かやのなか

あれやこれやと考える

シェルドン的

2022-02-01 22:36:33 | 海外ドラマ
海外ドラマ「ビッグバンセオリー」の主要登場人物に、シェルドンという人がいる。これが奇跡的なキャラクターで、最後には俳優が1話あたり9000万円のギャラをもらっていたと聞くが、それくらいの価値はあるキャラだと思う。もうセリフ回しがひどすぎて、古今東西のあらゆる人権問題に喧嘩を売っているが「キャラだからしょうがない」で許される。まぁ許さない人もいるかもだけども。シェルドンの話し相手のキャラクターは、彼の言葉のあまりのひどさにたいていはあぜんとしてしまって、少し応酬したりもするが、大体の場合は「もういいやコイツは」と途中で諦めてしまう。それでも一応彼らは友達で、絶交することはない。と、すでに絶交してしまった人のことを思い出す。結局、シェルドンみたいな筋の通った一貫性や肝の太さが私になかったせいで、飽きられたのだと思う。まぁ、観客に飽きられたところでドラマのように人生は終われないので、自分という一人の客のために生きている状態である。


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