■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

【 Infomation 】


【 F1GP 2017 最終戦:アブダビGP 今日から開催中 】

■ F1GP 2017 最終戦:アブダビGP
【 11月24日(金) 】   ■ フリー走行1回目 【 リザルト 】     セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)   ■ フリー走行2回目 【 リザルト 】     ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG) 【 11月25日(土) 】   ■ フリー走行3回目 【 リザルト 】     ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)   ■ 公 式 予 選 【 リザルト 】     バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG) 【 11月25日(日) 】   ■ 決     勝 【 リザルト 】     バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG) (*)メルセデスAMGがコンストラクターズ    タイトル、ルイス・ハミルトン選手(    メルセデスAMG)がワールドタイトルを    獲得しています。
【 今シーズンのレースカレンダー 】 【 今シーズンのチーム&ドライバー 】  


 SUPER-GT 2017年シーズン終了。  GT300はグッドスマイル初音ミクAMGが  タイトル獲得、GT500はKeePer TOM’S  LC500がタイトル獲得となりました。
【 Super GT Round 8 ツインリンクもてぎ 】


【 11月11日(土) 】


  〇 公式練習
 
■ GT300 【 リザルト 】 

  4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    Mercedes AMG GT3 / M159

    谷口 信輝選手
    片岡 龍也選手
 

■ GT500 【 リザルト 】

  37 KeePer TOM'S LC500
    LEXUS LC500 / RI4AG

    平川 亮選手
    ニック・キャシディ選手



   〇 予選Q1【 リザルト 】

  ■ GT300

   【4】グッドスマイル 初音ミク AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      谷口 信輝選手
      片岡 龍也選手

  ■ GT500

   【46】S Road CRAFTSPORTS GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      本山 哲選手
      千代 勝正選手




   〇 予選Q2 【 リザルト 】

  ■ GT300

   【4】グッドスマイル 初音ミク AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      谷口 信輝選手
      片岡 龍也選手

  ■ GT500
   【23】MOTUL AUTECH GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      松田 次生選手
      ロニー・クインタレッリ選手


【 11月12日(日) 】
 

   〇 決  勝

  ■ GT300【 リザルト 】

   【65】LEON CVSTOS AMG
      Mercedes AMG GT3 / M159

      黒澤 治樹選手
      蒲生 尚弥選手


  ■ GT500【 リザルト 】
   【23】MOTUL AUTECH GT-R
      NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

      松田 次生選手
      ロニー・クインタレッリ選手


(*)GT300はグッドスマイル初音ミクAMGが
   タイトル獲得、GT500はKeePer TOM’S
    LC500がタイトル獲得となりました。
 

【 今シーズンのレースカレンダー 】

【 今シーズンのドライバー&チーム 】








■ 交通情報などのリンク
http://blog.goo.ne.jp/kay-nea_l-u
e/8f3d1b94262f05bfe2eee971786294f0

【 最近アップした動画 】

【 差し替え 】Power Director 10 Ultraの2D-3D変換してみた。

■ 最終戦 アブダビGP:FP2はハミルトンがコースレコードを更新しトップタイム。アロンソ10番手、バンドーン12番手 (F1)

2017年11月25日 | ☆ F1

 アブダビGPは初日を迎えFP2が行われま
した。FP1では、セバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)がトップタイムをマー
クしており、5番手のバルテリボッタス選
手(メルセデスAMG)までが1分39秒台の
タイムをマークしており、マクラーレン
ホンダは、フェルナンド・アロンソ選手
(マクラーレン・ホンダ)が7番手、ス
トフェル・バンドーン選手(マクラーレ
ン・ホンダ)が8番手タイムをマークして
います。

 FP2は、

 ■ 気  温 : 25℃
 ■ 路面温度 : 32℃

となっており、FP1よりも10℃以上低いコン
ディションでスタートしました。

 FP2は予選と決勝のコンディションと同
じ条件となる為、各チームがセッション開
始からにコースへ向かい、大部分のドライ
バーがスーパーソフトでプログラムをスタ
ートしています。

30分を経過した時点でウルトラソフトでの
タイム計測となり、セバスチャン・ベッテ
ル選手(フェラーリ)が1'38.026をマーク
し、その後、2017年王者のルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が自身が保持し
ていたコースレコード(1'38.434)を更新
する1'37.877を記録してタイムシートのト
ップに立ちます。

その後、各ドライバーは、スーパーソフト
とウルトラソフトでの長めの走行にプログ
ラムへと移行すると、ロングランではトッ
プ3チームが他のチームよりもおよそ1秒ほ
ど速いペースで走行していました。

最終的に路面温度は29℃まで低下しており、
その後に上位勢は予選アタックは行ってい
ない為、2017年王者のルイス・ハミル
トン選手(メルセデスANG)が1'37.877で
FP2でコースレコードを更新しトップタイ
ムをマークしています。

2番手には0.149秒差でセバスチャン・ベッ
テル選手(フェラーリ)、3番手にはダニエ
ル・リカルド選手(レッドブル)が0.303秒
差で続いています。

マクラーレン・ホンダは、Tウイングを外し
たパッケージでセッションを実施しており、
フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレ
ン・ホンダ)が10番手タイム、ストフェル
・バンドーン選手(マクラーレン・ホンダ)
が12番手タイムで初日のセッションを終え
ています。

