■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 第16戦:日本GP卿から開催 【 F1 】

2017年10月06日 | ☆ F1

 F1もアジアでの最後のレースとなる、日本
GPを迎えます。先週のマレーシアからそのま
ま日本へとやってきたF1ですが、いよいよ鈴
鹿でのレースが始まります。

 マレーシアでは、フェラーリに予選以降か
らトラブルが発生し、予選でセバスチャン・
ベッテル選手(フェラーリ)が走行不能とな
り、最後尾スタートとなり、決勝では予選で
速さを見せていたキミ・ライコネン選手(
フェラーリ)のマシンも走行不能でリタイア
となっています。このレースでは、マックス
・フェルスタッペン選手(レッドブル)が
終始安定した速さを見せ自身二度目の優勝
を果たしています。2位にルイス・ハミルト
ン選手(メルセデスAMG)が着け、3位にダ
ニエル・リカルド選手(レッドブル)が入
りレッドブルが1-3フィニッシュとなりまし
た。

セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)
は驚異の追い上げで16ポジションアップの
4位フィニッシュとなり、トップのルイス・
ハミルトン選手(メルセデスAMG)とのポ
イント差は34ptとなっています。

 マクラーレン・ホンダは金曜日から好調
さがあり、金曜日の走行ではドライ・ウェ
ットともフェルナンド・アロンソ選手(マ
クラーレン・ホンダ)が上位に入っていま
したが、ストフェル・バンドーン選手(マ
クラーレン・ホンダ)がシンガポール、マ
レーシアと2戦連続7位獲得となっています。
フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレ
ン・ホンダ)は11位フィニッシュと言う結
果になっています。

 

■ タイヤ 

  今回持ち込まれているタイヤですが、

   ■ ミディアム(白)
   ■ ソフト(黄)
   ■ スーパーソフト(赤)

 の三種類で今回もチームやドライバーでタ
イヤ選択が異なっています。

 

 

■ 記録

2005年 キミ・ライコネン選手
2006年 フェルナンド・アロンソ選手
2007年 ルイス・ハミルトン選手(*)
2008年  フェルナルド・アロンソ選手(*)
2009年 セバスチャン・ベッテル選手
2010年 セバスチャン・ベッテル選手
2012年 セバスチャン・ベッテル選手
2013年 セバスチャン・ベッテル選手
2014年 ルイス・ハミルトン選手
2015年 ルイス・ハミルトン 選手

となっています。(*)印は富士スピード
ウェイでのレースとなっており、初開催の
富士スピードウェイは大昔でしたが、2000
年を超えて再び開催となりましたが、富士
らしい【 雨が降るとルーティーンでス
コール状態になる末期な天候 】がまさに
起きてしまい、エクストラウェザータイヤ
での走行となりました。いきなり大荒れの
展開となったのですが、レースはやはりか
なり荒れた展開となっています。このレー
スはルイス・ハミルトン選手とフェルナン
ド・アロンソ選手のトップ2台が後続を引
き離す展開となりますが、フェルナンド・
アロンソ選手がクラッシュによって消え、
ルイス・ハミルトン選手が21世紀初開催の
富士を制しています。

 翌年には、天候不順はなかったものの、
デビッド・クルサード氏の引退レースと
言う事で、最後の日本での勇姿に期待が
かかりましたが、アクシデントに巻き込
まれ、まさかの10秒リタイアと言うすさ
まじいレースとなりました。
 このレースはロバート・クビサ選手が
トップを走行し、その後をフェルナンド
・アロンソ選手がピット戦略に前に出て
逆転し、二度目の富士で優勝を果たして
います。この結果、F1で富士スピードウ
ェイと鈴鹿の両方の日本GPを制した最初
のドライバーとなっています。

 流石に、最初の富士のレースは、1976
年(マリアオ・アンドレッティー氏が制
しています)で翌年の開催が最後(ジェ
ームス・ハント氏)で、鈴鹿での開催が
始まったのが1987年なのでこの双方を制
するというのは事実上無理な話だったの
ですが、一時期そうしたレースもあった
のでこうした記録が生まれています。

