■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

【 Infomation 】


【 F1GP 2017 最終戦:アブダビGP 今日から開催中 】

■ F1GP 2017 最終戦:アブダビGP
【 11月24日(金) 】   ■ フリー走行1回目 【 リザルト 】     セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)   ■ フリー走行2回目 【 リザルト 】     ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG) 【 11月25日(土) 】   ■ フリー走行3回目 【 リザルト 】     ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)   ■ 公 式 予 選 【 リザルト 】     バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG) 【 11月25日(日) 】   ■ 決     勝 【 リザルト 】     バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG) (*)メルセデスAMGがコンストラクターズ    タイトル、ルイス・ハミルトン選手(    メルセデスAMG)がワールドタイトルを    獲得しています。
【 今シーズンのレースカレンダー 】 【 今シーズンのチーム&ドライバー 】  


 SUPER-GT 2017年シーズン終了。  GT300はグッドスマイル初音ミクAMGが  タイトル獲得、GT500はKeePer TOM’S  LC500がタイトル獲得となりました。
【 Super GT Round 8 ツインリンクもてぎ 】


【 11月11日(土) 】


  〇 公式練習
 
■ GT300 【 リザルト 】 

  4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    Mercedes AMG GT3 / M159

    谷口 信輝選手
    片岡 龍也選手
 

■ GT500 【 リザルト 】

  37 KeePer TOM'S LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG

    平川 亮選手
    ニック・キャシディ選手



   〇 予選Q1【 リザルト 】

  ■ GT300

   【4】グッドスマイル 初音ミク AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      谷口 信輝選手
      片岡 龍也選手

  ■ GT500

   【46】S Road CRAFTSPORTS GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      本山 哲選手
      千代 勝正選手




   〇 予選Q2 【 リザルト 】

  ■ GT300

   【4】グッドスマイル 初音ミク AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      谷口 信輝選手
      片岡 龍也選手

  ■ GT500
   【23】MOTUL AUTECH GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      松田 次生選手
      ロニー・クインタレッリ選手


【 11月12日(日) 】
 

   〇 決  勝

  ■ GT300【 リザルト 】

   【65】LEON CVSTOS AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      黒澤 治樹選手
      蒲生 尚弥選手


  ■ GT500【 リザルト 】
   【23】MOTUL AUTECH GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      松田 次生選手
      ロニー・クインタレッリ選手


(*)GT300はグッドスマイル初音ミクAMGが
   タイトル獲得、GT500はKeePer TOM’S
    LC500がタイトル獲得となりました。
 

【 今シーズンのレースカレンダー 】

【 今シーズンのドライバー&チーム 】








■ 交通情報などのリンク
http://blog.goo.ne.jp/kay-nea_l-u
e/8f3d1b94262f05bfe2eee971786294f0

【 最近アップした動画 】

【 差し替え 】Power Director 10 Ultraの2D-3D変換してみた。

□ ひとりごと

2014年11月25日 | ○ Audio-Visual
]





 久しぶりにこっちも更新しておこうかなと。。。

 今年に入り、動画関連は結構大きな変化があったのですが、
一番の変化は4Kを取り巻く環境だったように感じます。

 店頭で個人が購入できる物と今度出るもので結構違いがある
のですが、基本的に、切り貼りだけでもマシンスペックが高く
なるソレも相当様子が変わってきた感じです。

 まず、現時点においての4K撮影に関してですが、コンシュー
マのフラグシップ製品だと、ProRES記録が可能なレコーダーな
どに出力できるものが出たのが最大の変化です。

 パナソニックのGH4はクレイドル経由でSDI出力が可能なので
業務用レコーダーを使い10bitで4:2:2の映像ソースの記録が可
能になっていますし、α7sではATOMOS SHOGUN(これは別途SS
Dを購入して実装する必要がある)にHDMI出力を行う事により、
4K撮影を高品位な業務用ソースで行うことが可能になっていま
す。

 そうした変化から、撮影はかなり大きな変化があった訳です
が、今年に入り一番大きな変化は【 HEVC 】ではないかなと
思います。これは、PC環境でのエンコード・デコードの環境が
大抵の場合先に来る(というよりも、制作現場とかに先に回る
感じになります。というのも、そ形式での出力が当たり前にな
るとその出力環境が必須となる為、結果的にコーディックを用
意する事になりますから、再生・出力環境はそろう事になり
ます。)のですが、UHDTVの放送規格自体がHEVCサポートになっ
ていますから、この形式での出力が当たり前になり、


 ■ HDMI 2.0
 ■ HDCP 2.2
 ■ HEVCエンコード・デコード


という条件が当たり前になった感じです。その為、HEVCという
のは、再生出来て当たり前の世界になってきており、その流れ
がスマホや家電にまで及んでいる感じです。

 このHEVCですが、PC環境だと


 ■ MEDIAPLAYER CLASSIC HOME CINEMA(MPHC)
 ■ LAV Filter


の組み合わせにしておくと、FLVで巻いたような特殊な物以外
だと再生できる(DivXのMKVも大丈夫でTS変換したM2TSやMP4
コンテナでのソレもフツー再生可能)なので、PC環境となる
とデコードとかの内容になる(市販のプレイヤーソフトでア
クセラレーションが効くもののほうが確実な場合がある)の
ですが、こうした内容が家電にまで波及している状態とも言
えます。

 PCの再生環境で言うと、今年RADEON R9 265で4Kデコード対
応となっており、2KまでだとHEVCデコードをサポートしてる物
はKelperとか(これはHWで一部機能をアクセラレーション)も
そうですし、HEVC対応だとKaveriとかでもそうなっていました
から、HEVCデコードのサポート状態というのはIGPでも対応しbr>
て来た感じです。

 その為、Carrizoとかだとワットパフォーマンスがいいので
個人的に4KのHEVCとかではどう変化したのだろうか?という点
とDualGraphics状態だとどうなるのかも気になるところですが
そうした点で興味深い内容となっています。(Carrizoのだと、
同じ電力の設定では、Kaveriの倍のパフォーマンスになるとし
ています。)

 ハードウェアデコードの場合ソフトウェアデコード時のよ
うな負荷がかからないので、再生負荷が減り滑らかな再生が期
待できるのですが、今後はこうしたUHDTVの再生環境も変わっ
てきて、HEVCのソレも様子が変わってくるように感じます。

