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総裁選候補  

2024-09-06 21:57:39 | 文化

>週刊女性PRIME   >《首相になってほしくないランキング》1位は同数!  「聞く耳を持たない」61歳と「中身がない」43歳   >週刊女性PRIME [シュウジョプライム] によるストーリー・   >14時間・   

> 814日、岸田文雄内閣総理大臣(67)が、自民党総裁選の不出馬を表明。   

>ポスト岸田を狙う候補者が続々と名乗りを上げ、急きょ総裁選レースが幕を開けた。   

>そこで、30代~60代の女性500人に、「次の首相になってほしい&なってほしくない総裁選候補」をアンケート(821日実施)。   

>立候補を宣言、検討している10人以上の中から国民が選んだ次期総理にふさわしい議員は─。   

>「政治を変えたいという思いがこのランキングに集約されている気がします」と言うのは、政治評論家の有馬晴海さん。   

>アンケート結果から「これまでの自民党に長くあった負の部分、例えば宗教団体との関わりや裏金といった問題を払拭してくれる人、してくれそうな人材が選ばれている」と指摘する。   

> まずは「首相になってほしい」議員から、有馬さんと共にランキングを見てみよう。   

> 4位は高市早苗(63)。   

>「はっきりしていて、有言実行の印象がある」(東京都・52歳)、「女性首相の政治を見てみたい」(北海道・63歳)、「一番まともだと思う。   

>経済観念のしっかりした主婦のような感覚で日本をよくしてほしい」(神奈川県・51歳)と、32票を集めランクイン。   

>「男性に劣らない決断力がある」   

> 同数4位は上川陽子(71)。   

>「学歴、閣僚経験、留学経験、語学力など、海外の一流議員にも負けないものを持っている」(神奈川県・60歳)、「オウム真理教の死刑執行を決断した覚悟のほどは計り知れない。   

>男性に劣らない決断力がある」(神奈川県・63歳)とのコメントが集まった。   

>「一般的に女性は忠誠心が強く、正義感があるといわれますが、この2人も宗教団体とのなれ合いやお金の問題には関係がなさそうなイメージがありますよね。   

>ただ今回は女性初の総理誕生というテーマの空気ではない。   

>そこで4位にとどまったのでは」(有馬さん)   

> 3位は小林鷹之(49)。   

>「古くさい日本の政治を刷新してくれそう」(千葉県・44歳)、「あまりよく知らない人だけど、だからこそ思い切った政治をするのではないかという期待感がある」(滋賀県・59歳)、「頭がキレる。   

>派閥の影響を受けにくい。   

>自民党や国会、日本を国際感覚ある方に改革してもらいたい」(大阪府・49歳)とのコメントが集まり、42票獲得。   

819日に先陣を切って出馬を表明し、一気に知名度を上げた。   

>「これまで彼のことはほとんど知られていなかったと思います。   

>小林さんが上位にきたのは40代という若さ。   

>女性の首相よりも、今は世代交代が望まれているということでしょう。   

 

そうですね。   

 

>ただ出馬会見での印象から能力は高そうですが、華がないという意見が。   

>政治家に華はいらないという声もあるでしょうけど……」(有馬さん)   

>「派閥や風習をクリーンにできる」   

> 2位は石破茂(67)。   

>「既存の自民党とは違う考え方を持っていて、今の自民党の派閥や風習をクリーンにできる議員だと思う」(大阪府・43歳)、「長年、首相を目指していて志が高いと思う」(福岡県・66歳)、「庶民感覚を持っていて、やるべきことはきちんとこなしそう」(千葉県・63歳)、「しっかりと言葉を選んで発言していて、とても慎重で、信用できる人だと思う」(長野県・58歳)とのコメントが集まり、95票を獲得。   

>「政治は変わってほしいけど、若けりゃいいというもんじゃない、経験も必要だという人が石破さんを選んだのだと思います。   

>実際38年とキャリアは長く、手堅く政治をおさめていけそうな期待感がある。   

>人望がないと言われていますが、人望が伝わるほど他人と群れないから。   

>他議員と一緒にごはんを食べたりしないので、飯も食ってないのに投票できるか、という政治家もいる。   

> 忖度がなく、安倍元総理の夫人の行動が問題になったときも政治に与える影響などを率直に語ってくれます。   

>あいつは情がないと自民党議員から言われても、国民から見ると正直な人。   

>国民人気はその点にあると思います」(有馬さん)   

