■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 被写体と印象

2008年07月13日 | ○ Photgraph
 写真とは、被写体の捉え方で印象が変わります。

一番変化が顕著なのは、形状変化が伴う


 「 構図の変化 」


だと思います。これは、黄金比を考えた配置にしたり、その意図する被

写体をどう表現するかによって変化するモノなので、正解はないのです

が、パターンは存在しています。

 デジカメでは、300万画素未満の機種は解りませんが、殆どの機種に


 「 縦・横3分割 」


をした構造用のグリッド表示が可能となっており、それを使うと構図を

とりやすいです。

 構図については、絵の本などを参考にされると、画家が捉えた風景の

構図などが理解できますし、写真を見て解析をしてみるとどう言うパタ

ーンがあるのかと言うのも理解できます。

 よく見かける構図が


 「 日の丸 」


と言う被写体が中央に来ている横構図のモノなのですが、フォーカスロ

ックをして、左右のどちらかにずらしたり、縦構図に変えてみると写真

の印象は大きく変化します。

 また、デジカメなどでは、自動露出計が搭載されている(デジタル一

眼レフも搭載している機種はありますが、エントリー製品にはないモノ

もあります。)ので、明るさを瞬時に調整してくれるのですが、構図に

よって、この変化がある事をご存知でしょうか?

 カメラの場合、光りの当たり方や周辺の明るさで露出のされ方が変化

するので(それを手動で行うのがマニュアルモードです。基本的に、プ

ログラムAE・オート・絞り優先AE・シャッタースピード優先AEなどでは

本体の自動露出計が機能し、適正な状況を示すようになっています。)

構図によって変化が起きる訳です。

 AEロックが付いている場合、特定の場所で計った露出を山椒にして撮

影する事も可能ですが、そうでない場合は露出補正で調整したりモード

を変更するなど工夫が必要となります。

 写真の場合、一瞬なのですが、ハンディーカムのような時間軸が入る

場合、構図による変化(絵的なモノと露出の変化)で印象が相当変わる

のでかなり気を配る必要があります。(と言っても、中間ファイルを非

圧縮で出力すれば劣化が少ないので、カラコレやコントラスト調整など

RAWでも編集するかのような感じで調整が出来るのですが、撮影段階で余

剰な処理が入らないようにしておく事は大事だと思います。)

 また、被写体の光りの入り方と影の出方で印象は相当変わりますし、

明るさの違いによっても印象が相当変わります。

 同一の被写体を使うにしても、何を伝えるかによって撮り方が大きく

変化し、受ける印象はまったく違うと言えます。

 

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