 ちなみに、Open-CL対応のHEVCデコーダーなどもあるようで
AMDの構成ですが、そうした物も出ています。


 ■ Strongene PC OpenCL HEVC/H.265 Decoder (new)
   


 Open-CLだけでなく、通常のデコーダとエンコーダもあるので
すが、こうしたアプローチもあるようです。
 
 このOpen-CLというのはGPGPUなのでグラボの性能を使ったア
クセラレーションになるのですが、AMDはグラフィック性能を主
体とした構成になっているので、そうした点ではこのアプロー
チは面白いなと。

 Intel構成だとムリっぽいのですが(CL使う場合だとグラボで
はなくCPU構成がAMDになるのでAMD FXとかAPUなどになる)そう
したデコード方法もあるようです。

 とりあえず、KarrizoとOpen-CLデコーダの組み合わせやRADEO
N R9 265とAMDのCPU構成での組み合わせでどんな感じに案るの
かが気になる処です。

 PC環境では、表示においてHDMI 2.0というのはドラフト扱い
なので、まだ使えず、実質的に10bit出力などが整っているDis
playPort 1.2環境で接続することで3840x2160/60MHz出力が可能
だったのですが、エイサーがHDMI 2.0対応の4Kディスプレイが
を発表しています。この組み合わせというのはHDMI実装ディス
プレが家電と連携できてたのと同じなので、レコーダーなどの
4K接続の一つの選択肢になりそうですが、価格は不明となって
います。

 4Kディスプレイの場合、グラフィックボードでDisplayPortを
実装しており、4K解像度が複数出せるような物だと安心して1つ
のポートで4K出力が可能になるのですが、こうした4K製品では、
フラグシップ製品から、TNパネルのエントーリー製品まであるの
ですが、IPSパネルで10万切るのも出てる感じですから徐々に流
通価格帯に下がってきている状態はあります。

 この4K製品ですが、Inter Beeでは、放送・政策用パネルとし
てDCIの4K CINEMAの解像度の製品が出ていたのですが、DCI-P3カ
バーの製品が出ていました。Adobe RGBもカバー率は高いものの


 ■ BT.601
 ■ BT.701
 ■ SMPTE-C
 ■ EBU
 ■ sRGB


のようにICCプロフェイルで選べば全て再現可能という状態では
ないものも多いです。例えば先ほどのDIC-P3だとAddobe RGBだと
不足する部分があります。

 業務用モニターの場合、DCI-P3サポートのモノがあるので、こ
の色空間だと大丈夫なんですが、実際の話、この色空間の狭さに
固執してるとロクな事にならないのは確かです。

 基本的にsRGBよりは広いこの色空間ですが、これからの放送で
利用されるのはBT.2020なので、このAdobeRGBよりも圧倒的に広
い物となります。

 そして、カラーも8bitではなく10bitで放送ソースを流すので
もっとハイビットなソースのほうがいいのは確かです。

 となると、


 【 モニターで確認出来ない色が存在する状態になる 】


ので、グラフィックボードや表示機材はさらに上の品質のものを
7年以内にフツーに使ってる状態が好ましいと言えます。となる
と製品はそれよりも前に出る感じになりますから、結果的に数年
後にはその状態が好ましいとも言えます。

 この内容ですが、PC構成と結果で考えると非常にわかりやすい
のですが、この代表的な例が


 【 デジタル暗室でのRAW現像 】


になります。RAWというのは現在14bit RAW記録が可能な製品もあ
るので、色深度というのは深くなっており、政策分野だと10bitに
固執するのはそろそろやめて、色数が足りるのを出してもらいたい
状態になっている訳ですが、実際、こうした内容ですが、


【 家電で見かける後処理ではなく、撮影ソースがその
  状態なので、編集時にはその色数の表現は必要になる 】


状態にあります。パネルを語る時に、

 【 画質 】

という抽象的な表現をするからわかりにくいのですが、放送とか
ではなく、そうした写真分野とかだとそうなってる感じですし、
BT.2020は全く色数が足りておらず、


【 sRGBパネルで14bitのRAWでダイナミックレンジを確認
  する間違いと同じ状態になっている 】


のが今の状態と言えます。そうなると、作る側からすると困る事
はあっても助かる内容は全くないという話になります。

 というよりも、現状のデジタル暗室ですら10bit相当なのでビッ
ト数が全く足りてない状態になりつつありますから、まずは業務
用ソリューションの方向でその辺りはどうにかしたほうがいいの
は確かかなと。br>

 ただ、その状態だとあまりいい状態にない(カラーリダクショ
ンしてるようなものですからねぇ。)のと、このBT.2020に関して
はテレビという視聴者の見る放送ソースなので、結果的にこれに
対応したパネルやソリューションが必要になるのは確かです。

 そうなると、制作側のワークステーションや業務用モニターか
らそうした変化が出てくるようなイメージかと。ただ、2020年超
えてもそれがどうにもなっていないというのは痛々しい内容なの
でまずありえない話になるのは確かです。w

 というのも、オーディオビジュアルのフラグシップ製品っが放
送より品質が劣るというのは論外ですし、ホームシアターがネッ
トのストリーミングや放送以下というのも末期な話ですから話に
なってないで片付く内容とも言えます。w

 そう考えると、BT.2020のソースが流れる前にそうしたモノを表
示するのが可能になってるのがフツーと言えます。というのも、
フラグシップの4Kプロジェクターというのは放送よりも前に登場
していますし、ストリーミングのほうが先ではありましたが、品
質で言うとローカルファイルがストリーミングよりも汚くなるほ
うがおかしいので、品質も上になります。当然、今の家電のサラ
ウンドは11.1chですから、放送よりもBlu-Rayよりも上です。

 また、Deep-colorにしてもトリミナスカラーにしてもsRGBより
も広い色空間や色深度を持っていますから確実に別物なんですが
放送の仕様を見てもYV12なPCのストリーミングを見てもやはりこ
うした、色空間は存在しません。

 となると、オーディオビジュアルの製品と言うのは放送よりも
先に16bitカラーとかを実現しているので別物ですし、音はハイレ
ゾが利用でき、サラウンド対応(PS3はリニアPCMでの24bit/162KH
zのビットストリーム再生に対応しているので、AVアンプをかませ
た場合、その音質で再生可能になります。つまり、ハイレゾの7.1
chサラウンドが可能です。)ですから、既に別物です。また、4Kの
4Dまで登場しているので、これも放送以上ですし、何よりもオー
ディオビジュアルの製品ではプロジェクターまで出てる内容があ
りますから、家電のほうが先を言ってるのは確かです。

