旧中山道沿いにある蔵元には、赤レンガの煙突が残っています。取り壊す予定でしたが、町の資産として残すことを受け入れて、崩壊寸前だったものを自費で修理したと聞きました。
きもの集団の突然の訪問にもかかわらず、ご主人と奥さまも出てきて、昔の写真まで見せて下さいました。
今も現役で使われている公民館。そのたたずまいに、一同ノックアウトです。
ゲゲゲの女房の撮影に使われた家。今は住む人がいませんが、今にも水木先生ご一家が顔を出しそうですね!
七ッ梅酒造跡地には、大きな大谷石の蔵も残っています。
多くのロケに使われた小道は、もう1件の蔵元が大切に遺している赤レンガの塀がポイント。独特の、レトロでお洒落な風情があります。
この蔵元にも赤レンガの煙突が残っていますが、こちらは円筒形。空襲の時の弾痕があるそうです。ちょっと歩いただけで、こんなに魅力的なものに会える深谷という町。これからも、きもの散歩でお邪魔したいと思っています。みなさまも機会があったら、「深谷シネマ」とともにぜひ訪れてみて下さい。発見がありますよ!(おしまい)