人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

中谷巌『痛快!経済学』(集英社文庫)★★★★

2010-01-31 05:17:19 | 読書
『痛快!経済学』は平成11(1999)年度ビジネス書年間ベストセラー第1位になっ た。本書はその文庫版である。いろいろな問題を「『経済学の論理』を用いなが ら、中学生にも分かる平易な語り口で解き明かし」ている。 . . . 本文を読む
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太宰治『津軽』(新潮文庫)★★★★★

2010-01-30 05:11:00 | 読書
昨年は太宰治の生誕100年だった。太宰といえば『斜陽』とか『人間失格』という ことになろうか。私はいずれも読んでいない。太宰治の作品は、人によって好き 嫌いがあるようだが、一種の紀行文といおうか『津軽』はなかなかおもしろかっ た。 . . . 本文を読む
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草野厚『歴代首相の経済政策 全データ』(角川oneテーマ21)★★★★

2010-01-29 05:09:45 | 読書
草野厚慶応義塾大学総合政策学部教授は、大変お若く見えるが私より3つ上の「団 塊の世代」である。 本書は70冊あまりの参考文献をベースに、戦後歴代内閣の経済政策をまとめたもの である。法学部のご出身だけあって政治的な面にも触れられている。 . . . 本文を読む
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吉村昭『破獄』(新潮文庫)★★★★

2010-01-28 05:10:23 | 読書
「事実は小説よりも奇なり」とはよくいったものである。本書はいわば「脱獄王」 の話を一つひとつ冷静な筆致でまとめたものである。吉村昭は「秘書」等は使わ ず、何事も自分で調べていたようだ。 . . . 本文を読む
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「團伊玖磨交響曲全集」

2010-01-27 05:19:29 | 音楽
「團伊玖磨交響曲全集(全6曲)」がタワーレコード ヴィンテージ・コレクショ ンVol.9として復刻された。演奏はウィーン交響楽団、指揮は山田一雄と團伊玖磨 である。 . . . 本文を読む
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池上彰『ニッポン、ほんとに格差社会』(小学館)★★★★★

2010-01-26 05:11:06 | 読書
以前書いたが、池上彰さんは私と同年の生まれ。大学学部まで同じである。池上さ んのニュース解説は大変分かりやすい。同世代のせいかどうか?問題意識も似てい るのではないかしらん。 . . . 本文を読む
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地元ウォーキング ツヅキのツヅキ

2010-01-25 05:07:00 | Weblog
センター北にある横浜歴史博物館は開館15周年を迎える。今週末、1月30、31日は 「開館15周年感謝デー」として全館無料である。(ぜひご来館を!) . . . 本文を読む
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地元ウォーキング ツヅキ(続きと都筑)

2010-01-24 07:07:29 | Weblog
[本日の時事放談(録画放送)は加藤紘一と寺島実郎だった。鳩山内閣のブレーン (?)ともいわれる寺島さんにして、「小沢問題」には厳しかった。] 平成4(1992)年から住んでいる横浜市青葉区は元々緑区だったが、平成6(1994) 年に分割再編され、緑区、青葉区、都筑区となった。週末は、今年の課題の一つ である「郷土史の研究」も兼ね、自宅から都筑区の横浜歴史博物館まで6kmほど を歩いた。 . . . 本文を読む
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プッチーニ「蝶々夫人」

2010-01-23 08:54:13 | 音楽
19世紀後半、欧米では一種の日本ブーム(ジャポニズム)だったようだ。1900年の パリ万博では川上音二郎、貞奴が人気を博した。(オッペケペといっても誰も知ら ない?)その時、プッチーニは42歳だった。(ちなみにドビュッシーは38歳。) . . . 本文を読む
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ベートーヴェン「第九」聴き比べ(3)

2010-01-22 05:06:55 | 音楽
5.D.ジンマン/チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(録音;1998/12/12、14)  「モダン楽器によるベーレンライター原典版世界初録音」と銘打った演奏であ  る。ジンマンはベーレンライター版によって、ベートーヴェンの交響曲9曲を次  々に録音していった。初回発売時からCD1枚1000円という安さに驚いたもので  ある。フルトヴェングラーが好きな人から見れば「ン?」という演奏である。 . . . 本文を読む
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長谷川町子『いじわるばあさん』★★★★★

2010-01-21 05:17:36 | 読書
『いじわるばあさん』は私の愛読書のひとつである。何回読み返してもおもしろい! . . . 本文を読む
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ベートーヴェン「第九」聴き比べ(2)

2010-01-20 05:08:41 | 音楽
3.B.ワルター/コロンビア交響楽団(1959/1~4)  小林利之『ステレオ名曲に聴く』という古い本には、「豊潤なリリシズムにあふ  れていて、第三楽章のみずみずしい表現は比類がありません」と紹介されてい  る。第三楽章こそこのCDの聴き物である。SonyがうまくCD化したものである。 . . . 本文を読む
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江上剛『失格社員』(新潮文庫)★★★★

2010-01-19 05:11:34 | 読書
江上剛は私より3歳ほど下だろう。江上といえば『非情銀行』、『起死回生』であ る。旧第一勧銀、みずほ銀行の支店長を務めながら小説家としてデビュー。とくに 第一作、平成14(2002)年の『非情銀行』は覆面作家として話題を呼んだ。 . . . 本文を読む
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地元ウォーキング

2010-01-18 05:16:42 | Weblog
ブログの自己紹介欄に「余暇は読書と音楽、ウォーキング」と書いているが、ブロ グ作りに忙しく、昔よりウォーキングの時間が減っている。これはいかんと昨日は 久しぶりに青葉台(--横浜市青葉区。目黒区の青葉台ではない。)まで歩いた。 . . . 本文を読む
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遠藤周作『ぐうたら人間学』(講談社文庫)★★★★

2010-01-17 06:54:54 | 読書
[今朝の時事放談は、小沢問題で渡部(恒三)さんと片山(善博)さん。片山さん はまことにリーズナブルだったが、渡部さんは苦しくて気の毒だった。ただ、渡 部さんは、その昔田中角栄問題でTV出演した時は、田中角栄のまったく代弁者 だったが、その時よりはよかったかしらん。「党派」と個人の「独立(自尊)」。] 遠藤周作のユーモアあふれるエッセイ集である。書かれたのは昭和40年代。前半の 「ぐうたら人間学」は「狐狸庵閑話」という名で発表されていた。 . . . 本文を読む
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