 そうなると、再生製品がソレと言う事は、劇場とかで使う物は
それ以上のソースを扱っているので、家電とは別次元の物である
というのは確かで、それが、既存のRAW現像環境のように色数を
ハードウェアが殺してるような状態をいつまでもやるようなモン
ではないのは確かです。というのも人の目は高品位な物には慣れ
てそれに順応しますから。

 そう考えると、やっとDCI-P3で色がまともに出るようになった
というのが現状とも言えますし、あそこまで対BT.2020で差がある
と問題があるのも確かです。

 ちなみに、トリミナスカラー記録のAVCカムとかがありますが、
アレはsRGB拡張なので、14bit RAWで撮影したシーケンシャルを繋
いで作ったような動画にはならないので別物と言えます。

 こうして見てみると、グラボのカラーbit数もそろそろ12bit以
上にして、16bit(RGBで48bit)位まで大丈夫にしたほうがいいよ
うな気もするのですが、実質的にはそうした変化があります。

 現在の業務用ソースだと、EOS Cinema SystemがRAW記録が可能
なんですが、今回のInter Beeでは、VAIOのプロトタイプでその
その内容が語られていたのですが、どうもSkylake世代のIGP構成
では、【 Cinema RAW Development 1.3 】においてカメラRAWの
再生が可能になっているようです。2160/24Fのソースだとそれが
可能になっているというのですから、凄い話です。

 ■ 【Inter BEE】VAIOプロトタイプによる4K24pデモが
   初公開(PC Watch)

   http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20141120_676902.html

つまり、この状態を見ると、それよりも軽いAVCは大丈夫という
事になりますから、この世代以降の製品だとIGPでも4Kは大丈夫
になるという話になります。あくまでも業務用ソースでのデモで
すが、XAVCよりは重たいはずなので、編集環境も変わってくる可
能性は十分にあります。

 4K撮影というと、コンシューマでは先日発売されたNexsus 6が
4K(2160/30p)撮影対応スマホとして登場し、スマホも4Kを撮る
時代に突入したわけですが、このソースのイメージというのは、

【 1080/60pの100Mbpsのソースと同じ重さ 】

なので、業務用の4K/60pのような200Mbpsとかのバケモノソース
みたいなのと比較するとまだ理解の範疇に収まるレベルのモノで
すが、個人的には撮りためてBD-Rとかに焼いておき、ショット
編集は少し後のハードでサックリ編集とかになるイメージかなと。

 現状でも、切り貼りするだけだと動く環境はあるのですが、ス
トレージ回りがHDD構成だと既に終わってるので、SSD必須なイメ
ージになります。

 とりあえず、今年のアーキテクチャから、

 ■ M.2
 ■ SATA Express

というバスが登場したのですが、これは

 【 SATA x2+PCI Expressの排他利用バス 】

で、PCI Express接続のデバイスの情報とSATAのデータ送信の双
方を利用できる物となっています。

 ちなみに、


 □ 実測1GB/sec超! M.2 PCI Express x4接続のSSD
   「Samsung XP941」を試す~システム起動は要注意 
                  (PC Watch)

   http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/dosv/20140604_651576.html


 □ ASUSのプロトタイプで次世代I/F「SATA Express」を検証
   ~SATA 6Gbpsを超えられるのか。そして意外な使い道 
                      (PC Watch)

https://www.google.co.jp/search?q=SATA+Express&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox-a


などのレビューが出ていますがやはり劇的に速く、M.2に至っ
ては、mSATAのバスに刺さるような代物なのでケーブルレスな
上にSSD RAID相当の速度ですから、プライマリーでこれを選
択できて構成すれば、速度が速く省スペースで発熱も少なく
4Kの帯域でも足りるような構成にできる可能性があります。

 そうした部分を見ても相当変化があるのは確かです。

 ノンリニア編集やコンポジションの場合だと、扱うトラッ
ク数で重さが変わってくるのですが、元々2160/60pは重たい
のでそれが本数が増えるときつくなる感じがあります。

 その為、帯域も広くないと厳しくなる訳ですが、SSDでも不
足する状態は微妙に解消しつつある感じです。

 表示についてはテレビ・ディスプレイ・プロジェクターと
制作と視聴の双方で存在しているのですが、この選択肢の中
にモバイルも入ろうとしています。既に、4Kタブレットとかbr>
は出ているので、タブレットの4K時代は価格は高いけど近づ
いてくるのは確かですが、スマホでも4Kになりそうな流れが
あります。


 □ 4Kスマホの'16年製品化に向け、シャープが
   IGZO採用の4.1型/2,560×1,600液晶試作 
                 (AVWatch)
   http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20141111_675457.html


2年後というと4K撮影製品も増えてそうですから、コンセプ
トで言うと


【 4Kで表示した画面を見ながら4Kの映像を撮るスマホ 】


とかも可能になりそうな感じなので、そうした内容も気にな
るところです。というよりも、スマホというのはライブビュ
ーモニター+シャッターリモコンとしても使えますから、カ
メラが4K撮影機能を実装してそうした連携が出来る場合だと
4Kで確認して4Kで撮るというのも十分に可能になる内容とも
言えます。

 こうして見てみると、4Kを取り巻く環境は相当変わってお
りHEVCに関しても、今後コレは放送で流れるモノですから、
スタンダードなコーディックと言えます。ネットではnICONI
COがエンコーダ導入したみたいですし、様子が変わりつつあ
るのですが、そうしたコーディックがフツーに利用できる感
じになっていく状態にあるのは確かです。

 そして、そのエンコードもffmpegやDivX Converterなどで
利用できエンコードやトランスコードが可能となっています
から、フツーに使える時代になっています。












<marquee>SuperGTは初音ミクZ4が王座返り咲き!</marquee>









 今年に入り、KDDIとJ:COMが既存のMEPG-4 AVC/H.264
よりも圧縮率の高いコーディックを利用して4ch分のバンド
幅を利用して

 ■ フルHD
 ■ 4KUHDTV
 ■ 8KUHDTV

のソースを同時配信する事に成功しています。現在、この次
世代の映像については、ビットレートが爆発的に高くなる事
から、既存の放送で利用しているMPEG-2_TSやビデオカメラ
などでも普及しているMPEG-4 AVC/H.264よりも高圧縮なコ
ーディックが必要とされています。流石にカムコーダで撮影す
るコーディックと放送用のコーディックは異なるので別の話な
んですが、放送の場合、バンド幅があり42Mbpsとかが上限な
ので、実は、業務用カムコーダで撮影している4:4:4のMPEG-2
とかはビットレート的に流せなかったりします。w