このセッションでは、ロマン・グロージャ
ン選手(ハース)は電気系のトラブルで12
周の走行にとどまっています。

 


■ 最終戦 アブダビGP:FP1はベッテルがトップ、アロンソ7番手、バンドーン8番手 (F1)

2017年11月24日 | ☆ F1

 F1 2017年シーズンも最終戦を迎え、アブダビGP
が開催となりました。

 このレースでドライバーズランキングとコンスト
ラーズライキングが決定します。ドライバーズラン
キングでは、2位のセバスチャン・ベッテル戦手(
フェラーリ)と3位のバルテリ・ボッタス選手(メ
ルセデスAMG)が22ポイント差で、4位のダニエル
・リカルド選手(レッドブル)と5位のキミ・ライ
コネン選手(フェラーリ)との差が7ポイントと逆
転の可能性が残されています。

さらにコンストラクターズランキングでは5位のウ
ィリアムズと6位のトロ・ロッソとの差が12ポイン
ト差、以下、8位のハースまでが6ポイント差でひし
めいており、賞金をかけた戦いは激しさを増してい
ます。

 そして、最初のセッションであるFP1は、

 
 ■ 気  温 : 26℃
 ■ 路面温度 : 43℃


の中行われました。FP1ではではウルトラソフトで
走行を開始するドライバーが多く見られました。

 このセッションですが、ハースはケビン・マグ
ヌッセン選手のかわりにアントニオ・ジョヴィナ
ッツィ選手が、フォース・インディアはエステバ
ン・オコン選手にかわり、ジョージ・ラッセル選
手がステアリングを握っています。

 コースにラバーが乗っていない序盤はコースオフ
やスピンを喫するドライバーも見られましたが、
セッションが進むにつれて路面は改善。タイムが
出始めます。

このセッションでは、ブラジルGPを制したセバス
チャン・ベッテル選手(フェラーリ)が1'39.006
でトップタイムをマークしています。

 2番手には0.120秒差で2017年王者ルイス・ハミ
ルトン選手(メルセデスAMG)が着け、3番手には
0.148秒差で最年少王者記録のマックス・フェルス
タッペン選手(レッドブル)が続いています。そし
て5番手のバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAM
G)までが1分39秒台のタイムをマークしています。

マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ
選手(マクラーレン・ホンダ)が7番手タイムをマ
ークしており、ストフェル・バンドーン選手(マ
クラーレン・ホンダ)が8番手タイムをマークし、
トップ10圏内で1回目のセッションを終えています。

 

 

 


■ 最終戦 アブダビGP開催【 F1 】

2017年11月24日 | ☆ F1

F1は今シーズン最後のレースとなるアブダビGPが開催
となります。

 F1唯一のトワイライトレースとなり、スタート時と
日没後の路面温度の変化などがあるレースとなります。

 既に今シーズンのドライバーズタイトルとコンスト
ラクターズタイトルは確定しており、メルセデスAMG
がコンストラクターズで4連覇、ルイス・ハミルトン
選手(メルセデス)AMGもメキシコGPでタイトルを獲
得しています。最終戦の結果で最終的なドライバーズ
ランキングとコンストラクターズランキングが決定し
ます。

 前戦のブラジルGPでは、予選で王者ルイス・ハミ
ルトン選手(メルセデスAMG)がQ1クラッシュにより
脱落し、バルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)
がポールポジションを獲得。レースは、セバスチャ
ン・ベッテル選手(フェラーリ)が前に出る展開と
なりますが、スタート直後にクラッシュがあり、
SC導入と言う波乱の展開となります。後方から追い
上げる王者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)
が初のタイトル獲得となった2008年のレースのよう
に後方から追い上げ順位を上げていきます。同様に
下位に沈んだダニエル・リカルド選手(レッドブル)
も順位を上げ、ポイント圏内に浮上します。

 レースは、終盤に3居争いが激しくなり、前を行
くキミ・ライコネン選手(フェラーリ)と王者ルイ
ス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)の戦いとな
ります。最終的に、3位はキミ・ライコネン選手(
フェラーリ)が入り、王者ルイス・ハミルトン選手
(メルセデスAMG)は最後尾スタートから16ポジシ
ョンアップの4位フィニッシュを飾っています。

 レースは、終盤にペースが落ちるシーンもあった
ものの、セバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ
)優勝を果たしており、2位にはバルテリ・ボッタ
ス選手(メルセデスAMG)が着け、3位にキミ・ライ
コネン選手(フェラーリ)の三人がポディウム獲得
となりました。

 ファイナルラップまで激しい7番手争いが行われ、
今季で引退となるフェリペ・マッサ選手(ウイリア
ムズ)とデイトナ24時間の三戦が決まり、現在WEC
のテストに参加しているフェルナンド・アロンソ選
手(マクラーレン・ホンダ)が激しいバトルを展開
していましたが、ファイナルラップで、セルジオ・
ペレス選手(フォース・インディア)が浮上し、3
台が連なる状態でポジション争いを行います。

 最終的に、フェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ
)はF1で最後のブラジルGPを7位で完走しており、
その後方で横並びになるシーンがあった物の、最終
的にフェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・
ホンダ)が8位入賞、セルジオ・ペレス選手(フォー
ス・インディア)が9番手フィニッシュとなってい
ます。