 その為、富士と鈴鹿を制しているのは
初の両レース制覇のフェルナンド・アロ
ンソ選手と日本GPの初優勝が富士だっ
たルイス・ハミルトン選手のみとなりま
す。

 ちなみに、鈴鹿の最多優勝はミハエル・
シューマッハ氏の5勝と3連勝が最多となっ
ています。

 現役ドライバーだとセバスチャン・ベッ
テル選手(レッドブル)が2連勝2回で4勝
なので、あと一つでミハエル・シューマッ
ハ氏の記録に並びます。

 ちなみに、

■ ポールポジションレコード
  ミハエル・シューマッハ氏(2006年)  
   1'28.954

■ ラップレコード
  キミ・ライコネン選手(2005年)
   1'31.540  

となっています。

 昨根のレースでは、昨年のワールタイ
トルホルダーのニコ・ロズベルグ氏がポ
ール・トゥ・フィニッシュを飾っています。

 鈴鹿と言うと台風でスケジュールが変わ
った事もあり、2004年は台風22号の襲来で
土曜日の予選が行えず、日曜日の午前に予
選が行われ、午後に決勝が行われていまし
たし、2014年は台風18祇王の襲来で二回の
赤旗が降られレース中断となっています。


■ コースレイアウト

 コースは東西に細長く、中間部分の立体
 交差を挟んで右回りと左回りが入れ替わる、
 世界的にも珍しい8の字形のレイアウトと
 なっています。

 コース全長は4輪で5.807km、2輪で5.821km。
 これは日本のサーキットの中でも最長とな
 ります。
 
 コース幅は10 - 16m。コーナー数は20で、
 最大高低差は52m。世界の多くのサーキット
 と比べ摩擦係数の高いアスファルト舗装と
 なっています。

 【 メインストレート 】
   全長800mで、1コーナーに向けて2.8%の
   下り勾配となっており、グランドスタン
   ドやピットには区画ごとに段差が付けら
   れています。
   下り坂のため、スタート時にブレーキを
   離すと車が動き出してしまい、フライン
   グを犯しやすくなっています。

【 1コーナー、2コーナー 】
  ホームストレートから最初に差し掛かる2
  連続右コーナーで、スピードに乗ったまま
  100Rの1コーナーを通過し、中間区間で減
  速して60Rの2コーナーを回り込みます。

【 S字コーナー、逆バンクコーナー 】
  左・右・左・右と矢継ぎ早に中速コーナー
  が連続するセクションで、リズミカルかつ
  正確に車両操作を行わないとラップタイム
  に大きく影響するため、
 
    S字を制する者が鈴鹿を制す 

  と言われています。雨天時には路面に川が
  出来る箇所があり、姿勢を乱しやすくなっ
  ています。

  最後の右カーブは路面にカントが付いて
  いないため、走っているとアウト側へ傾
  いているように錯覚する為 逆バンク 
  と呼ばれています。

【 ダンロップコーナー 】
  大きな横Gがかかる左の高速ロングコーナ
  ーで、コース中最もきつい7.8%の上り勾配
  となっています。名称は、かつてコース上
  にダンロップのタイヤの形をした看板(ダ
  ンロップブリッジ)が架かっていた名残り
  で、名前がつけられています。(ダンロッ
  プは現在も広告を出しています)。

【 デグナーカーブ 】
  短い直線を挟んだ2連続の角張った右コーナ
  ーで、1962年11月4日に行われた開業イベン
  ト「第1回全日本選手権ロードレース」のレ
  ース中に、ここで転倒したドイツ人ライダー
  、エルンスト・デグナー選手の名が付けられ
  ています。デグナー2の出口で、立体交差で
  西ストレート終端付近をアンダーパスします。
  立体交差によりコースが左回りに変わります。

【 110R、ヘアピン 】

  上り坂の右110Rから急減速して、コース中で
  最もスピードが落ちる左ヘアピンを回り込み
  ます。このヘアピンは左回り区間の最初の左
  コーナーとなっています。

