↓さんぱち食堂(千歳烏山)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
昨日、私の友人がオープンしたカジュアルフレンチのレストラン、
さんぱち食堂
に旅好きの友人たち7人と行ってきました。
そのオーナーとは、ニュージーランドのワーキングホリデー中に、
北島のケリケリという町のYHで数ヶ月一緒に過ごした仲で、
もう十数年の付き合いになります。
ケリケリのYH(今はもうない)
レストランの場所は京王線の千歳烏山から徒歩5分ほど。
お店は、そのケリケリのYHをイメージしたデザインで、
木のカウンターメインのアットホームな小さな食堂という感じです。
事前に、5000円でおまかせの料理と飲み物をお願いしておきました。
その内容がこちら。
前菜は一人一皿、そのあとは2人で一皿を取り分けます。
飲み物はワインリストの中から料理に合わせて好きなものを好きなだけ。
最初に、「今日は寒いので」ということでホットワインを出してくれました。
ホットワインと言えば思い出すのが、
ケリケリのYHで会ったイギリス人が作ってくれたものなのですが、
実は、それを再現したものだそう。
もう一気に時間が巻き戻され、レストランがYHになってしまいました。
体が温まったところで、見た目にも美しい前菜が登場。
ワインはカヴァを勧めてくれました。
これはレベル高し!
レバーは苦手なのですが、これはまったく臭みがなくかなり美味い。
わさびクリームをあわせていただくスモークサーモンも絶品で、
世界を旅する友人たちも「うまいな」とうめくように言っていました。
つづいて温かい前菜。
キッシュに入っているのは鹿肉のベーコン(自家製)なのですが、
これがまたチーズがきいた生地とよくあっていてちょっと感動。
外側の生地もサクサクで食感もすばらしい。
ワインもお勧めのをお代わりしていき、早くもすっかりいい気分です。
異国で過ごした若かりし頃の思い出話にも花が咲き、
そういう思い出を共有できる仲間がいるというのは
本当にいいなとしみじみ感じました。
前菜だけでも結構なボリュームがあるのですが、まだまだ続きます。
私にはあまりなじみのないミミガーとレンズ豆のサラダは
女子が好きそうな「これは健康にいいです」というヘルシーな感じ。
もっとコリコリした食感なのかと思いましたが、案外肉っぽくて意外でした。
菜の花のオレキエッテは、菜の花の苦味が広がって大人には嬉しい味。
ここらで結構満腹になってきましたが、
美味しそうなビジュアルをした牛スネ肉の赤ワイン煮がやってきました。
もうナイフはいらないほどホロホロと柔らかく赤ワインが進みます。
最後にデザートのガトーショコラ。
ずっしり生地ですがほどよい苦味が美味しく、きれいに全部いただきました。
終電に間に合わないという友人がいたので、10時半で切り上げましたが、
もうこの3時間半はあっという間に感じるくらい楽しく美味しい時間でした。
友人だからというのではなく、
レストランとして雰囲気も料理も本当にお勧めできる素敵なお店です。
全部で14席しかないので、行くときは確認したほうがいいでしょう。
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