かやのなか

あれやこれやと考える

歯歯歯歯

2023-01-07 00:39:00 | 日々のこと
朝飯に焼いた豆餅を食ったらゴリっと嫌な音がした。舌の先で右上の歯列をなぞると、ざらざらした感覚が。ヒビのような亀裂も感じられる。歯医者に行ったら、グラグラしているとのことで「抜きますか?」抜くって何を?と考える間もなく口の中にピンセットを入れられ、歯の四分の一ほどの割れたカケラが取り出された。ヒビどころか割れていたのだ。カケラは縁が黒ずんでおり、嫌な予感がした。カメラを突っ込まれ写真撮影。ほら、中が虫歯になっていたんです。脆くなってたところに衝撃が加わって、負けてしまったんですね。歯医者が気の毒そうな口調で解説してくれる。確かに割れた歯の奥には黒い空洞が広がっていて、自分がそれに全く気づかず呑気に過ごしていた事実にぞっとした。幸い神経までは到達していなかったらしい。それならいま見つかってよかったのではないか。頭が、なんとか良かった探しをしようと躍起になってた。虫歯で良かった。何でもない歯が餅如きに負けたとなれば骨粗鬆症か更年期か他の何かか、悲惨なことこの上ない。セメントを埋められて一週間後にまた来院することになった。ここ数年歯医者をサボっていたツケを払わされた。2023年怖い。まだ6日しか経っていないのに盛りだくさんである。
昼は学食のきつねうどんにヨーグルト、夜は自家製中華丼を食べた。比較的柔らかめのメニューに成らざるを得ない。溜まった洗濯を済ませる。ロシアの先生からUSBが届いた。中身は、とあるオペラ公演の録画とピアノの録音。ピアノの方から聴いた。楽譜も送ってくれたが、あいにくピアノは押入れの中だ。さてどうしよう。

これぞホーム感

2023-01-05 23:29:53 | 日々のこと
犬はすっかり元気になった。朝晩のご飯の量を元に戻したが問題なく食べている。うんちも良い硬さ。すっかり犬日記になっている。
夜の散歩で犬の友達に会った。一週間ぶりによく遊んだ。向こうも寂しかったに違いない。犬同士が噛んだりうなったり追いかけっこしている姿に、「ホームに帰ってきたぞ!」感をこの上なく覚えた飼い主であった。
夜ごはんは白菜のコンソメスープにパスタである。そういえば昨日の日記に書くのを忘れたが、昨日はキッチン下の収納ボックスと野菜入れ用のカゴをかった。無印で。そのおかげでキッチンの机の上がとても広くなり、料理の準備が格段にしやすくなった。いらない説もあったが、いる説が勝っただろうこれは。野菜ボックスには、昨日届いた実家からの野菜や果物がこれでもかと敷き詰まっている。あとは料理をする時間さえ確保できれば。。犬の散歩の時間を30分減らす作戦に出ているのは、犬には内緒だ。なんなら、こうして夜パソコンをいじったり、資料を読んだりさえしている。犬は12時ごろこそ怒って構え構えと鳴いていたが、今は足元に転がって寝ている。これはもう我慢くらべだ。やっと日記がおいついた。

はじまりたくないけど

2023-01-04 23:30:47 | 日々のこと
別に4日から仕事に行かなくても良かった気がするが、なんとなく行ってしまった。暇人か。仕事しかすることがないのか。
ロシア語の先生一家のおかげで、今年はあんまりそういう感じがしない。このまま残り361日をかけぬけていきたい。
犬のうんちが下痢のままだったら在宅ワークする気まんまんだったが、朝の散歩で硬さを取り戻したのを確認した。ほっとした。結局、長旅のストレスだったのか、先住犬の圧によるストレスだったのか、私が考えなしにあげた鹿肉ボイルおよび茹で汁のせいだったのか、合わせ技一本か、原因は不明である。
夜は何も作りたくなかったが、結局、白身魚にきのこのあんかけを乗せたおかずに味噌汁白米の、よい夕飯ができた。