 現行ではBSデジタルが24Mbps(実はDVカムのDVコーディ
ックと同じ位のレートが振ってあります。)のMPEG-2_TSなん
ですが、4Kと言うと単純にこの4倍のレートが必要となります
し、スーパーハイビジョンと呼ばれている8KUHDTVに関しては
16倍のレートが必要になります。そうなると、そんなモンがフ
ツーに流せる訳もないのでコーディックモもっと高圧縮で利
便性の高いモノ(これは汎用性も含めです。やはり、普及しな
いと使えませんからねぇ。)である必要があります。

 この高圧縮コーディックですが、H.264に続く次世代規格
としてHEVC/H.265が存在しているのですが、これが現在使
われているMPEG-4 AVC/H.264の倍以上の圧縮率を持ち
処理もそんなに重たくないコーディックと言われています。

 多分、4Kとかも何かしら圧縮コーディックが必要になる訳
ですが、今後の次世代の放送のロードマップは、今年度末ま
でには取りまとめが終わるようで、いよいよ高解像度ソース
の時代が来る感じです。

 オーディオビジュアルの世界では、放送よりも先に高画質
を楽しめる物が提供されるのですが、これは、目指している
モノが、劇場だったり、ライブハウスやホールのようなモノだ
ったりするからです。
 
 放送は公共の電波ですから、広域に伝送する物なので安
定性と品質のバランスになります。と言っても明らかにアナ
ログよりも綺麗になっている状態を見れば、放送その物がど
れだけの変化があったのかは一目両全です。

 ただ、そうは言っても、やはり、放送とは基準が平面です
からサイドバイサイドで映像を流す状態になったりしていま
すし、それ以上のソースを見ることは出来ません。

 それ以上のソースとは何か?と言うと、Blu-Rayで使われ
ているハイレゾなオーディオとか、劇場で見る事のできる4K
や4Kの3Dとかもそうだったりします。

 流石に、放送がそうなる為には、地デジの時みたいに局が
撮影器材から編集機材から何から何まで入れ替えを行って
さて放送やりますよ!で成り立つ代物ですから、やはり、映画
館とかの真価よりは後になる訳です。アレはプロジェクターの
入れ替えを行えば、フツーに配給されてくる映画を流せる訳
ですし、しかも3Dに対応させていれば3D上映も出来る訳です
から。しかし、局と言うのは受注かけている番組もありますが
実際、
 
 『 自前で全部作っている 』

ので、映画館のようには行きませんし、報道のメディアと言う
特性もあるので、やはり、エンターテイメントに特化しソレと
比較すると民放と言うのは、やはりタイムラグがある訳です。

 なので、BSデジタルは確かに綺麗ですし、CSも綺麗な映
像になっているのですが、IMAXの映像と比較するとやはり
メディアの差が出てしまう感じあります。

 シネコンなどの映画館では2Kのプロジェクター(4K非対
応の場合)なので、実はBlu-Rayと解像度が似ている感じ
ですから、ホームシアターと言うのも映画館のように見える
状態になってきたのですが、オーディオビジュアルの世界で
フルHDと言うのは、Playstation 3の登場前からありまし
たから、実は、放送よりも先を言っている訳です。

 この理由はごくごく簡単で、一方は毎日配信するモノを作
りその企画が定まった物であり、もう一方は個人の趣向で、
コストをかければどこまでも高レベルなモノを得られる分野
だからです。

 そういう意味では、オーディオビジュアルの製品と言うの
は 『 家庭で劇場や映画館を再現する 』 と言うコン
セプトの代物なので、やはり、レートに制約のある放送とは
異なる訳です。

 そんなオーディオビジュアルの製品ですが、フラグシップ
製品は4K&4Kの3Dに動いている感じです。プロジェクターの
分野では4K+フルHDの3Dと言う製品が出ているのですが、
近年のディスプレイの展示会を見てみると、各メーカーが、
近日発売の4Kパネルを展示しています。

 壮観が得ると、表示は4Kにシフトしていくのは確かだと
言えます。また、ソニーのレコーダーはアプスケーリングで
4Kに対応するなど表示をする上でもそうした工夫がされて
いる製品も出ています。

 流石に撮影器材はフルHDでも高品位な画質を求めて
いくと高くなるのですが、実は4Kのカメラと言うのはNABと
かでフツーに展示されています。メーカーサイトにも掲載さ
れていますが、キャノンのEOS CINEMAシリーズもそうです
しEOS 1DCもそうした製品だったりします。独自形式で保存
するモノには、ソニーのF55/F5なども出ています。

 流石に、コンシューマの4:2:0のAVCHDとかとは全然異
なり、BNCとXLRで繋ぐ感じですから、家電とは物が異なる
のですが、4Kのソリューションも出始めています。

 そして、いよいよ日本時間で明日の朝8時には、ソニー
から次世代機の発表があるようですし、コンシューマでの
4Kの牽引約として動きそうな製品が登場しようとしていま
す。

 コンシューマのプレイヤーと表示機材の双方で4Kが整
っていきそうな雰囲気ですが、解像度だけで言うと、PCと
言うのはムリをすれば凄まじい解像度まで大丈夫になる
シロモノで、実際、ディスプレイアダプターを複数刺して、
ディスプレイを複数繋げば、8K位の解像度は表示可能だ
ったりします。ただ、単一で高解像度なパネルと言うのが
ないので、それが出来ていないのですが、意外と対応し
ているシロモノと言うのはソレだったりします。

 ただ、QFHD/30MHzと言うのはクリアしているのですが、
60MHzと言う60Pで表示するモノに関して言うと、環境を選
ぶ感じです。

 この場合、現状のグラボでは、

 ■ DisplayPort DualLink
 ■ HDMI 300MHz

と言うのが対応しているのですが、既存の製品で見てみる
とHDMIは4本必要な感じで、DisplayPort(Thunderbolt
含む)も接続方法を選ぶ感じですが、1本でつながる感じで
す。