2017 Brazil Grand Prix: Race Highlights

 その南米からF1は中東へと飛び、今回の舞台であ
るアラブ首長国連邦のアブダビのヤス島にある

ヤス・マリーナ・サーキット

へとやってきました。


■ サーキット

 この回のレースの舞台ですが、


【 ヤス・マリーナサーキット 】

コ ー ス 全 長   : 5,554m
コ ー ナ ー 数   : 21コーナー
周    回   数  : 55周 | 反時計回り
エ ン ジ ン負 荷  : 全開率 : 57%
ブ レ ー キ 負 荷 : 使用率 : 17%
燃 料 消 費 量   : 1.91kg/周
フューエル・エフェクト : 0.35秒/10kg
最 大 高 低 差   : 11m


となっています。

 レースは、日没前からナイトレースに変化するト
ワイライトレースのため、路面温度の変化が激しい
ためタイヤマネージメントが重要になります。

コースレイアウトは、レーシング専用セクション
と市街地をイメージしたセクションとを組み合わ
せた独特なものとなっており、およそ1.2kmのロ
ングストレートや、連続する低速の90度コーナー
など、セクター毎にマシンに対する要求が変化す
るテクニックな一面を持っています。

 前半は超高速サーキット、後半は低速のストッ
プ・アンド・ゴーといった趣。コース上のアップ
ダウンは殆ど無い平地となっており、コース幅が
広くエスケープゾーンも多くなっています。

トップスピードはDRS区間の8コーナー手前で時速
331kmで、1.2kmの距離を約14秒間エンジン全開で
走るためICEへの負担が大きくなります。

 同じくDRSが使用可能な11コーナー手前でも時速
320km程に達するため、両コーナー手前はハードブ
レーキングとなりブレーキへの負荷が大きくなりま
す。

 エンジン全開率は57%で平均速度は時速190kmと
カナダGPのジル・ビルヌーブ・サーキットとほぼ
同じです。

燃料消費量はシーズンTop5に食い込む悪さで、

オーストラリア
カナダ
オーストリア
ロシア

に続いて燃費が悪くなります。2から4コーナーは
エンジン全開区間で低速のセクター3はタイヤに大
きな負担を強いることになります。

■ タイヤ

 今回、ピレリは、

 ■ ソフト
 ■ スーパーソフト
 ■ ウルトラソフト

の柔らかい側の三つのコンパウンドを用意しており、
各ドライバーは

 

と言う選択をしています。

 

■ 記録

 現役ドライバーでの優勝者は

2009年 セバスチャン・ベッテル選手
2010年 セバスチャン・ベッテル選手
2011年 ルイス・ハミルトン選手
2012年 キミ・ライコネン選手
2013年 セバスチャン・ベッテル選手
2014年 ルイス・ハミルトン選手
2016年 ルイス・ハミルトン選手

となっており、セバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)とルイス・ハミルトン選手(メル
セデスAMG)が共に3度の優勝をしており、二連
覇をしています。昨年のレースでは、ルイス・
ハミルトン選手がポール・トゥ・フィニッシュ
を飾っています。

 


■ スケジュール

アブダビGPのスケジュールですが、

【 11月24日(金) 】

  ■ フリー走行1回目
    18:00~19:30(現地時間 13:00~14:30)


  ■ フリー走行2回目
    22:00~23:30(現地時間 17:00~18:30)


【 11月25日(土) 】

  ■ フリー走行3回目

    19:00~20:00(現地時間 14:00~15:00)


  ■ 公 式 予 選
    22:00~23:00(現地時間 17:00~18:00)


【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝
    22:00~(現地時間 17:00~)


となっています。今年もF1のライブ中継は有償放送の
みとなっており、CS放送/フジテレビNEXTとオンデマ
ンドのDAZNでのストリーミングで行われており、

【 11月24日(金) 】

  ■ フリー走行1回目  17:55~19:40


  ■ フリー走行2回目  21:55~23:40

 

【 11月25日(土) 】

  ■ フリー走行3回目  18:55~20:10


  ■ 公 式 予 選  21:50~24:00


【 11月25日(日) 】

  ■ 決     勝  21:30~24:50


にて行われます。


■ 第19戦 ブラジルGP:ベッテルが今季5勝目、フェラーリ1-3。王者ハミルトン猛追の4位、アロンソ8位、最後のブラジルGPのマッサ7位完走【F1】

2017年11月16日 | ☆ F1

 ブラジルGPは3日目を迎え、決勝レースが
行われました。インテルラゴスは反時計回り
のサーキットなので、従来のホームストレー
トを超えると右カーブが来るレイアウトでは
なく、ストレートを超えると左に曲がるブラ
インドコーナーから始まっています。

 このサーキットのDRSゾーンは2か所で

■ DRS1

【 ゾーン 】  

  ターン3の立ち上がりからから
  ターン4に至るストレート上


【検知ポイント】

  ターン2


■ DRS2

【 ゾーン 】

  最終ターン15の手前からターン
  1手前までのホームストレート


【 検知ポイント 】

  ターン13の立ち上がり


に設けられます。

ブラジルGPでは、

 ■ スーパーソフト(赤)
 ■ ソフト(黄)
 ■ ミディアム(白)