ホーム&アウェイ

2023-01-03 23:30:22 | 日々のこと
3日の朝、5時半に起こされて散歩に出た勢いでそのまま駅に向かい新幹線に乗ることになった。一旦ホテルに戻ってタダ飯を弁当箱に詰めさせてもらい(ありがとう東横イン)京都駅に着いたのは6時半。7時6分ののぞみは指定席が余裕でとれた。自由席すら乗れそうな空気だったがもしもの場合が怖いのでここは金を使った。ウインナー、だし巻き、蓮根のきんぴら、黒豆、混ぜご飯の朝飯は豪華だった。10時半には東京の自宅についていた。そして飼い主と犬は一緒に爆睡した。駅からの帰り道にした犬の便は、水状から泥状へと好転していた。しかし依然状態はよくない。実は昨夜、犬OKレストランで犬用の肉をもらったのを、バカな飼い主はせっせと食べさせてしまった。本当は絶食した方が良かったらしい。少しでも食欲があることが嬉しかったのだ、すまん。夕方に起きてきて、また散歩というので明るいうちに歩きにいった。また泥状うんち。でも後退はしていない。犬はウエストが細くなり、頬の肉がコケてしまっているようだ。でも家に帰ってきてとにかく安心したようだ。ここがホーム。実家はアウェイ。不思議なことに、今回は私自身もそんな感じがした。
すでに実家は「帰る場所」という感じではない。帰ったところで全然リラックスしないからだ。でも「還る場所」ではある。実家に戻ることで自分の体内時計のがリセットされるような感覚があるからだ。東京の狂った磁場で乱れに乱れてしまった針を軌道修正する。実家にはそんな力がある。
犬は、夜は布団の上で、私のちょうど腰の位置で漬物石みたいになって寝た。おかげで私は腰を痛めた。

下痢とのたたかい

2023-01-02 00:57:09 | 日々のこと
私が、ではなくお犬様のこと。ひと段落したのでブログに書けることになったが、実はもう日付が変わって6日だ。今から4日分の日記を書く。
1月1日の夜、犬に異変が起きた。玄関に立ってずっとこちらを見ているのだ。このようなことはあまりない。絶対に外に出たいという意志を感じる。仕方ないのでパジャマから着替えてコートを着込み、ハーネスを装着して外へ出ると、急にぐいぐい走り出す。そして中腰にふんばったかと思うと、ビャーッ、見たことのないような水状の下痢を噴出した。
そして次の日の朝。散歩中にふたたび噴出。しかし、少しだけ固形分も混じっている。毛が生えているので顔色が不明だが、元気もない気がする。昼に友人と会う約束があったがキャンセルして様子をみることに。どうも落ち着きがなく挙動不審だ。しかし寝不足のためすぐに寝ようとする。寝れば治るか。私も寝不足だったので一緒に寝ようとする。すると実家の先住犬がちょっかいをかけにくる。母が追い払う。また寝かしつける。先住犬がチェックにくる。繰り返し。
3日に、満員の特急と新幹線を乗り継ぐのは体力的に相当厳しいのがわかっていたので、もともと2日の夜に帰ることにしていた。しかしロシア語の先生と打ち合わせ兼食事会が開催できることが決まったので、急遽早めに京都に向かうことに。こうのとり、はしだてと乗り継いで5時ごろ京都着。こうのとりの隣の客は優しくて若いお姉さんだったが、はしだてはひどかった。ベンチャー社長みたいなツーブロックに青いジャケットのおじさんが、常にスマホに向かって舌打ちしたり悪態をついていた。犬が蹴られるんじゃないかと気が気じゃなかった。京都駅では降り立った瞬間に、八条口前の横断歩道のど真ん中で下痢をした。タクシーおよび通行人の皆さん申し訳ないです。でもどうしようもなかった。犬も一緒に、岡崎あたりでお食事。ロシア語の先生にも再会できた。元気をもらった。10時ごろ宿に送ってもらう。そしてまた始まる下痢。一旦ホテルに戻り、風呂からあがってさあねようとしたらまた部屋の出口にトコトコ歩いていきこちらを見つめる犬。深夜2時。散歩、下痢。タクシーでビオフェルミンを買いにいってもらう。帰ってきて、半錠飲ませてやっと寝る。朝5時半、起きる犬。部屋の出口にトコトコ。3日の朝がきた。