~旅とアート~

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インド(ラダック)旅行記#76END-ビジネスクラスでバンコクまで。そして帰国

2013-04-30 13:18:53 | インド(ラダック)旅行記
↓デリーの空港(インド)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

8日目

いよいよ搭乗時間になり、3人してルンルン気分で乗り込むとビジネスクラス一番乗りでした。
広い座席に、たくさんのボタン。




わーい一番だー

などとはしゃぎなら豪華な椅子で遊んでいると(貧乏くささ丸出し)、
他のお金持ちたちが最後にゆうゆうと乗り込んできました。
どうやら本物のビジネスクラスユーザーは、ギリギリまでラウンジでくつろいでから乗ってくるらしい。

そしてビジネスと言えば、豪華な機内食とお酒も楽しみのひとつ。
しかしここで残念なお知らせが。
さっき食べた食事が思いのほかパンチがあり、まだぜんぜんまったくお腹が空いていない。
でもこの期に及んで食べないなんてそんなもったいないことできません(貧乏くささ丸出し)。






テーブルクロスが敷かれ、順番に料理が出てきます。
それぞれ完食していたら最後までもたないので、申し訳ないですがちょっとづついただきました。
メインのカレーは彩りもよく、味もいい。






これで空腹だったらどんなに美味しくいただけたことかと、
さっきのハンバーガーを恨みつつなんとかデザートまでたどりつきました。




デカイ・・

最後の最後で大きなケーキがどーんと。
そしてちょっとつまむと、あ~おいしい。
でももう、食べたいのに食べれない・・完全にキャパシティオーバーです。
今だけギャル曽根になりたいと心から思いました。

泣く泣く食事を終え、あとはバンコクまで爆睡してビジネスクラス終了。




次は全日空でバンコクから羽田までこの旅最後のフライトです。
待ち時間がかなりあるので、みんなで空港内にあるマッサージに行きました。
山名さん行き着けのお店で、お手頃価格で受けられます。
私は肩こりの常連なのですが、施術中、何度も、

カッタイネー

と言われながらぐいぐいやられました。
一時間たっぷりやってもらうと体もほぐれほかほかに。(でもお腹は空かない)
残りの時間は、お土産を物色して時間を潰しました。

22時半。定刻通り離陸。


9日目

追い打ちをかけるように2回の機内食が出ました。




羽田には早朝6時半に着き、ここでみんなとお別れです。
山名さんと、友人のTさん、9日間お世話になりました。
またどこかの国でご一緒しましょう。

そして、半年以上にも及ぶこのインド(ラダック)旅行記を最後まで読んでくださった方、
お付き合いいただきありがとうございました。
これまでの旅行記に比べかなりハードでしたが、その分、今までにない超大作になりました。
それもこれも、各所で完璧なガイドをしてくれたパルダンさん、それをわかりやすく解説してくれた山名さん、
そしてがんばって書き起こしたわたしの血と汗と涙の結晶・・まあ、最後のは冗談として、お二人のお陰です。
重ね重ねありがとうございました。

おしまい


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インド(ラダック)旅行記#75-レーからデリーへヒマラヤ越えフライト(動画あり)

2013-04-25 21:10:17 | インド(ラダック)旅行記
↓レーからデリーへヒマラヤ越えフライト(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

8日目

早朝5時すぎ起床。
今日はレーから飛行機に乗るので早起きです。
6時、ロビーでチェックアウトをし、パルダンさんとはここでお別れ。
でもなんとなく、パルダンさんとはまた会うだろうなという気がしたので、
それほど寂しい感じはなく、ただただ感謝の気持ちでお別れしました。

空港に着いて、今度はお世話になったドライバーさんとお別れ。
言葉が通じないのであまり話すことはなかったのですが、
本当に優しさが滲み出てくるような人柄で、終始安全運転で安心して乗っていられました。
またラダックにきたら運転してもらいたいな。

空港の中に入ってセキュリティーチェックを受け、出発まで待機。
待合室は、シーズンオフになるラダックから南に出稼ぎに行く人などで混んでいました。
山名さんによると、地元の人はエア・インディア、
外国人観光客はジェットエアウェイズを利用することが多いそう。

この日も天気がよく、予定通りに飛びました。
デリーまでほんの1時間ちょっとですが、まったく別世界に行くような感じです。
窓からは綺麗なヒマラヤ山脈が見えました。





■ヒマラヤ越えフライト





デリーに着いて、乗り継ぎのカウンターに行くために一旦建物から出ると、
レーとは大違いのむわっとした空気に包まれました。
暑い・・一気にやる気がなくなる暑さです。
インドの有名どころの観光もしたいと思っているのですが、絶対冬に来ようと思いました。