【 200R、250R(通称:マッチャン) 】
  下りの緩やかな右カーブが続く区間。元ホン
  ダ社員でRSC契約選手の松永喬(愛称:マッチ
  ャン)が1969年8月10日の12時間耐久レース
  で死亡事故を起こした場所となっています。
  事故の起きた場所を指すなら出口側の250R
  のこととなりますが、通称としてはヘアピ
  ン立ち上がりから200R、250Rをまとめて指
  して使われています。2輪レースでは200Rに
  設置された「西シケイン」を使用します。

【 スプーンカーブ 】
  コース西端の折り返しとなる左複合コーナ
  ーで、コーナーの形が食器のスプーンに似
  ていることからそう呼ばれています。

  この60Rから200Rまで5つコーナーが含まれ、
  ライン取りの自由度が高く、出口は下りで、
  続く西ストレートに向けて上りとなります。

【 西ストレート 】
  コース最長の1,200mの、ほぼ直線(前半部
  分が少し左に曲がっている)。立体交差を
  渡る手前付近でコース中の最高速を記録し、
  次の130Rに向けた緩減速に入りながら立体
  交差でデグナー出口付近をオーバーパスし
  ます。ここまでが左回りのレイアウトとな
  っています。

【 130R 】
  西ストレートからわずかに減速して飛び込
  む左の超高速コーナーで。度胸試しの名物
  コーナーとして知られ、当初は名称の通り
  曲率半径が130Rのカーブになっていました。
  2003年の改修後は85Rと340Rの複合コーナー
  になり、以前よりもやや難易度が下がって
  います。

【 日立オートモティブシステムズシケイン 】
  130R通過後のスピードに乗った状態から急
  減速する右・左のシケイン。以前カシオの
  広告看板があったこと、コース形状から、
  「カシオ・トライアングル」という名称が
  付けられていました。

  2014年3月1日からは日立オートモティブシ
  ステムズがパートナー契約を結んで命名権
  を取得し、名称が

  「日立オートモティブシステムズシケイン」

  となりました。
  ブレーキング勝負の仕掛け所であり、1989
  年F1日本GPにおけるセナ・プロストの接触
  など、数々のドラマが演じられています。
  2輪用シケインは4輪用よりも最終コーナー
  寄りにあります。

【 最終コーナー 】
  メインストレートに向けて加速する緩い右
  コーナーで、ダンロップコーナーとは逆に、
  急な下り坂となっています。このコースを
  自転車レースに使う場合には逆回りとする
  のは、順回りのこの下りが危険なためです。
  (かつて大きな事故が起こっています)。
  レースイベントによっては、東西に分けた
  ハーフコースで使用する場合もあります。

日本GPのスケジュールですが、

【 10月6日(金)】
  ■ フリー走行1回目
    10:00~11:30

  ■ フリー走行2回目
    14:00~15:30

【 10月7日(土)】
  ■ フリー走行3回目
    12:00~13:00

  ■ 公式予選
    15:00~

【 10月8日(日) 】
  ■ 決勝
    14:00~

となっています。今年もライブ中継は有償放
送のみで、CS放送のフジテレビNEXTとDAZNの
身で行われることとなっており、

【 10月6日(金)】
  ■ フリー走行1回目
    9:55~11:40

  ■ フリー走行2回目
    13:55~15:40

【 10月7日(土)】
  ■ フリー走行3回目
    11:55~13:10

  ■ 公式予選
    14:50~17:00

  ■ 前夜祭
    17:30~19:30

【 10月8日(日) 】
  ■ ドライバーズパレード
    12:30~13:00

  ■ 決勝
    13:30~16:50

となっています。

 

 このF1日本グランプリですが、従来のスケ

ジュールではそうなっていましたが、BSフジ

で無料放送が決定しました。(前日の決勝レー

スの録画放送になります)

 

 2017年10月9日(月・祝) 17:00~18:55

 

の放送枠でマクラーレンホンダとしての最後の

レースが放送されます。

 

 

 



最新の画像もっと見る