■ 日本 PKで敗れる。パラグアイ ベスト8入り （Ｗ杯）

　ついに日本代表の試合が今日行われます。

　昨日、オランダの試合があったのですが、ロッペン選手（オランダ）が出て

居なかったと言ってもあのオランダに互角の戦いで引き分けかけたんですから

改めて日本代表の凄さを再認識したのですが、そのオランダが2-1で破ったス

ロベキアを2-0で完封したのがパラグアイだったりします。堅い守りとカウン

ターのパラグアイの守りをどう攻略するかが日本代表のポイントになるのかも

知れませんね。

　と言うか、日本のサッカーは今大会に入ってかなり輝きを増しているので、

見据える先が高ければそこへの道は繋がるので、日本らしいサッカーをして頑

張りが期待されます。

　前半は、日本ボールでキックオフとなり、始まり、開始直後にパラグアイ

ゴールに攻めあがります。

　また、中盤には、チャンスを作るシーンもあり、パラグアイの隙を突いた

攻撃が出来ています。

　中盤パラグアイが攻め上がり危険なシーンはありましたが、キーパーの川

島選手（日本）がクリアし、そこを中沢選手（日本）がリカバーするなど、

日本の守りの上手さで得点を許しません。

　前半は、0-0で日本は後半戦を迎えます。

　後半は、パラグアイボールで始まります。

　両チームともチャンスを作りますが、得点には至りません。

　パラグアイは、

　■　後半14分

　　　　ベニテス選手（パラグアイ）【ＩＮ】

　　　　　　　▼

　　　　バルデス選手（パラグアイ）【ＯＵＴ】

と先にカードを切ります。その後、日本は、

　■　後半20分

　　　　松井大輔選手（日本）【ＩＮ】

　　　　　　　▼

　　　　岡崎慎司選手（日本）【ＯＵＴ】

とシステム変更を行います。

　中盤を過ぎ


【　パラグアイ　】

　■　後半30分

　　　　オルティゴサ選手（パラグアイ）【ＯＵＴ】

　　　　　　　▼

　　　　エドガル　バレット選手（パラグアイ）【ＩＮ】

【　日本　】

　■　後半39分

　　　　阿部勇樹（日本）【ＯＵＴ】

　　　　　　　▼

　　　　中村 憲剛選手（日本）【ＩＮ】


と選手交代を行います。

　日本はセットプレイで、パラグアイはカウンターでチャンスを作りますが、

得点には至らず、0-0で延長戦を迎えます。

　延長戦に入り、共に得点を許さない状況で前半の15分が経過。そして、後

半に入ると


　■　延長後半0分に

　　　　大久保 嘉人選手（パラグアイ）【ＯＵＴ】

　　　　　　　▼

　　　　玉田 圭司選手（パラグアイ）【ＩＮ】

の選手交代を行い疲れたパラグアイDFを崩しにいきますが、得点には繋がりま

せん。

　そして、PKになり、残念ながら5-4で破れ、ベスト16タイという結果を残して

います。ただ、今回のベスト16と言うのは、アウェイで、しかも強豪パラグアイ

と引き分け、PKでの負けですから、このベスト16と言うのは価値のあるベスト16

だったと言えます。

　過去のベスト16はホームでの戦いでした。しかし、今回の試合は、アウェイで

勝ち上がってのソレですから、アジアのサッカーのレベルと日本のサッカーのレ

ベルの向上を世界に見せ付ける大会になったんじゃないかな？と思います。

　これで、勝てば共にベスト8だった試合はパラグアイが制し、パラグアイがベ

スト8に勝ち上がっています。

　ただ、ワールドカップと言うのは、勝ち上がるのが難しく、決勝リーグで勝つ

と言うのはより高いハードルなんだなと言うのを今回の試合で感じました。

　しかし、アウェイでのあれだけの試合が出来るメンタルと120分海外のチーム

と戦い抜き、集中が途切れないチームの組織力など、今回の大会での日本代表の

試合は惜敗でしたが、今後に繋がる結果を残したのではないか？と思います。