次はデリーからバンコクまでのフライトです。
山名さんがジェットエアウェイズのカウンターでチェックインをしていると、
そこのスタッフとなにやらやりとりがはじまりました。
聞くと、それぞれプラス1万円でビジネスにアップグレードできるとのこと。
すると山名さんがさっとクレジットカードを出して、ささっと払ってくれました。
さすが太っ腹!(見た目じゃなくて)
そういうわけで、思わぬ贅沢にありつけることになり、暑さでげんなりしていた気持ちが一気にV字回復。

搭乗までの間、空港内で朝ごはんを食べながら時間を潰しました。




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インド(ラダック)旅行記#73-再びナムギャル・ツェモ(動画あり)

2013-04-22 20:49:51 | インド(ラダック)旅行記
↓ナムギャル・ツェモ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

まだ時間があったので、レーの中心地を通り抜けナムギャル・ツェモへ行きました。
山道を登り、どんどん標高を上げていきます。
ここはラダックに着いたその日に来て、丘の上から飛び降りるパラグライダーを見た場所です。
その日は曇っていましたが、今日はとてもいい天気で眺めも最高。
真っ青な空にはためくタルチョが美しい。










山の先端に建つお堂へ行き中を見せてもらおうとしましたが、
管理人さんがいなくて入れませんでした。残念。
お堂の前のテラスからは、レーの街並みがきれいに見渡せます。
午後は逆光なので、ここに来るなら午前中の方がいいかもしれない。
強烈な日光が正面から照り付けるので、眩しくて目を開けていられませんでした。(涙が出てくるほど)
ぐるりとお堂を一周し、車に戻って今日のホテルに向かいます。












これで、今まで何度も見てきたラダックの高台からの風景は見納めになりました。

■レーのナムギャル・ツェモから



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インド(ラダック)旅行記#72-ピヤン・ゴンパ(ゴンカン)そしてレーへ

2013-04-21 13:30:23 | インド(ラダック)旅行記
↓ピヤン・ゴンパからの眺め(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

ゴンパからの絶景を眺めながら、ゴンカンへ向かいます。
丘の先端にチョルテンが並んでいるのが見えました。







=====ガイド=====
ゴンカンは、本堂などの前や併設していて悪いものから守っている。
マハカラテンプルともいい全部マハカラで、お祭りで使う力の強いものなどもが置かれている。
ライオンの顔、カラスの顔をしたものもある。

あまりに力の強いものは布で顔を隠されている。
本当はゴンカンには女性は入れないが、昨今は入れるようになってきた。

持金剛、ミラレパ、お釈迦様と二人のお弟子さん、チャクラサンヴァラ、
カーラチャクラ、グヒヤサマージャ、金剛手菩薩、ダンディン、五仏の色のマハカラ。
お祭りのときに使うお面や昔使っていた弓矢・盾、動物の皮などがある。
===============

これで、今回のツアーのゴンパ巡りはすべて終了。
これから再びレーに戻ります。




車で30分ほどでレーの町に入りました。
今までに比べるとぐっと都会度が増しますが、それでも空が広い。

その国や地域で一番の都心の町が、
近代的な高層ビルや高級なブランドショップに占領されていない場所はやっぱり好き。
いつもはツアーが終わって都心に戻ってくるとテンションが一気に下がってしまうことが多いのですが、
ラダックは、ネパールのカトマンズブータンのティンプーのようにそんなことはありませんでした。














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インド(ラダック)旅行記#71-ピヤン・ゴンパ(ドゥカン)

2013-04-20 11:24:49 | インド(ラダック)旅行記
↓ピヤン・ゴンパのドゥカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

まずはドゥカンから見学です。
残念ながら内部の写真撮影は禁止。



=====ガイド=====
ピヤン・ゴンパの本当の名前は、ガン・ウォン・タシチョゾン。
ヘッドラマはトグダン・リンポチェ。
15世紀のタシ・ナムギャルの時代につくられたカギュ派の中のディグン・カギュ派のお寺。

50人くらいのお坊さんと子供の学生がいる。
昔はディグン・カギュの総本山のチベットのディクン・ゴンパに行って勉強していたが、、
今は行けないのでインドのデラドゥンに行っている。