の3種類となっています。

このうち、

 ■ ソフト
 ■ ミディアム

の1セットずつが決勝用として指定され
ています。決勝では、雨用のタイヤを
使わない限り、このうち1セット以上を
使用するとともに、2種類以上のコンパ
ウンドを使用しなければなりません。

また、一番軟らかいスーパーソフト1セ
ットが予選Q3用として指定されています。

 予選Q3に進出したドライバーは、この
タイヤをセッション後にF1公式タイヤサ
プライヤーであるピレリに返却しなくて
はならず、決勝はQ2でベストタイムを刻
んだときにはいていたタイヤでスタート
することが求められます。

 Q3に進出できなかったドライバーは、
Q3指定タイヤを決勝で使用することが可
能となります。

 雨用タイヤには、路面の水量が少ない
とき用のインターミディエイト(緑)と、
フルウエット(青)の2種類があります。


 前戦のメキシコGPではルイス・ハミル
トン選手(メルセデスAMG)が2戦を残し
て通算4度目のF1ドライバーズタイトルを
確定しており、セバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)と並んでトップタイ
となっており、通算では

ミハエル・シューマッハ氏 7回
ファン・マヌエル・ファンジオ 5回
アラン・プロスト氏 4回

で歴代3位タイ記録となります。

 前日の予選ではルイス・ハミルトン選
手(メルセデスAMG)がQ1でクラッシュす
るという波乱の点火となり、予選をノータ
イムで終えています。そして、予選で使用
していたものとは違うICE、TC、MGU-Hを投
入し、さらにギアボックスも交換してレー
スに臨むことになり、ピットレーンからの
スタートとなりました。

予選では、チームメートのバルテリ・ボッ
タス選手(メルセデスAMG)がポールを獲
得しており、。2番手はセバスチャン・ベ
ッテル選手(フェラーリ)が着けています。


 この段階で、ランキング2位とランキン
グ4位が誰になるか?が今後のレースで変
わってくる事になりますが、ポイントの逆
転の可能性のある展開となっています。

ランキング4位のダニエル・リカルド選手
(レッドブル)は規定数を超えるPUエレメ
ント交換で10グリッド降格となるため、14
ポイント差で追うキミ・ライコネン選手(
フェラーリ)が逆転で4位浮上を目指すため
にポイント差を縮める絶好のチャンスを迎
えています。

コンストラクターズランキングに関してはす
でにメルセデスAMGの1位、フェラーリの2位、
レッドブルの3位、フォース・インディアの
4位までは確定した状態となっています。

ランキング5位に関しては、現在の5位以下の
チームすべてに数字上の可能性が残されてい
ますが、現時点でトロロッソに23ポイント、
ルノーに28ポイント、ハースに29ポイント差
をつけているウィリアムズが一歩リードして
いる状態です。


しかし、トロロッソの2台は今日のレースで
もPU交換により大きなグリッド降格を受ける
ことになり、ブレンドン・ハートレイ選手(
トロ・ロッソ)が18番手、ピエール・ガスリ
ー選手(トロ・ロッソ)が19番手からのスタ
ートとなります。5ポイント差で迫っている
ルノーの2台が7番グリッド8番グリッドから
スタートすることを考えれば、ここでルノー
がランキング6番手に浮上する可能性が高く
なっています。


さらに、トロロッソはハースとの差も6ポイン
トしかなく、11番グリッドからスタートする
ロマン・グロージャン選手や13番グリッドか
らスタートするケビン・マグヌッセン選手(
ハース)がポイントを手にすれば、その差が
さらに縮まり、もしくは逆転を許す可能性も
あります。


一方、前戦メキシコで戦略的PU交換を行って
このブラジルGPに備えたマクラーレン・ホン
ダですが、予選ではフェルナンド・アロンソ
選手(マクラーレン・ホンダ)が7番手に入り
ました。また、フェルナンド・アロンソ選手
(マクラーレン・ホンダ)はダニエル・リカ
ルド選手(レッドブル)の降格により6番グリ
ッドからレースをスタートすることになって
おり、ポイント獲得のチャンスが大きくなっ
ています。


 一方、チームメートのストフェル・バンド
ーン選手(マクラーレン・ホンダ)は予選を1
3番手で終えており、今日の決勝はひとつ繰り
上がって12番グリッドからのスタートとなり
ます。


 決勝前のインテルラゴスは天候に恵まれ

 

 ■ 天  候 : 晴れ
 ■ 気  温 : 27℃
 ■ 路面温度 : 60℃


のドライコンディションの中レースが行われま
した。


 ペナルティーなどでグリッド変更がある為、
予選とスターティンググリッドが異なり、


【1】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG)

【2】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ)

【3】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ)

【4】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)

【5】セルジオ・ペレス選手
   (フォース・インディア)

【6】フェルナンド・アロンソ選手
   (マクラーレン・ホンダ)


【7】ニコ・ヒュルケンベルグ選手
   (ルノー)


【8】カルロス・サインツ選手
   (ルノー)


【9】フェリペ・マッサ選手
   (ウィリアムズ)

【10】エステバン・オコン選手
    (フォース・インディア)


【11】ロマン・グロージャン選手
    (ハース)