>「若い世代に挑戦してもらいたい」   

> 1位は小泉進次郎(43)。   

>「行動力と理念がしっかりして、実行力もありそう」(奈良県・44歳)、「若くして政治経験から培ったものと経済を踏まえ、時代に合った正しい政治を行い、憲法を変えてくれそう」(長野県・43歳)、「後期高齢者に国の裁量を任せる時代は終わりにし、若い世代に挑戦してもらいたい」(埼玉県・38歳)、「若い総理大臣というところで何か新しいことをしてくれそう」(大阪府・40歳)、「派閥や宗教との変なしがらみがなさそう」(大阪府・40歳)、「若いし元総理の息子でイメージもクリーンで人柄もよさそう」(茨城県・58歳)と、総裁選初挑戦ながら164票を獲得した。   

>「3位の小林さんもそうですが、40代の若い政治家なら変えてくれるのではないかという思いでしょう。   

>ネットで経験不足を指摘されたりするけれど、彼自身あまり小さいことを気にしないタイプ。   

>文句を言われるということは、それだけ注目してくれているからと、ある意味プラス思考なんですよね。   

>自身が一回生のころから先輩方の選挙応援に奔走し、父親が総理時代に世話になった議員が今重鎮になっている。   

>人脈もあり周囲の協力で指揮官を務められる。   

>何より進次郎さんが当選するとちょっと楽しくて社会が明るくなるかもしれない、と思う人は多いのではないでしょうか」(有馬さん)   

 

> お次は「首相になってほしくない」議員のランキング。   

>トップ5の顔ぶれは─。   

> 5位は野田聖子(64)。   

>「政治力がまだ足りない気がする」(千葉県・56歳)、「配偶者に問題がある」(東京都・59歳)、「夫の存在。   

>日本がどんな世の中になるのかわからない。   

>好きならそれで構わないけど、首相になるのはまずい」(茨城県・42歳)、「夫が元指定暴力団員という事実だけでも次の首相にはふさわしくない」(東京都・55歳)と41票獲得。   

>本人の資質はさておき、配偶者問題が多く挙がった。   

「政治家としてのきっぷの良さもあって、しかも能力は高い。   

>ただそれ以上に配偶者の存在が大きく、元反社と認識され、何かにつけ付き合いにくいことが生じます。   

>総理になりたいという思いが人一倍強い人だけど、結果的に信頼できる仲間が増えません。   

>派閥にも属してないし、推薦人集めに苦労し、なかなか総裁選に出る条件に達しない」(有馬さん)   

>「何を考えているかわからない」   

> 4位は石破茂。   

>「ハッキリ物事を言わず、何を言いたいのか、何を考えているかわからない」(千葉県・46歳)、「外交があまりうまくない感じ」(千葉県・48歳)、「強権派の筆頭みたいな人が今の時期の首相になるのは危険」(埼玉県・56歳)、「話し方が回りくどくて行動力がなさそう」(宮城県・56歳)と、51票。   

>首相になってほしい&ほしくない議員、双方での上位ランク入りとなった。   

>「昔から好きな政治家と嫌いな政治家は、たいてい同じ人物になりがち。   

38年と長いキャリアはあるけれど、そのぶん67歳という年齢がネックに」(有馬さん)   

> 3位は高市早苗。   

>「性別上は女性でも中身は昭和ひと桁生まれの男のような人」(東京都・56歳)、「選挙のことばかり考えている発言で、国民のことを考えていると思えない」(滋賀県・50歳)、「違う党から議員になったのに、議員になったとたん自民党に鞍替えした人を信用できない」(奈良県・47歳)、「憲法9条を変えてほしくない」(福岡県・66歳)、「保守的なところが好きではない」(大分県・52歳)、「自民党の悪いところがそのままになりそう」(神奈川県・38歳)と、53票を獲得。   

>「3年前に初めて総裁選に出て、そのときは女性だから政治を変えてくれるのではないかと注目されました。   

>でもアンケートのコメントにもあるように、女性を引き上げる社会づくりを訴えていないことが、この3年間でいろいろ見えてきてしまったのでは」(有馬さん)   

>「意見が通らないと逆ギレする」   

> 同数1位の1人は河野太郎(61)。   

>「会見や受け答えの態度が尊大で、見ていて腹が立つし何様なのかと思ってしまう」(岡山県・47歳)、「コロナ、マイナンバーカードの対応の悪さで信頼が置けない」(東京都・67歳)、「マイナンバーカードで発揮した、聞く耳を持たない力が最悪。   