 HDMIもQFHD/60Pを一本のケーブルで伝送する方式の
策定をしていますが、製品待ちと言う感じです。こう言うの
が揃ってくると、PCでコンテンツ作って流すという事も可能
になるようにも思います。

 では、4Kのディスプレイと言うのはどんな感じかと言うと
NANAOが受注生産のような感じですが、100万越えてる製
品をリリースしているのですが、アキバに先日

 『 PN-K321 』(40万弱)

と言うのが出ていました。完全に受注販売なんですが、こ
の製品はシャープのIGZOを使ったモノで、

 ■ HDMIx2
 ■ DisplayPort x1(マルチストリーム)
 
にてQFHDの映像出力を可能にした製品となっています。
この条件は60p出力の内容なんですが、30Pの場合、HDMI
は既にサポートしていますから、グラスレスREGZAもそうで
すが、対応はしています。

 ただ、60Pとなると、グラフィックボードを選ぶので結構
高い製品でワークステーション用のモノになりそうな雰囲
気はします。

 ただ、対応製品の情報などは皆無なので、ある意味人
柱的な製品とも言えます。w

 しかし、PCの世界でもこうした4Kのパネルが登場し初
めているのを見ると、数年後にはっ普及価格帯に落ちて
るんじゃないだろうか?と言う気もします。

 フルHDのディスプレイも当初はバカ高かったのですが
今は低価格な製品だと1.2万とかで出ている状態ですし
(しかもIPSパネル)むしろ、画素密度の高い製品が増え
ており、10インチ台でも驚きの解像度だったのですが、今
年はその1/4のサイズの5インチパネルでフルHDが出て
います。

 そう考えると、フルHDと言うのは普及した解像度と言
える訳ですが、映像は更なる上の解像度に向かっている
と言えます。

 ちなみに、この4KUHDTVと言うのは800万画素近辺の
解像度ですから、写真レベルの映像が動く感じのモノで
あり、8Kに至っては、デジタル一眼レフを越えて中判のよ
うな解像度の映像だったりします。そう、ハッセルブラッド
や645Dの世界です。

 そう考えると、人の網膜の得られる情報以上の物が映
像として提示される訳ですから、映像は更に上のグレード
のモノへと昇華され提供されてくるとも言えます。

 4Kの編集環境と言うのは、コンシューマではも使えるモ
ノだと7万弱のノンリニア編集ソフトとワークステーションと
言う構成になるのですが、既存のソリューションはフルHD
を視野に入れたソリューションなので、今後はもう少し上の
アクセラレーションボードや機材なども増えてくるのかも知
れません。

 ちなみに、今年出るIntelのHaswellのIGPも4Kサポー
トと言う内容が示されています。

と言うか、流れがiMacみたいな一体型製品が増えてる
状態があるので、Intelサイドがモバイルに力入れてりみ
たいで、モバイルのを見てみるとAMDのTurbo Coreみた
いにスレッド数が多くても効くような機能があります。

Core i7は8スレッドなんですが、Turbo Boostの1コアの
時に比べ4コア状態でも200MHzダウン程度のパフォーマン
スで動くとされています。下位製品のCore i7 3800QMでも

 ■ 定格:2.7GHz
 ■ TB時:3.7GHzとな
 ■ 4コアTurbo:3.5GHz

となっています。この内容は、Intel MACに適応された場
合だと、ノートもそうですがディスプレイ一体型製品も同じ
仕様になると言えます。興味深い内容ですよね。

 つまり、未来のMACはHaswellが使われた場合、

 『 自動的に4Kサポート 』

となります。

しかもDisplayPortは4K出力対応なので、MAC側が60M
Hzで動くようにすれば、フツーに30p/60pで動く環境も整う
感じです。

 ちなみに、Thunderboltと言うのはmini DisplayPor
t互換なモノですから、FireWireとIEE1394と同じような
感じですね。

 そう考えると、6月以降(Haswellはその時期なので)に
はPCのIGPで4Kサポート(30MHzは特に。多分、今年中には
60MHz対応のHDMIもどうにかなってそうな気がするので、
そうした製品も並ぶんじゃないかなと思います。)ですし、グ
ラボも60<MHzの製品も増えてくんじゃないかな?と思いま
す。

 そう考えると、4Kと言うのも今年から加速して生きそう
な雰囲気があります。 


</pre>

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 ■ Auro 3D

2013年01月28日 | ○ Audio-Visual




 映像の3Dソースと言うのは結構増えており、劇場で3D上映され
ているタイトルも増加していることから、3Dソフトとして販売さ
れているタイトルもレンタルで借りれるようになりました。

 また、3万円未満で型落ち品ですが、RDT233WX-3Dも購入できる
感じになったので、3Dの選択肢と言うのも低価格で可能になった
とも言えます。

 そんな3Dですが、サウンド面でも3Dと名前の付くモノが出てい
ます。

 Auro Technologiesの

 ■ Auro 3D
   http://www.auro-3d.com/professional-the-technology   

と言うコーディックがあるのですが、コレが凄い。13.1CHまで対
応したモノなんですが、劣化がなく変換できるようで、何のデコ
ードもしなければ原音のまま聞こえるようで、

 9.1CH => (5.1CH経由) => 2CH

と変換してそれをもとに戻すとかだと、通常では、3度トランスコ
ード処理でも入りそうな感じですが、このコーディックは従来とは
異なる符号化技術を使っているので、ここまですると音が劣化しま
すが、この作業が難しくなくなっているようです。

 通常9.1CHでミックスダウンしたソースをステレオに落とす場合、
間違いなく音を間引く作業が発生します。しかし、そうした作業を
必要とせず、変換が行えるとのことです。

 このコーディックですが、ジョージ・ルーカス監督の


 【 Red Tails 】

Red Tails (2012) HD Movie Trailer - Lucasfilm Official Trailer



でも使われているようです。

 バーチャルサラウンドと言うと、ドルビーやDTSが思い浮かびま
すが、このコーディックがヘッドフォンアンプとかに乗ると、元の
ソースを選んで流せるようになるので、面白い商品展開ができそう
だなと感じました。




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■ レコーダー

2012年06月28日 | ○ Audio-Visual




 レコーダーで録画した動画というのはアナログ時代までは
自由に編集ができていてコピーの括りもなかったのですが、
デジタル放送になって様子が少し変わりました。そこで、今
の段階で、【 できる事 】 と 【 できない 】ことを
書こうかなと。