【12】ストフェル・バンドーン選手
    (マクラーレン・ホンダ)


【13】ケビン・マグヌッセン選手
    (ハース)


【14】ダニエル・リカルド選手
    (レッドブル)


【15】パスカル・ウェーレイン選手
    (ザウバー)


【16】ランス・ストロール選手
    (ウィリアムズ)


【17】マーカス・エリクソン選手
    (ザウバー)


【18】ブレンドン・ハートレイ選手
    (トロロッソ)


【19】ピエール・ガスリー選手
    (トロロッソ)


【20】ルイス・ハミルトン選手
    (メルセデスAMG)


 グリッド上のマシンの多くがスーパーソ
フトを装着する中、

 

 ダニエル・リカルド選手
 (レッドブル)

   5周使用したソフトタイヤ

 

 マーカス・エリクソン選手
 (ザウバー)

   ソフトタイヤ

 

 ピエール・ガスリー選手
 (トロロッソ)

   ソフトタイヤ

 

 ルイス・ハミルトン選手
 (メルセデスAMG)

   ソフトタイヤ


を装着しています。フォーメーションラップを終えて
各マシンがグリッドに着きます。シグナルがひとつづ
つ灯りブラックアウト。F1ブラジルGPの火ぶたが切っ
て落とされます。

 スタート直後のターン1でセバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)がバルテリ・ボッタス選手(メル
セデスAMG)の前に出ます。

 後方では、ストフェル・バンドーン選手(マクラー
レン・ホンダ)とダニエル・リカルド選手(レッドブ
ル)が、そして、エステバン・オコン選手(フォース・
インデャイ)とロマン・グロージャン選手(ハース)
がからんで2台ともにコースアウトしており、序盤か
らセーフティカー導入される波乱の展開となります。

 ロマン・グロージャン選手(ハース)はコースに
戻った物の、ストフェル・バンドーン選手(マクラー
レン・ホンダ)、連続完走記録を更新していたエステ
バン・オコン選手(フォース・インディア)がリタイア
となり、さらに、ケビン・マグヌッセン選手(ハース)
の3台が序盤から姿を消します。そして、序盤の接触で
マシンにダメージを受けたダニエル・リカルド選手(
レッドブル)はピットに戻り、最後尾でコースに戻りま
す。

 

 この間、フェルナンド・アロンソ選手(マクラー
レン・ホンダ)は5番手にポジションアップ、そし
て最後尾スタートの王者ルイス・ハミルトン選手(
メルセデスAMG)は14番手まで浮上します。


6周目にセーフティカーが解除されると、そのリスタ
ートでこれが最後の母国レースとなるフェリペ・マッ
サ選手(ウィリアムズ)がフェルナンド・アロンソ選
手(マクラーレン・ホンダ)をかわし5番手に浮上しま
す。

 2009年のブラジルGPのように、ルイス・ハミルトン
選手(メルセデスAMG)後方から追い上げ11番手に浮上
します。9周目にポイント圏内の10番手に上がると、11
周目には8番手にまで順位アップするという驚異的なペ
ースで上位勢を追い上げていきます。その後も着々と順
位を上げ、20周目にはフェルナンド・アロンソ選手(マ
クラーレン・ホンダ)を追い抜いて6番手にまで浮上す
します。

 この間、トップ快走のセバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)と二番手のバルテリ・ボッタス選手(メル
セデスAMG)との差が1.8秒程で少し離れてキミ・ライコ
ネン選手(フェラーリ)が3番手ですが、タイヤがオーバ
ーヒート気味の状態での走行をしています。そして、4番
手のマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)との
差は、2.3秒ですが、3-4番手の2台のマシンはタイヤがオ
ーバーヒート気味の傾向に陥ります。

 そして、審議対象になっていた序盤の接触について、
ロマン・グロージャン選手(ハース)に対して10秒の
ペナルティーが出ます。

 そして、一度は最後尾に沈んだダニエル・リカルド
選手(レッドブル)が順位を上げ27周目にはニコ・ヒ
ュルケンベルグ選手(ルノー)をとらえて9番手に浮上
します。


30周目に近づくころから上位勢がピットに入ってタイヤ
の交換を開始していきます。

 まず、最初にバルテリ・ボッタス選手(メルセデス
AMG)がピットに入り、5番手でコースに復帰しており、
フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
とポジション争いをしているフェリペ・マッサ選手(
ウィリアムズ)も27周目にピットに向かっています。

 29周目にはトップ快走中のセバスチャン・ベッテル
選手(フェラーリ)が作業を終えて辛うじてトップで
復帰しており、バルテリ・ボッタス選手(メルセデス
AMG)のアンダーカット作戦を辛うじて阻止しており、
同周回でピットインしたフェルナンド・アロンソ選手
(マクラーレン・ホンダ)はフェリペ・マッサ選手(
ウィリアムズ)の後ろでコースに復帰しています。  

 この周にキミ・ライコネン選手(フェラーリ)も
ピットへと向かっています。
 
 そしてソフトタイヤでスタートした王者ルイス・
ハミルトン選手(メルセデスAMG)が30周目には暫定
トップに立ちます。

 31周目には順位を上げてきたダニエル・リカルド
選手(レッドブル)が暫定5番手まで浮上し、その後
ろにマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)
が続いています。