>自分の意見ばかりゴリ押しして意見が通らないと逆ギレする」(茨城県・58歳)、「利権の権化のような人だから。   

>記者会見の受け答えを見ても人間性を疑う」(大阪府・45歳)と92票獲得。   

>「もともと政界では異端児というところが人気でしたけど、デジタル担当大臣時にマイナンバカードでのトラブルで持論を押しつけたり、聞く耳を持たないという印象を植えつけてしまいました。   

>上から目線で『おまえたちにはわかんねえだろう』という意識はよくありません。   

>勉強家で知識も豊富な議員ですが、それが若手のころの意見ならよかったのでしょうが、お上の決定となると国民が不都合に感じてしまうこともあります。   

>国民目線の優しさがあるといいですね」(有馬さん)   

>「トップになったら国は終わり」   

> 同数1位は小泉進次郎。   

>「まだまだ信用できない感じがするし、いつも話の中身がない」(沖縄県・53歳)、「人の家庭を壊す人には任せられない」(愛知県・53歳)、「知名度や人気だけという感じ」(東京都・51歳)、「人望や経験的に未熟で無理がある」(神奈川県・51歳)、「セクシー発言が嫌」(愛知県・43歳)、「中身のない発言、のらりくらりと責任を負わない姿勢ばかりでこんな人がトップになったら国は終わり」(東京都・35歳)。   

>「若くて華もあるけれど、やっぱり経験不足ではないかと疑いの目が向けられます。   

>石破さん同様、よくも悪くも上位ランク入りするのは高名で注目されているということ。   

>それだけ両極端な支持があります」(有馬さん)   

> 首相になってほしい&なってほしくない議員たち、そのランキングからは政治の改革を望む声が明らかに。   

>「若い進次郎さんか、経験がある石破さんか。   

>当初の世論調査では石破さんが1位でしたが、途中で進次郎さんが逆転したりも。   

>それにこれからみなさん、テレビに出たりいろいろ活動するでしょう。   

>そこでまた何か動きがあるかもしれません」(有馬さん)   

> 国民の思いは届くのか─。   

927日、新総裁が誕生する。   

>取材・文/小野寺悦子   

 

日本人には世界観が無い。だから無党派層は多いが、それに応える政治家がいない。     

政治哲学がないため、来るべき世界を有権者に描いて見せる政治家がいない。   

何でもあるが、ただ夢と希望だけが無い社会。無党派層を救う政治家は誰か。      

 

神は死んだ。もはや我々は上からの指導を必要としない。我々は、自分自身の指導者でなくてはならない。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 

英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。

日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実の内容を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国の有権者はあらかた高等教育の真価を体得していない。だから高等教育の無償化は国民の総意が得られない。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているので、何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。  

今の地球はアングロ・サクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。彼等の出世は高等教育の賜物である。  

 

 

 

 

 


ホンモノの政治家  

2024-09-06 20:22:10 | 文化

>ダイヤモンド・オンライン   >野田佳彦氏が、もしかすると総理に返り咲けるかもしれない「奇跡の秘策」とは    >木俣正剛によるストーリー・   >5時間・   

>小泉進次郎氏と野田佳彦氏 「ホンモノの政治家」はどちらだ?   

> 自民党総裁選・ 大本命の小泉進次郎氏が、かつて学習院大学で講演をしたことがあります。   

>「『ほどほどの努力では、ほどほどの幸福も掴めない』という言葉を私はメッセージとして若い人に送りたい。   

>ほどほどの幸福が掴めればそれでいいのか。   

>内向きとか、草食系とか、言われていますよね。   

>今の若い人たち」   

> そして、英語もできなかったが、思い切ってホームステイしたという自身の体験談を続けました。   

>この講演を傍聴したのは、『女帝 小池百合子』を書いたノンフィクションライター・石井妙子氏です。   

>彼女はこう感じました。   

>「努力が大切というが、留学するカネも留学する先も、政治家という職業もすべては親からもらったものではないか」(『日本の血脈』)   

> コロンビア大学大学院修了という立派な肩書を彼は持っていますが、例外中の例外と言われる「条件付き合格」し、TOEFLのスコアが600点に達するまでコロンビア大学内の語学講座で英語の授業を受けるルールで1年ほど英語を学び、20059月よりジェラルド・カーティス氏に師事して修士課程をスタートして、1年後の06年に政治学で修士の学位を取得しました。   

>親のコネとカネがなければ、努力をしても、まず取得することは不可能な肩書なのです。   

> 精神科医の海原純子氏は「格差社会」の「見えないあげ底」という表現で、この手の人々の自慢話に警告を発します。   

>自分は努力したと思っているが、実際には親や庇護者のお陰でその肩書や能力を得ただけで、貧しい家に生まれたらどんなに努力してもなれない地位なのに、まるで自分の努力で手に入れたように誤解して人に説教する……と。   