玉座はディグン・カギュのヘッドラマのチェザン・リンポチェ。
ディグン・カギュのヘッドラマは二人いて、もう一人のチュザン・リンポチェでチベットにいる。

このゴンパの下にチェザン・リンポチェがいらしたときにティーチングをするポタンがある。
同じようなのをラマユルにも作っている。

壁画
ヘーバジュラ、チャクラサンヴァラ、グヒヤサマージャ、バイローチャナ、金剛界五仏など。
金剛界五仏が単体で描かれるときはバジュラを持つ。
珍しいバジュラヨギニ(バジュラを持っている女性の行者さん)が主尊の曼荼羅。
お堂の中に描かれている六道輪廻。
六道輪廻はお釈迦様の最初の教えで誰にでも見てほしいものだから、
通常はお坊さん以外の人も見れるように外に描かれている。
このように中に描かれているのは恐らくここだけ。

銅像
千手千願十一面観音、阿弥陀、金剛サッタ、弥勒などは新しいもの。
創建当時からあるのは、観音、大日、お釈迦様の3つの像。

他にグルリンポチェ、アティシャ、アミターユス、薬師如来、リクスムゴンポなど。
トンドル(大タンカ)も置いてある。
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インド(ラダック)旅行記#70-オールド・ピヤンからピヤン・ゴンパへ

2013-04-18 20:13:33 | インド(ラダック)旅行記
↓ピヤン・ゴンパからの風景(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

グル・ラカンのお堂を出て、崖側を回って下ります。






麓に白いチョルテン群があり、その隣に私たちの車が見えました。
結構登ってきたな~








再び車に乗り、さきほど来た道を戻ります。
馬がのんびり草を食んでいたり、本当にどこを見てものどかな村。






途中、ドライバーさんの知り合いなどにも会いながらピヤン・ゴンパに到着です。
そしてまた上る。








かなり大きなゴンパでお堂まで結構な坂でした。
ゴンパ巡りはなかなかの体力勝負です;




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インド(ラダック)旅行記#69-オールド・ピヤンのグル・ラカン

2013-04-16 21:00:59 | インド(ラダック)旅行記
↓グル・ラカンのガルーダ(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

腹ごしらえした後は、ゴンパ巡りの午後の部です。
まずは、食後の運動にはうってつけの山の上のグル・ラカンまでハイキング。

御年67歳のパルダンさんは、息切れする私たちをどんどん引き離し、
結構な山道をサクサク登っていきます。

私たちも、麓の景色を眺めながらなんとかお堂に到着。
思えばこんなに毎日息を切らしているのは高校の部活のとき以来だろうか・・












お堂の中に入ると鮮やかな壁画が壁一面描かれていました。
その美しさと迫力に思わず感嘆のため息が出ます。
がんばって登ってきてよかった。

=====ガイド=====
オールド・ピヤンの人たちが管理していて、ピヤン・ゴンパとは関係ない。
ローツァワ・リンツェンサンポの少し後の時代、13世紀から14世紀につくられたもの。

中に残っているのは全部オリジナルで、このあたりでは保存状態が一番いいと言われている。

壁画には、ガルーダとその周りにナーガ、王宮の様子、ヘーヴァジュラ(呼金剛)、寄進者、
金剛界五仏、チャクラサンヴァラ(勝楽)、金剛手菩薩、ガネーシャ、薬師如来、観音菩薩、
お釈迦様とその両脇に弥勒菩薩と文殊菩薩(通常は舎利弗と目健連が多いのでこのスタイルは珍しい)、
阿弥陀菩薩、千手観音、84人の行者、緑ターラー、ナムギャルマ、マチクラブキドゥン、
6つのマハカラ、4つのマハカラなどなど。




















===============

ここは、場所が場所だけにあまり人がこないそうですが、
壁画の保存状態がよいということで有名なお堂だそうです。
村の人たちに感謝!


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インド(ラダック)旅行記#68-バスゴからピヤンへ

2013-04-13 11:58:01 | インド(ラダック)旅行記
↓オールド・ピヤン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

次はピヤンへ向かうのですが、その前に、
ラブタン・ラツェの麓の村へ寄りました。

集落の中を歩いていくと、かつてお寺があったという場所へ。
今は建物はなく、チョルテンだけが残っているのですが、
その中には、巡礼者が積んで行った小石やタンカがありました。
























再び車に乗って出発。
途中、行きにも寄ったザンスカール川とインダス川との合流点で写真ストップ。






その後しばらく荒野を走ってわき道を入ると、
遠くの丘の上にピヤン・ゴンパが現れました。
まっすぐに続く道をどんどん進み、やがて写真ポイントへ。
そこからはゴンパの全体像がきれいに見えます。








あとでここも見学するのですが、
先にランチのために一旦通り過ぎ村があるオールド・ピヤンの方へ入っていきます。
オールド・ピヤンの村はなんとものどかな風景が広がっていました。
確かここは、ドライバーさんの村だと言っていたような。