この段階で、トップ10内にいるドライバーの内、


【1】ルイス・ハミルトン選手
   (メルセデスAMG)


【5】ダニエル・リカルド選手

   (レッドブル)


【7】セルジオ・ペレス選手
   (フォース・インディア)


【8】カルロス・サインツ選手
 
   (ルノー)


がタイヤ交換を行わず走行を続けます。

32周目にカルロス・サインツ選手(ルノー)がピット
に向かいますが、セルジオ・ペレス選手(フォースイ
ンディア)がピットに悲哀っていません。そして、翌
周回にチームオーダーで、マックス・フェルスタッペ
ン選手(レッドブル)がダニエル・リカルド選手(レ
ッドブル)の前に出ます。

35周目にセルジオ・ペレス選手(フォースインディア)
がピットに入り9番手でコースに復帰しています。


39周目での順位は


【1】ルイス・ハミルトン選手
   (メルセデスAMG)


【2】セバスチャン・ベッテル選手
   (フェラーリ)


【3】バルテリ・ボッタス選手
   (メルセデスAMG)


【4】キミ・ライコネン選手
   (フェラーリ)


【5】マックス・フェルスタッペン選手
   (レッドブル)


【6】ダニエル・リカルド選手

   (レッドブル)


【7】フェリペ・マッサ選手
   (ウィリアムズ)


【8】フェルナンド・アロンソ選手
   (マクラーレン・ホンダ)


【9】セルジオ・ペレス選手
   (フォース・インディア)


【10】ピエール・ガスリー選手
    (トロロッソ)


トップ10となります。その翌周で、ニコ・ヒュル
ケンベルグ選手(ルノー)がピエール・ガスリー
選手(トロロッソ)を抜いて、10番手に浮上しま
す。


 42周目にブランドン・ハートレイにピットイン
の指示が飛びそのままリタイアとなりました。

 43周目になっても、ピエール・ガスリー選手(
トロ・ロッソ)はピットインをしておらず、その
背後にカルロス・サインツ選手(ルノー)がせま
そして、その翌周にカルロス・サインツ選手(ル
ノー)がピエール・ガスリー選手(トロ・ロッソ)
をホームストレートエンドで追い抜きました。

44周目に、暫定トップの王者ルイス・ハミルトン
選手(メルセデスAMG)がピットに入り、スーパー
ソフトタイヤに交換して5番手でコースに戻ります。
さらに、その周にダニエル・リカルド選手(レッド
ブル)もピットに入りスーパーソフトに交換し、
8番手でコース復帰しています。

さらに。その翌週に、ピエール・ガスリー選手(
トロ・ロッソ)とマーカス・エリクソン選手(ザ
ウバー)がピットインしました。

レースが50周に到達すると、ダニエル・リカルド
選手(レッドブル)が6番手にまで順位を上げ、
それにフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)と
フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホ
ンダ)が続く展開とります。そして、フェルナン
ド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)が、
DRS圏内にはいると、この二台の争いが激しくな
ります。コーナーが続く区間ではフェルンナンド
・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)がフェ
リペ・マッサ選手(ウィリアムズ)に近づくもの
の、ストレートで差が開くという展開が続いてい
ます。

58周目にマックス・フェルスタッペン選手(レッ
ドブル)とファすてすとぉ刻み追い上げる王者ル
イス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が背後に
迫ります。ホームストレートエンドで王者ルイス
・ハミルトン選手(メルセデスAMG)が並びかけま
すが、マックス・フェルスタッペン選手(レッド
ブル)が必死にこらえました。しかし、次のスト
レートでは王者ルイス・ハミルトン選手(メルセ
デスAMG)が前に出て4番手に浮上します。

 そして、更に、王者ルイス・ハミルトン選手(
メルセデスAMG)は1'11.932のベストタイムをマー
クし、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)との
ギャップを縮めていきます。

 タイヤの厳しくなったマックス・フェルスタッ
ペン選手(レッドブル)が63周目にピットに向か
い5番手でコースに復帰します。

そして、66周回目にマックス・フェルスタッペン
選手(レッドブル)が1'11.014を刻み、レースレ
コードを更新しています。


 後方で、最後の母国GPを走行するフェリペ・マ
ッサ選手(ウィリアムズ)とフェルナンド・アロ
ンソ選手(マクラーレン・ホンダ)の8位争いが
展開される中、この周回で、ついに王者ルイス・
ハミルトン選手(メルセデスAMG)がDRS圏内に入
ってきました。後方からプレッシャーをかける王
者ルイス・ハミルトン選手(メルセデスAMG)の
猛攻をキミ・ライコネン選手(フェラーリ)が守
る展開になります。激しい8番手争いですが、フェ
ルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
がフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)とのギ
ャップを0.4秒以内に縮めていますが、追い抜くに
は至りません。

ファイナルラップに入ると、キミ・ライコネン選
手(フェラーリ)と王者ルイス・ハミルトン選手
(メルセデスAMG)がテール・トゥ・ノーズ状態で
となります。


 そして、ファイナルラップ。赤いマシンが最終
コーナーを超えホームスタンドに向かってきます。
そして、チェッカーの降られるホームストレート
へと疾走し、コントロールラインを超え勝利を確
定させます。優勝はセバスチャン・ベッテル選手
(フェラーリ)今季5勝目となる勝利を獲得してい
ます。。