 今販売されているレコーダー製品は地デジ対応で、基本的
にデジタルチューナーしか実装していませんから。


 【 デジ・アナ変換のモノは読み込み不可能 】 


です。なので、アナログ放送の完全な停波までの猶予期間の
放送を録画する事はできません。

 では、アナログチューナーの入ったものについてはどうか
と言うと、これは、


【 スカパーのようなアットワンスコンテンツ扱い 】 


になっています。現在の状況ですが、


 ■ 地上デジタル : ダビング10
 ■ BSデジタル : ダイビング10
 ■ CSデジタル : アットワンス


と言う感じなので、CS放送であるスカパーはアットワンスと
なります。なので、ムーブのみ対応のコンテンツとなります。

 デジ・アナ変換ですが状況からするとアットワンス扱いで
すから、そうなっていると言えます。これはアナログチュー
ナーのレコーダーでも同じ状態だと思います。
 
 
 ちなみに、ダビング10ですが、


 ■ 光学メディアへのダビングを9回
 ■ SD解像度の状態に変換しての移動が1回


と言う仕組みです。つまり、最大9枚のバックアップが取れ
1回のSD解像度のコピーが可能と言う内容です。


 ムーブの場合HDD内部のDATAが消えてDVDに焼けると言う
モノですから基本的にムーブした後にはHDDには番組は残ら
ない感じです。

 ちなみに、古いDVDレコーダーやBDレコーダーと言うのは
このダビング10に非対応ですから、個人的には、古めかしい
レコーダー製品の中古なんてのはまかり間違っても買うもの
ではないと思っています。

 と言うのも、AVCRECはないですし、BDXLは非対応ですし、
何よりも 【 ダビング10非対応 】 ですから、


 【 HDDから移動させた場合、SD解像度になる 】


モノが多いからです。アナログチューナーの時代は編集を
して様々な媒体に移動できていましたが、今はムーブで、
モバイルにも対応している感じです。

 今年はPLAYSTATION 3ではtorneがPSPへのダビングに対
応しているのですが、レコーダーでもモバイル用への書き
出しに対応している製品もあります。

 なので、製品の選択でそうした事も可能になる感じです。

 では、レコーダーの編集機能はどうなっているのか?と
言うと、ソニーのが結構綺麗にCMカットができる感じなん
ですが、個人的には動作の機敏さはまったくありませんが
東芝のレコーダーの編集機能が秀逸かと。

 まず、チャプターの作成がフレーム単位で行えるので、
ここでチャプターを構築します。これがCMカットに街頭し
ます。

 次にプレイリストの作成で、このチャプターの必要な部
分を並べます。つまり、ここでCMカットをした状態にでき
ますからこれをDVDもしくはBD-Rなどにダビングする事で、
CMのない番組を焼くことが可能です。

 当然、これはダビング10準拠の場合ですから、9回でき
るダビング回数の一つを消費する事になります。

 東芝の製品では、このチャプターを自由に作れるので、
スポーツの中継があった場合それを全部録画した後に、一
番いいシーンだけをまとめたモノも作れます。

 と言うか、操作は少し違うんですが、CMカット機能と
言うのは、結果的に必要な映像部分の抽出ですから、そ
うした番組の部分的な抽出を行い、それをDVDやBDに焼く
事も可能です。

 アナログ時代と違うのは、このメディアに焼かれたコ
ンテンツを二次的に利用できないと言うコピーガードが
かかっている事ですね。w

 つまり、ここで完全に不正な二次利用をブロックして
あります。

 この編集機能ですが、基本的にCMカットの延長線上で
すから基本的にiPadで購入できるiMovieのような編集機
能はありません。ただ、BDレコーダーの場合、


 【 AVCHDカムの動画の編集 】


が可能になります。とは言っても、トリミングして間を
切って繋げるだけの簡単な切り貼りになります。

 多分、情報が少なすぎて一番分かりにくいのが


 ■ 3D放送
 ■ 3Dカムで撮影した映像


だと思います。実は、この二つですが、録画できてしま
えば編集可能です。流石に後者の


 【 AVCHD 3D 】


と言うMPEG-4 MVCの映像については対応レコーダーにな
るのですが、


 【 撮影モードがサイドバイサイドのソース 】


に関してはこれは単なる横並びの映像が記録されている
だけのAVCHDなので、


 【 フツーのBDレコーダーで編集可能 】


です。そう、サイドバイサイドの映像と言うのは、単な
るAVCHDですから、AVCHDの編集が可能なレコーダーであ
れば大丈夫な訳です。後は、そのファイルを機材してく
れるかどうか?と言う話だけだったりします。

 変な話ですが、仮に認識してくれなかった場合、最悪
SD解像度の取り込みとしてコンポジットケーブルで取り
込み、ソレをサイドバイサイドで録画して編集するなん
て方法もあります。w

 3D放送と言うのは、まさに横並びの映像が流れている
だけなので、フツーにその放送を受信できる環境だと、
録画は可能です。

 実は3D放送と言うのはレコーダーの性能としては記録
できるかどうかが重要で、結果的に


  【 3Dテレビの変換機能で3Dにしている 】


だけですから、パネルが対応していればそうなると言う
実に簡単な仕組みです。放送辞退は横並びなので、特殊
な方式でもなんでもないので録画可能ですし、レコーダ
ーを変えなくても


 【 3D放送だとテレビが3D対応であれば大丈夫 】


と言う内容になります。あくまでも、アレはテレビやデ
ィスプレイの差異のお話ですから。

 そうなると


 【 BD3D対応製品と言うのは何ですか? 】


と言う事になるかと思います。これは、AVCHD 3Dの形式
に対応したモノで、特殊な方式で記録されたBlu-Rayを再
生できるシロモノだったりします。

 とは言っても、実はBD3Dと言うのは専用ディスクでも
なんでもなく、


 【 2Dと3Dの二種類が収録されたディスク 】


だったりします。と言うか、それが可能になっているの
ですが、ビットレートを稼ぎたい場合、3Dのみのモノと
平面のディスクを個別に付けるようなパッケージが作ら
れているコトがあります。

