9時15分、車を停めた赤岳山荘に到着。
駐車場にはこれから登る人たちが準備をしていました。
上の状況を聞かれましたが、
私たちが答えるまでもなく皆さん天気が悪いのは承知済みの様子。
完全防備で歩いていきました。

登山の後はお楽しみの温泉です。
昨日白駒池からこちらへ来るときに温泉宿をたくさん見かけたので、
そこへ行ってみることにしました。

最初は明治温泉に行きましたが、掃除中とのことで断念。

では、渋の湯に行こう

ということになりさらに奥まで進んでいきます。
渋の湯は天狗岳の登山口で、今までにも数回訪れたことがあります。
ここの温泉はとても歴史があり、アルピニストの野口健さんも行き着け。

10時半。宿の受付で寡黙なご主人に800円を支払い、かって知ったるお風呂へゴー。
鉱泉のお風呂のときのように、ちょうど先客と入れ違いになり、またも貸し切り状態。
透明なお湯が、張った筋肉をジンジンとほぐしてくれます。
30分ほどゆっくりと温まってから、東京用にお化粧もして(登山中はすっぴん)出発。

雨が本降りになる中、高速へ入ります。
途中の八ヶ岳SAでお昼ごはんを食べに寄り、東京に帰りました。

 
まいたけ丼 / ソーセージカレー


ここに来ると必ず飲むおいしいコーヒー(友人談)



先月、加仁湯と鬼怒沼に行ったときもそうでしたが、
やはり人気の山や観光地に行くのは「平日」に限るとつくづく思いました。
今後も有休をうまく使って静かな山登りができたらいいなと思います。
 


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赤岳登頂記#04-赤岳山頂~地蔵尾根~行者小屋~赤岳鉱泉

2010-10-16 10:14:59 | 国内旅行記
↓赤岳天望荘(八ヶ岳)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより



旅行期間:2010年10月7日~10月9日

赤岳登頂を果たしたあとは、当然ながら下山しなければなりません。
私はこの下山がとても苦手。

まずは山頂から赤岳天望荘まで最初の下りです。
鎖が設置されていますが、下りでは使いにくい。
おまけに道はザレていてとても滑ります。
尻餅をつきながらなんとか山荘のある場所まで到着。


山頂からの下り

 
赤岳天望荘


地蔵尾根の工事は今日までで、もう14時近いので終わっていると見越し、
そちらから下山することにします。
周りは切り立った崖が谷に落ち込んでいますが、いったいどこを下りるのか。

 
地蔵尾根


ここですか…

その傾斜を見てテンションが一気に下がります。
はるか下には行者小屋と赤岳鉱泉の山小屋が小さく見えていました。

あ~あそこまで飛んでいきたい

などと都合のいいことを考えながら、現実に足元に続く坂道を下っています。
滑り落ちたら別の世界へ飛んでいってしまうような箇所を無事通り過ぎ樹林帯へ。




気が滅入ってきた頃、やっと木々の間から行者小屋が見えました。
そこを右に折れ、今日のお宿の赤岳鉱泉まで30分です。

15時50分、山小屋到着。
部屋に荷物を置いてから、とりあえずビールを一杯ひっかけお風呂へ向かいます。
先客が一人いましたが、ちょうど入れ違えになったので貸し切り状態。
山の中なので石鹸は使えませんが、一人でゆったりと手足を伸ばすことが出来ました。
本当に贅沢な気分を満喫です。


赤岳鉱泉のお風呂


体もホカホカになり、夕食までベッドに寝転がって赤岳を眺めながら休憩。
暗くなるにつれ、天望荘と山頂小屋の明かりが灯るのが見えました。

18時。お待ちかねの夕食です。
食堂には10人ほどの泊り客しかいなく、テーブルも広々使えました。
昨日、小屋のご主人からステーキだと聞いていたので、
てっきり焼かれたものが出てくるのかと思ったら、自分で焼くスタイルでした。
ワインで乾杯し、さっそくおろしポン酢でいただきます。

 
赤岳鉱泉の夕食

 


おいしい~!!

霜降りで柔らかく、ボリュームも満点。
平地でも久しくこんなお肉は食べていなかったのでかなり感動です。
ご飯もスープもおかわり自由でしたが、一杯で十分でした。

お腹が一杯になった後は、小屋にある本を借りて部屋で読んでいましたが、
昨日からほぼ徹夜だったこともありすぐに眠気に襲われ就寝。
個室なので静かにゆっくりと眠ることが出来ました。
 


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