しばらく山道を上り、次に見学するグル・ラカンの麓の木陰でお弁当。
水場もあったので、近所の人たちが水を汲みにきていました。












それにしてもとっても静か。
気持ちのいいピクニックです。


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インド(ラダック)旅行記#67-ラブタン・ラツェ(チャムチュン・ラカン)

2013-04-11 21:17:24 | インド(ラダック)旅行記
↓チャムチュン・ラカンの弥勒像(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

外へ出て、次は崖っぷちに建っているチャムチュン・ラカンへ。
とても小さなお堂で、周りは眺めのいい回廊になっています。






かがみながら入口を入ると、思わずみんなから感嘆の声が上がるほど、
色鮮やかで素晴らしい壁画が一面を埋めつくしていました。

弥勒像が中心にあり、その周りは人ひとりがやっと通れるくらいの幅しかないので、
カバンなどで壁画を傷つけないように注意して歩きます。

=====ガイド=====
真ん中に小さい弥勒菩薩像。




壁画には、
マハカラ、チャクラサンヴァラ、カーラチャクラ、シャカムニブッダ、十六羅漢、三十五仏、
ツォンカパとオールドスタイルのお弟子さん(昔は座ったり、帽子を被っていなかった)、
ヤマンタカ、千手観音、ミラレパ、金剛サッタ、王様や女王などが描かれている。


















===============

中は本当に狭いので、パルダンさんのガイドのあと、
ひとりずつ順番に入って写真を撮りました。
壁との距離があまり取れないので、撮影するのが難しい。

他の人を待っている間、パルダンさんが何かいじっていたので近づいてみると、
ここの管理人さんが持っていた数珠を見ていました。

ここに「目」があるでしょう

と教えてくれたところを見ると確かにくっきりと。
何度お祈りしたか、この数珠を使って数えることもできるのだそうです。




全員、ノーフラッシュで写真を撮った後、
管理人さんにお別れし駐車場へ向かいました。




途中、パルダンさんが、以前ここにユネスコが来た時の話をしてくれました。

=====ガイド=====
ユネスコが来るということで、
事前にセメントなどを使ってきれいに修復しておいた。
当日、ユネスコのチェックを受けいろいろと質問をされた。

この建物は何年前にできた? →600年前
このセメントができたのは? →100年前

そう答えると、

なんで600年前の建物に100年前のセメントが使われているのか。
その当時になかったものは使ってはいけない。
オリジナルにあるものを徹底的に調べて同じものを使い、すべてやり直しなさい。

と言われ、現在このようなかたちになっている。


===============

駐車場に戻ると、来たときにはなかった一台のバイクが停められていました。
きっと一人で気ままな旅をしているのでしょう。
なんだかとても絵になる景色だったので、一枚写真を撮らせてもらいました。
パチリ!




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インド(ラダック)旅行記#66-ラブタン・ラツェ(セルザン・ゴンパ)

2013-04-07 11:12:44 | インド(ラダック)旅行記
↓セルザン・ゴンパの弥勒像(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

7日目

駐車場で車を降りると、目の前にバスゴの絶景が広がりました。
その景色を見ながら、お城へ向かいます。












建物に入って、管理人さんがカギを持ってきてくれるまで屋上へ行ってみました。
ここからの眺めも素晴らしく、思いっきり深呼吸したくなるような風景。












少しすると管理人の人が来て鍵を開けてくれました。
中は薄暗いですが、天窓から日の光が差し込んでとても神秘的。
そして、その光の向こうに大きな弥勒像がどっしりと座っていました。

















=====ガイド=====
ゴンパではなく城。
バスゴは、シンゲン・ナムギャル王のお父さんジャムヤン・ナムギャル王と
おじいさんのツェワン・ナムギャルの時代にラダック王国の都だったところ。
一番最初がシェイで次がここ。

このお堂は、16世紀に、ジャムヤン・ナムギャルが亡くなった後、
シンゲン・ナムギャルがその父のために建てた。
その後、レーに遷都して王宮を作った。

このお堂以外にもうひとつあり、どちらも弥勒堂。
カンギュールやテンギュールもあるがすべて揃ったものではない。
今新しい経堂を作っていてそちらができたら壁際の本棚もどかされ
壁画もよく見えるようになるだろう。
壁画はオリジナルのもので金がふんだんに使われ描かれている。




経典は、山から草をとって紙を作り、金で書いてあるので重い。
全部ハンドメイドで、一つ15キロくらいある。
もし版木で刷っていたらもっと軽い。


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