【舌を出して訴えたってエアコンは入れてやんないよ】

夏は暑いものと決ってる。毎年のことである。気候も自然の万象の内ならば黙って甘受するしかないのだ。そもそもオマエは犬であって人間じゃない。

エアコンは人間が使用することを想定して人間が作り出したものである。決して犬の為に作られた訳じゃないぞ。その人間であるところのオレ様がエアコンもつけずにジッと暑さを耐え忍んでいるというのに、犬のオマエが快適さを求めてどうする。
とりあえず家の中での移動まで制限している訳ではないので、玄関のタイルの上なり洗面所なり北側の部屋の隅なり、多少なりとも涼を得られる場所を探して自分で対策を講じるんだな。

なに、横暴だ？　犬は汗をかかないから放熱できない？　せいぜい舌と足の裏で水分を蒸発させるくらいしか術がない？　知っとるわいそんなこと。確かに大量の発汗をして体温調節のできる哺乳類は人間と馬ぐらいのものかも知れん。まぁ、犬のオマエにかこつけてエアコンをつけて、人間様が涼を取るという手もないではないがな。

いかんいかん。うっかり乗せられるところだった。極限までエアコンは使用せずに夏を乗り切るというのが、わが家の…というよりもオレの生活信条なのだ。文明ってやつは過信して習慣性に陥ると、却って身を滅ぼす元とも成りかねんからな。

なに、犬にはそんな理屈は解らない？　理解できるのは、おやつと御飯と散歩の三語だけ？　暑いものは暑いんだから、とっとと何とかしろってか？　ふんっ。何と嘆かわしいヤツだ。ちったぁ現代文明とは無縁の時代に生きていた犬たちに思いを馳せてみるがいい。

【何故か復活】

何気なく朝刊を繰っていて、ある箇所で目が止まった。 「あれ？」と思いよくよく見れば、そこにはシネプレックス岡崎の上映スケジュールが載っていた。そう、中日新聞の映画案内欄である。

まさか、先日のわたしのブログを見て復活させた訳でもあるまいが。そういえば、わたしのブログを見た、かつての後輩 Ｋ が、オーナーと知り合いとかで、「こんど逢うから訊いてみてやるよ」とか言っておったが、ヤツが何らかのアクションを起こしたんだろうか。
一か月振りの復活ということになるのだろうが、それにしても ４日前にブログった（グチった）ばかりのことなので、突然の掲載再開にいささか驚いているが、まあ、有難いことには違いない。

【膝の痛みは突然に】

例えば、まったく同じ姿勢のまま（仮に仰臥位としておこう）身じろぎひとつしない状態において、今の今までなんともなかった膝部に、突然痛みを覚えたとしたら、これはもうミステリー以外の何ものでもない。ところがそれが現実に起こったのである。しかもご丁寧に両膝同時に。

ここ最近は、かつての左膝の痛みも小康状態でほとんど気にならず、日常生活には何の支障もなく過ごしていた。ところが昨夜、頭に枕を当てて背臥したままテレビなんぞを見ているさなか、何の動きもしていないのに突然膝が痛みだしたのである。
「えっ、なに、この痛み？ しかも両膝？」と感じた瞬間から、ずっと痛みは継続したまま。一夜明けても治まらず、着座時、起立時、歩行時、階段昇降時、安静時（仰臥、横臥、伏臥）を問わず、つまり何時いかなる時も痛みを感じているということになる。とりあえずは湿布薬をベタベタと貼ってみたりしているのだが。

それにしても不可解である。そりゃあ、ラブ・ストーリーだって突然に（小田和正）なんだから、膝の痛みも突然にだって、別に不思議でもなんでもないのかも知れないけど。