 2位には、移籍後に初ポールと自身初優勝を果
たしたバルテリ・ボッタス選手(メルセデスAMG)
となりました。そして、終盤の激しい3位争いは
キミ・ライコネン選手(フェラーリ)がポジショ
ンを守り切り3位フィニッシュとなりました。

フェルナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホ
ンダ)がフェリペ・マッサ選手(ウィリアムズ)
の背後に迫りますが、その後方からセルジオ・ペ
レス選手(フォース・インディア)が追いついて
きます。


 タイヤの厳しい状態のフェリペ・マッサ選手(
ウィリアムズ)ですが、なんとか順位を守り切り
ました。


そして、最後にフェルナンド・アロンソ選手(
マクラーレン・ホンダ)にセルジオ・ペレス選
手(フォース・インディア)が並びかけました
が、なんとかフェルアンド・アロンソ選手(マ
クラーレン・ホンダ)が8番手の位置を守りまし
た。この結果、セバスチャン・ベッテル選手(
フェラーリ)が今季5勝目、通算47勝目の優勝を
果たし、2位はバルテリ・ボッタス選手(メルセ
デスAMG)が着け、ポイント差は、22ptとなりま
した。3位キミ・ライコネン(フェラーリ)が表
彰台を獲得し、フェラーリが1-3フィニッシュを
飾っています。

4位にはピットレーンスタートから驚異的な追
い上げを見せたの王者ルイス・ハミルトン選
手(メルセデスAMG)が入りました。

 5位には前戦の優勝者のマックス・フェルス
タッペン選手(レッドブル)、6位は14番グリ
ッドスタートだったダニエル・リカルド選手
(レッドブル)が入り、レッドブルはダブル
入賞となりました。


7位は最後の母国レースを走り切ったフェリペ
・マッサ選手(ウィリアムズ)、8位にフェル
ナンド・アロンソ選手(マクラーレン・ホンダ)
が入り、9位はセルジオ・ペレス選手(フォース
・インディア)、10位がニコ・ヒュルケンベル
グ選手(ルノー)と言う結果になりました。

マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドー
ン選手(マクラーレン・ホンダ)はいいスター
トを切りますが、行き場を失い1周目にダニエ
ル・リカルド選手(レッドブル)と接触してリ
タイアとなっています。

 


■ 最終戦 もてぎ:GT500はMOTUL GT-Rがポール・トゥ・フィニッシュ。2位フィニッシュでKeePerがタイトル獲得。【 SUPER GT 】

2017年11月16日 | ☆ SuperGT

 SUPER GTは最終戦を迎え、GT500の決勝レースが
行われました。土曜日も雨の影響もなくセッション
が行われていましたが、日曜日も晴天に恵まれ多く
のファンが来場していました。

 初日と当時にはDTMのデモランが行われており、
日曜日は、自衛隊松島基地のF-2戦闘機の歓迎フラ
イトやDTM代表でもあるゲルハルト・ベルガー氏の
来場などがありました。


 予選では、MOTUL GT-Rが0.9秒差と言う驚異的な
タイムでポールを獲得していましが、もてぎはス
トップ・アンド・ゴーのレイアウトなので、タイム
が僅差になる事が多く、あれだけ強烈にタイム差が
出るというのは凄い事です。


 タイトル争いは、優勝したのちに他のマシンの順
位でタイトル獲得となるポールスタートのMOTUL GT
-R、と、ランキング2位のWAKO’S 4CR LC500、そし
てランキングトップのKeePerとなり、タイトルを争
う3台がスターティンググリッドの上位に並んでい
ます。


 グリーンシグナルがともると白バイ、パトカー、
そしてDTMの先導によるパレードランが始まり、フ
ォーメーションラップを終えてスタートを迎えます
が、最終コーナーのビクトリーコーナーでローリン
グスタートのタイミングを伺いつつ、ブレーキング
でタイヤを暖めていたトップMOTUL GT-Rの左リヤと
WAKO’Sの右フロントが接触しパーツが大きく破損
してします。それでも走行には大きな支障はないよ
うで、そのまま53周のレースがスタートします。

 しかし、やはり右フロントを破損した2番手WAKO’
Sはペースが上がらず、4周目には3番手KeePerに1コ
ーナーでかわされてしまいます。

 その後も5周目には36号車のau TOM’S LC500にS
字でオーバーテイクを許し、6周目にはS Road CRAF
TSPORTS GT-Rとサイド・バイ・サイドに何度もなり
ながらバトルを繰り返すものの、最終的にS Roadが
前に出ます。

 さらに、WAKO’Sは5コーナーの進入でフォーラム
エンジニアリング ADVAN GT-Rと接触し、スピンを喫
し、フォーラムエンジニアリングもサンドトラップ
に飛び出し、2台ともに最後方に順位を下げてしまい
ます。WAKO’Sはこの序盤のアクシデントがらみで実
質、タイトルの権利を失い、後にフォーラムエンジ
ニアリングはこの接触の件でドライブスルーペナル
ティを受けています。