> 一方、立憲民主党の代表選の有力候補・野田佳彦氏は、党首への立候補宣言で「やたら改革もどきを言ってる、世襲の多い金魚たちに立ち向かっていくドジョウでありたい」と、自民党は世襲が多い政党だと批判しました。   

 

世襲であるか・ないかはわかりやすい判断ですね。   

 

>彼の経歴を見れば、小泉氏とは違った努力をしたことがわかります。   

> 父は、富山県の農家の6人兄弟の末っ子として生まれ、陸上自衛隊習志野駐屯地に所属した自衛官。   

>母は千葉県の農家の11人兄弟の末っ子。   

>野田氏は早稲田大学を卒業後、松下政経塾に入り、卒業後も家庭教師や都市ガスの点検員など、様々な仕事の経験を経て、1987年(昭和62年)に千葉県議になりました。   

>選挙資金はカンパによる500万円、運動員は20代のボランティア約50人。   

60歳を超えた今も、平日は選挙区のどこかで辻立ちをして選挙区民と会話し続ける、ホンモノの努力家です。   

 

そうですか。それは自慢話になりますね。   

 

> さて、野田氏の世襲批判に小泉氏はどう答えたか。   

>「15年前、世襲に対する強い批判に立ち向かった、そういう選挙でした。   

>様々な攻撃批判を応援の声を力に変えて勝ちたい(一部略)」   

> 何の答えにもなっていません。   

>世襲の弊害をもし知っているなら、「私が総理になったら世襲が減る改革をするつもりです」と言うか、世襲を肯定するならそのいい部分について反論するのが「政治家」です。   

>元総理の息子でハンサム。   

>厳しい声にさらされたことがないサラブレッドの「底」が見えた瞬間でした。   

> と、ここまでは野田氏の言葉を借りて世襲批判をしてきました。   

>実際、日本がここまで停滞し、閉塞感に包まれているのは、与党が小泉氏のように4代目、100年議員といった世襲議員だらけとなっていることと無縁ではありません。   

>まるで江戸幕府の大名のようになっている現状を改革しない限り、つまりは政権交替しない限り、日本は下り坂を転げ落ちると思うからです。   

>当初、危機感があったはずの自民党は、もはや「刷新」ではなく「刷新感」を出す総裁選にシフトして、メディアもお祭騒ぎをし、立憲民主党をはじめ野党は政権奪取の戦略も政策も国民にアピールできていません。   

>政権交代への道のりは険しいが 「もしかして」もあり得る理由   

> 確かに、数字的には政権交替の可能性は低いでしょう。   

21年、岸田総理の下で行われた衆議院選挙で自公は293議席を獲得。   

>野党は全党合わせて162議席ですから、131議席の差があります。   

>しかし、当時と比べて違うのは自民党の支持率が大変低くなっていることです。   

 

敵失を自党のチャンスと捕らえるわけですね。この方法では共に衰退するでしょうね。     

 

> 各党の支持率は、自民が29.9%、立憲民主が5.2%、日本維新の会が2.4%、公明が3.3%、共産が2.6%、国民民主が0.8%、れいわ新撰組が0.8%、そして「特に支持している政党はない」が45.7%でした(NHK8月調査)。   

 

「特に支持している政党はない」が45.7%ですから、この人たちを取り込めるような魅力的な政策を掲げる政党は、勝敗を決することができますね。   

 

>対して菅義偉内閣崩壊の時期においては、自民の支持率は35.1%、立憲民主6.8%、公明3.0%、維新2.6 %、共産3.0 %、国民民主0.9%、れいわ0.4%、そして無党派層は42.3%でした(NHK20212月調査)。   

 

我が国では無党派層が常に大きな勢力を持っていますね。この人たちの意見をよく聞いて、この人たちを取り込んで、その希望を叶える政策を掲げたらわが国の確たる中心勢力になりますね。   

今はこの人たちが政治の蚊帳の外に置かれています。ノンポリ・政治音痴にされています。これは大きな損害です。国家の危機です。      

我が国の各政党の党員は世代交代という改革目標の下に大同団結すべきですね。   

小異を残して大同につく。これが真の力になる。   

‘老人の所有する、老人の手による、老人のための政治’ には明日が無い。衰退途上国の病因である。     

北欧・スウェーデンの国会議員の平均年齢は約46歳(日本は約58歳)だそうである。閣僚の平均年齢は45歳、最年少閣僚は26歳だというから日本とは(62.4歳)かけ離れていますね。