 ただ、規格としては、BD3D(3DのBlu-Ray)と言うのは


【 平面と3DのフルHDの映像が収録されているモノ 】


だったりします。なので、実は通常のBDプレイヤーでも
平面の映像として再生可能です。

 つまり、BD3D対応製品と言うのはそうした3D収録がさ
れたモノを再生する機能があります。ちなみに、この形
式は


 【 MPEG-4 MVC 】


と言う形式で、3D放送のように1920x1080と言う解像度
を半分づつ使ったモノではなく、左右の目の視点に相当
する映像にそれぞれ、1920x108の解像度を割り当て、そ
れをマルチアングルとしてMVCとして記録しています。

 ちなみに、ソニーの3D対応BDレコーダーでは3Dハンデ
ィーカムで記録した


 【 AVCHD 3D 】


の形式をレコーダーに読み込む事が可能で、その映像を
録画番組のCMカットと同じ要領でBD-Rなどに残すことが
可能です。

 ソニーの家電はナビゲーションがPLAYSTATION 3と似
た感じになっているのですが、レコーダーで3Dハンディ
ーカムの映像を取り込むと、動画の部分に【3D】と言う
マークのついた動画アイコンが追加されます。あとはコ
レを開いて付与言うな部分をカットしてBD-Rに焼く事が
できます。

 とりあえず、2Dと3Dは形式が全く異なるので混在は不
可能となっています。

 ちなみに、通常のBDレコーダーの場合、ハイビジョン
ハンディーカムのAVCHDの編集が可能です。

 一昔前のHDV/DVカムなどだと、IEEE 1394ポートがあ
る製品だと切り貼りが可能です。

 
 基本的んいレコーダーと言うのはシングルトラックで
テロップやPinPなどの機能がありませんからショットの
組み合わせで映像を作る感じになるのですが、この作り
方だと、平面のみの編集になりますが、パナソニックの
製品が便利な気がします。


 ■ アルバム作成の手順(DIGA)
   http://panasonic.jp/diga/album/top.html


コレだとタイトル入れて、スライドショーと動画のショ
ットを組み合わせてれるのとBGMも追加可能ですから、
単なる切り貼りで終わらない編集が可能だと言えます。

 素材として、


 ■ AVCHDの映像
 ■ 写真
 ■ 音声ファイル


を自分で揃えて編集時に使えるので少し特殊なのが作れ
そうです。多分、ノリとして、iMovieからタイムライン
の概念とっぱずして、動画に適応できるタイトルとトラ
ンジションを削除したような感じかなと。