 そして左リヤにトラブルを抱え8周目にはauが緊急
ピットインとなりますがそのままガレージへマシンを
納めています。タイトル候補でもあったauが戦線を離
脱して、コース上のタイトル候補は4番手に上がった
ZENT CERUMO LC500を含めてMOTUL GT-R、KeePerの3
台に絞られました。

 トップのMOTUL GT-Rは順調に周回を重ね、2番手Ke
ePerとは4秒程度のギャップで周回を重ねます。


 15周目を過ぎてトップMOTUL GT-Rと2番手KeePerの
ギャップは5秒弱に広がります。そして、20周目から
はルーティンのピットイン合戦になります。最初に4
番手走行のZENTの立川祐路選手から石浦宏明選手へ、
そして7番手KEIHINが小暮卓史選手から塚越広大選手
に交代しています。

 22周目を迎えて、MOTUL GT-RとKeePerの差は3.7秒
になりますが、そこで2番手のKeePerが先にピットに
向かい、。ニック・キャシディ選手から平川亮選手に
乗り替わります。

 23周目にはRAYBRIG、DENSO KOBELCO SARD LC500が、
翌24周目にはカルソニック、WAKO’Sがピットに向か
っています。

 その後、25周目にトップのMOTUL GT-Rがピットへ
と向かい。ロニー・クインタレッリ選手から松田次
生選手に交代し、ホースmストレート1本分のマー
ジンをつけてトップでコースに戻っています。


 27周目にはS Roadがピットインし、7番手でコース
に復帰しています。しかし、この時点でEpson Modul
o NSX-GTだけがルーティンのピットインをしておら
ず、異なる戦略を撮っています。

 この段階で、

【1】MOTUL GT-R
【2】KeePer
【3】ZENT
【4】RAYBRIG
【5】KEIHIN


のトップ5となり、MOTUL GT-RとKeePerのギャップは
約9秒ほど開いています。。

 34周目にはMOTUL GT-RとKeePerのギャップは12秒に
拡大します。

 38周目には4番手RAYBRIGと5番手KEIHINがバトルを繰
り返し、KEIHINが前に出ます。そして、40周目には10番
手Epsonと11番手WedsSport ADVAN LC500が接触して、
WedsSportは右フロントを大きく破損しています。

 残り10周となってもMOTUL GT-RとKeePerのギャップは
12秒ですが、だがその後、序々に2台の差は縮まっていき
ます。

 レースは残り2周となったとき、10番手を走行するWA
KO’Sのボンネットが吹き飛び、エンジンルームが丸見
えの状態で走行することになります。

 レースのスタートからフィニッシュまでWAKO’Sはト
ラブル、アクシデントの多い最終戦となりました。

 序盤にアクシデントあり、終盤にペースが落ちる展
開となった物のが起こったものの、


【23】MOTUL AUTECH GT-R
   NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A

   松田 次生選手
   ロニー・クインタレッリ選手

 

は終始安定したペースで走行し、最後はKeePerに6秒差
でトップチェッカーを受けており、MOTUL GT-Rはニッサ
ン陣営として今シーズン初、ニスモとしても2016年の第
2戦富士以来の優勝を果たしています。

 そして2位を守り抜いた


【37】KeePer TOM'S LC500
   LEXUS LC500 / RI4AG

   平川 亮選手
   ニック・キャシディ選手


がドライバーズタイトルを獲得をしています。平川亮選
手、ニック・キャシディ選手にとってはスーパーGT初タ
イトルで、トムスにとっては2009年の脇阪寿一/アンド
レ・ロッテラー組以来となる、8年ぶりの栄冠となりまし
た。ちなみに、今回の優勝で平川 亮選手は最年少優勝
記録の3位に入っています。ちなみに、1位は、ラルフ・
シューマッハ選手がMcLaren F1 GTRの時に記録した
【20歳10ヶ月(276日)】で、平川 亮選手が2歳の時に
記録された大記録となっています。ランキング2位は1998
年に山西 康司選手がHONDA NSXで記録した
【 20歳10ヶ月(304日)】で、4番手は、今回優勝を飾
ったMOTUL GT-Rの松田 次生が2001年にHONDA NSXで記録
した【 22歳2ヶ月 】となっています。


 今シーズンから施行された2017年「クラス1」新規定に
沿って、勢力図がリセットされた2017年のGT500クラスで
すが、開幕から序盤はレクサスLC500が表彰台を独占する
など、レクサス一強の印象でしたが、中盤からBoPの変更
でNSXが速くなり、GT-RもSUGOのレースでは、S-ROADの決
勝での優勝争いのバトルがあったりと、シーズンが終盤に
行くにつれて勢力図が変わっていきました。そんな中、ポ
イントを着実に重ねていたMOTUL GT-Rがタイトルの可能性
を残していたのは凄い結果だと思います。最終戦のリザル
トを見るとトップ6は

【1】MOTUL GT-R
【2】KeePer
【3】ZENT
【4】KEIHIN
【5】RAYBRIG
【6】S Road


と、3メーカーが2台づつ分け合う展開になっています。


 今回2人わせても43歳(!)と言うフレッシュなドラ
イバーがタイトルを獲得した訳ですが、序盤の展開から
は創造のつかない種版への流れとなりましたが、最終的
にレクサス勢がタイトルを獲得となりました。