選ばれる側が若いように、選ぶ側も若く20代の投票率が82%だという。若者の熱心な政治参加が大切ですね。彼らの政治には夢も希望もある。   

 

> つまり、自民党の支持が約5%落ちて、無党派層が3%以上増えています。   

>自民党支持をやめた人を取り込み、無党派層を掘り起こせば、厳しい状況とはいえ、勝機を見出す数字は見えてきます。   

>朝日新聞の815日調査などによると、無党派層は59%に達しているのだから。   

 

無党派層が政権の行方を決することが明白になっていますね。若者に対する夢と希望のある政策を掲げましょう。   

 

>つまり、野田氏が今回の党首選に勝利すれば、ゆくゆく総理に返り咲ける可能性も、状況次第ではなきにしもあらずと言えるのです。   

 

枝野や野田は民主党政権を潰した『戦犯』でしょう。わが国では戦犯も総理の殿堂に合祀されることになっているのですか。めちゃくちゃな政治ですね。ノンポリ・政治音痴は止めましょう。      

‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’  (あるアメリカの国務長官)   

 

()  

>(元週刊文春・月刊文芸春秋編集長 木俣正剛)   

 

日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。   

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)      

 

 

 

 


不人気な理由  

2024-09-06 11:18:21 | 文化

>東スポWEB   >舛添要一氏 自民総裁選で林芳正氏と茂木敏充氏が不人気な理由ズバリ「愚民に頭を下げないから」   >東スポWEBによるストーリー・   >10時間・   

>元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が5日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。   

>自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬を表明している茂木敏充幹事長と林芳正官房長官についてコメントした。   

>茂木氏と林氏はともに東大卒でハーバード大学に留学しており「優秀であることは誰も文句の付けようがない」と評価する一方で「2人は残念ながら人気がないんですよ」と惜しんだ。   

>報道各社の世論調査で支持率は低迷。   

>大衆の支持がない理由について「昔は、こういう人(優秀な人)に引っ張ってもらいたいと思うんですけど今はねたみ、そねみの対象になる」とマイナスに働いているという。   

 

そうですね。日本人は序列メンタリティに囚われていますからね。妬み・嫉みは多いですね。      

 

>SNSで言いたい放題の状況にも苦言を呈する。   

>「自分がみんな偉いと思っている、SNSを使っている連中は。   

>自分よりはるかに優秀なのが出てくると反感しか持たない。   

>愚民ですよ。   

 

そうですね。  

 

>愚民に頭を下げないと選挙に通らない。   

>だけど彼らは愚民には頭を下げないから嫌わるんですね」と述べた。   

 

そうですね。   

 

>「林さんとか茂木さんが愚民の票が取れない。   

>だから小泉さんとか。   

>ああいう人気者が出ると取れるということで、そっちに流れていく。   

 

日本人は気分・雰囲気・感情に流れますね。   

 

>こういう民主主義でいいのかなぁ」と嘆いた。   

 

それは衆愚政治ですね。   

 

>最後に「やっぱり私は林さんとか茂木さんが総理になって日本を導けるような、そういう社会にしないと思っております」と期待を寄せた。   

 

そうですね。あなたは他力本願・神頼みですか。   

日本人は思考を停止している。それで、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を流しても、それが社会の木鐸 (世人を教え導く人) の役割を果すことはない。   

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)     

 

日本語の文法には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、(角界のように) 勝負の成績が用いられるが、近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。だから、わが国では難関出身者たちが社会で幅を利かせている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。わが国の学歴社会は学問の発展には何ら貢献していないことを知っている必要がある。 序列順位の比較は没個性的でなくてはならない。だから、序列競争の励みは大切な個性の抹殺に手を貸しているのである。  

 

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら日本人は ‘序列なきところに礼儀なし’ になる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位の通用する所に限られている。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は家族制度・天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。   

 

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。その程度は序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的には意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしていなくてはならない。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。国民は思考を停止しているからである。だから、日本人の尊敬と序列作法には浅薄さが付きまとう。   

 

政治には未来社会の先取りが必要である。しかし日本人の政治家にも、政治哲学がない人が多い。だから、我々の未来社会の有様を相手に言って聞かせる術がない。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語には存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っていて、上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在をウチソト意識として確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことに懸命になる。そして、会社では定刻通りに帰宅しないなど義理の仕事にやりがいを感じている。無哲学と序列メンタリティの相乗作用により派閥政治は無くならない。議員は十把ひとからげの扱いになっている。義理が廃ればこの世は闇だ。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。それが日本人の人生における楽しみである。だが叙勲の機会を得ることは難しい。