 こうして見てみると、家電もなかなかおもしろい編集
ができるようになってますよね。

 現在のレコーダー製品を見てみると同時録画できる数
が多い製品も増えていますが、意外と編集機能も面白い
モノを実装した製品があります。

 ただ、録画番組の扱いについては共通になっていて、
その編集機能も操作は違いますがある程度融通が効くよ
うになっています。 






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■ ディスプレイ

2011年10月12日 | ○ Audio-Visual




 CEATECが今年も行われたのですが、今回のディスプレイは高解像度と裸眼3Dでした。

東芝のフラグシップ機は4K2Kと言う現行のフルHDの4倍に相当する解像度で720Pの裸眼

3Dを実現した製品になっています。【 55X3 】 と言う製品になるのですが、90万円

のプライスで出るようです。と言うか、720P(1280x720)の裸眼3Dって凄いですよね。


グラスレス3Dと4K表示対応55型液晶TV - レグザ 55X3 #DigInfo



 4Kのソースというとぷららが4Kの映像サービス始めるみたいだけどソレ待ちって感じ。

あとPCだと、CPUとかメモリーの構成にもよるけどDVI-D接続で1600P相当までは出る感

じなので、解像度は足りないけど出るイメージです。

 現在は単体で4K出力できるようなのがないのですが、東芝ではオプション周辺機器とし

て「THD-MBA1」と言うのを出すみたいです。これはHDMI4本を繋いでソレを実現するモ

ノとしていますが、仕様は今後決めるとのことです。

 となると、現実的な事を考えると、現行ではDVIやDisplayportとHDMIがあるグラボ

は存在するので、SLIやCROOSS FIREの環境で、それぞれのDVIをHDMI変換して出力(

と言うか、コレで認識してくれればいいけど...。)し、HDMIに変換。これを4本用意して

553Xに繋ぐ感じになるのかなと...。と言うか、ハイスペックになりそうですね。w

 そして、今現在でHDMIの利用できるソースが1080/60Pで出てる映像ソースもそこ止まり

な感じだから、4Kと言うと 【 何で出すの? 】 と思われるかも知れませんが、実は

4Kと言うのはHDMI 1.4a策定時にしっかりとサポートされていて、このソースは実質的

に 【 出力を想定したモノ 】 になっています。以前NVIDIAさんがTwitterで教え

てくださったんですが、1.3と1.4の違いは信号の違いでケーブル自体は異ならない(んで

すが、品質いいのを使わないと酷いことになります。ウチがそうでしたから...。w)との

コトでした。つまり、信号が異なるんだけど、その策定されたモノの中には4Kx2Kは既に

サポート済みと言う感じです。

 そうなると、映像ソースになりますが、現行だと


  ■ YouTubeの4K映像


があるだけで、それ以外だと


 ■ 微速度撮影の映像ソース
 ■ クレイアニメ
 ■ フォトショとかでコマ作って製作した映像
 ■ 3DCGツールで作成した映像


になるかと...。4K2Kのソースですが、実は安価なものだと32bitアプリですがアドビの

Premiere Elementシリーズ(ただ、出力形式が限定されるので作れるけど何で出そう

かという問題があります。と言うのも、4KのAVCHDはないですから。)とかVEGAS Pro

とかがサポートしています。なので、コレに取り込んで編集するとそれが構築可能です。

 また、市販の映像ソフトだと、実はBDが4Kにシフトしていく流れが存在していて、フ

ツーに映像ソースもそっちに流れてくみたいです。つまり、


 【 家に居ながらIMAXの2Dクオリティー 】


と言うのが可能になるようです。4K2Kテレビ製品、4K2Kプロジェクタ製品の発売につい

てリアリティを持って取り組んでいるシャープ、東芝、ソニーの3社は、この流れを強力

に後押ししていくようです。

 そして、スーパーハイビジョンと言うとNHK技研でしか見れないモノでしたが、CEATEC

でも出てました。8Kパネル...。さすがに、645Dのような解像度は尋常ではありません。


世界初のスーパーハイビジョン対応液晶ディスプレイを開発 #DigInfo



 3000万画素程度あるので、既にハッセルブラッドで撮影した広告写真みたいなのが動い

てると考えていただくと解りやすいかと...。広告用印刷物のクオリティーって高いんです

が、オナジラインティングでやったら、アレが動いてる状態になると言う物凄いシロモノ

です。と言うか、スーパーハイビジョンは一つのカメラでそれが撮影できる(RED ONEの

RED自体もこの解像度のカメラ作るって話でしたよね。)のですが、このソースは放送で

流れる予定があると言うのがポイントです。

 そして、色彩ですが、Display Portで出力できる高品位のディスプレイを使って写真

編集をする際に、10bit出力のグラフィックボードを用意するのですが、このディスプレ

イもRGBのそれぞれが10bit出力になっているので、色彩が高精細となっています。
 
 ただ、当面はこの手の映像ソースがないのと出力がこの解像度をサポートしていないの

で、この製品ではHDMIケーブル16本で映像出力を行っているようです。

 シャープから出展されていたこの製品ですが、85インチで、白色LEDではなくRGBLED

方式とのことです。

 と言っても、16本のHDMIケーブルを家電やコンバーターと接続するのは現実味がないで

すし、放送の伝送方式も課題がある(衛星放送って大丈夫なのか?って問題)ので、その

辺りの課題をクリアしていくことも課題になるでしょうね。

 技研の内容になりますが、スーパーハイビジョンでは、22.2ch(DTS NEO:Xの倍)の

サラウンドを実現しており、高さの事なる3層のサラウンド空間で音を構築する構造にな

っています。なので、それが組み合わさった映像と言うのは音と映像の双方で凄さを感じ

ると思います。

 今後市場にはフラグシップ製品として4Kパネルが並んでいく事になるのですが、既存の

映像ソースはフルHDなのでパネルの1/4しかないのでアップスケーリングが必要になりま

す。アップスケーリングと言うとPS3の超解像技術が有名ですが、シャープでは超解像と

は事なる新たな技術を利用してアップスケーリングを行っていました。


 【 光創造技術 ICC(Integrated Cognitive Creation) 】 


と言う技術を今回のCEATECにて展示して居ました。この基幹技術は元ソニーの近藤 哲二

郎氏が開発された 【 DRC 】 となっています。(可変ウィングのような名前ですね。)


光情報の復元を目指した「ICC 4K 液晶テレビ」試作機を公開 #DigInfo


 ちなみに、超解像とICCの違いですが、


 【 超解像 】


   撮影された映像は、もっと高解像度のものだったはず


     という仮定の下に、


   失われた映像の解像度情報を復元する


     もので、ある画素に着目した場合、その周辺の画素からの
     輝度変化や色変化に着目して失われた画素情報を推測して
     復元を試みると言う 


   平面的な信号処理的アプローチの解像感復元


       
【 ICC 】


   映像を撮影された位置から放たれた視線


     に着目し、


   情景空間の推測・再構成をする


     もので、映像中のマテリアル(材質)認識を行ない、そこで
     認識された材質の反射特性に基づき映像を再構成すると言
     うモノ。


つまり、画面上のオブジェクトの質感を認識して、そのマテリアルだとどうなるかを推測

して画素補間してる感じです。なんか凄い技術が出てきましたよね。

 あと、デバイスが高いので展示用途での展開になりそうですが、空間に形状を投影して

立体に見せる技術と言うのが存在していて、日立では 


 【 実空間融合3Dディスプレイ 】


と言うのが展示されて居ました。これはプロジェクターで空間に立体映像を浮かび出させ

る技術(って、書いてる段階で既に20世紀ではSF見たいな話なんだけど、技術的にはでき

るようになりました。)今回の展示では複数のプロジェクターで像を浮かび上がらせる方

式を採用しており、熱による影響が出ている(像が歪む)シーンもありましたが、凄い技

術だなと。と言うか、SFじみた技術ですが、現実世界で存在しています。w

 表示の部分だけ見るとこれからの映像は平面の映像については、


 【 写真が時間軸を持って動くような状態 】


になり、3Dについても


 【 裸眼でハイビジョン 】


となっていき、コンシューマに降りてくるまではコストの問題で時間がかかりそうですが


 【 カラーホログラフィーのようなデバイス 】


がフツーに出回るような状態になりそうです。あっ、CEATECとは関係ないですが、アキバ

で、納期不明ですが、 


 【 D2000N-PN 】(価格:129,800円)


と言うのが展示されています。BD3Dや家電との連携はムリなのでTriDefとかで3Dにする

感じ(BDは非対応)なんですが、裸眼3Dディスプレイとなっています。3D REGZAのよう

にヘッドトラッキングを実装していて、ちょうせいをしかりやれば3Dに見える感じです。

 見え方ですが、既存の裸眼3Dよりは立体感があり、NVIDIA 3D VISIONよりは立体感

は少ないとのコトです。

 20インチのTNパネルで、1,600×900ドットとなっています。

 こうしてみてみると、3D製品増えてきたなぁと言う印象を受けますが、それを支える技

術と言うのがかなり凄くて、顔認識はしてるし、画素補間技術が映像認識と推測をして補

間してるとか、凄い状態になっています。

 ヘッドトラッキングと言うのも画像解析技術ですし、テレビは視聴者が見てるだけでな

くてテレビ付属のカメラもこっちを見ていて情報懐石をしながら補正をかけてる状態にな

ってる感じですね。この処理が軽ければ、バリア方式の製品でも視差調整を入れれるので


 【 立体感が崩れてる 】


と言う状況は回避できるように思います。そう考えると、3Dはまだ加速する感じに思えま

す。そして、解像度が上がってくると、裸眼のアプローチもあるのですが、4KでBDが出る

とBD3Dも4K収録の流れもできてくるはず(この場合、機材と送信方法選びそうですけど

ね)ですから、そうした先の事を考えると3Dはもっと面白くなっていくのかなと思います。

 ただ、ここ数年は、メーカーの最新製品や参考出展のあるディスプレイの展示会に行く

とSFみたいな技術が並んでると思います。w


※) YouTubeの動画なので、ブラウザのセキュリティーの項目
    とを変更しないと見れない場合があります。

    【 セキュリティー 】

     InternetExproler : セキュリティーレベル(中)
     FireFoxなど : Javascript オン

    にすると、FLASH PLAYERが走るので大丈夫です。

     また、FLASH PLAYERのプラグインが入っていないブラ
    ウザの場合、インストールするする必要があります。


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