私のゼミの指導教官は大熊一郎教授であった。先生は財政学とりわけフィスカル・ ポリシーの権威だった。今から40年ほど前はNHK TVにもよく出演されていた ようだ。先生は大正12年生まれだからご存命であれば今年85歳であるが、残念なが ら20年ほど前に亡くなられた。 . . . 本文を読む
以前ご紹介したように上前淳一郎は昭和9(1934)年生まれ、東京外大英米科を卒 業し、朝日新聞に長らく勤務したノンフィクション作家である。昭和52年『太平洋 の生還者』で第8回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。 . . . 本文を読む
広大な緑地内には、青少年科学館があり、大人200円でプラネタリウムが楽しめる。
*プラネタリウムといえば、小学校1年(昭和32年)の頃、母にできたばかりの、
渋谷の五島プラネタリウムに連れていってもらい、感激したことが忘れられな
い。五島プラネタリウムのあった東急文化会館は平成15(2003)年閉鎖された。 . . . 本文を読む
プロフィールで「読書、音楽、ウォーキング」というわりにはウォーキングの記事
が少ないので、今回はそれを取り上げよう。(写真を増やしてというご要望もあ
り。)
小田急の向ヶ丘遊園駅下車南口から15分ほど歩いたところに広大な生田緑地があ
る。ハイキングにはうってつけのところだ。
. . . 本文を読む
1955年の映画 タイトル「Love Is a Many Splended Thing」を「慕情」と訳した人
は天才だ。一瞬にして人をひきつけてしまう。上記タイトルを「朝日のようにさわ
やかに」としたのもブンダバー!である。
. . . 本文を読む
高校3年の秋に担任O先生(*)の進学面接があった。私は、志望校として私立大
学のほかに何を思ったか東京外語大学のロシア語科をあげた。AからE、5段階の
先生の判定だったが、私立大学のBとかCはともかくとして、東京外語ロシア語科
はD判定望み薄で、結局受験しなかった。
. . . 本文を読む
この本(新潮文庫)は(ノンフィクションとして)おもしろい!--とくに昭和45
(1970)年の「よど号」ハイジャック事件があったことを知っている人にとって
は。他人(ひと)に薦めて感謝されたこともある。
. . . 本文を読む
第32回モントリオール世界映画祭グランプリ受賞「おくりびと」を観た。
あまり詳しくストーリーは書かないが、亡くなった人に死装束を着せる納棺師のお
話である。主演は本木雅弘、広末涼子。
. . . 本文を読む
宇野功芳の声を聴いたのは、ショルティの「ツァラトゥストラはかく語りき」を年
末のFM放送で絶賛していた時であるから、昭和52(1977)年暮れである。R.シュト
ラウスの「ツァラトゥストラ」は昭和49(1974)年にカラヤン盤が『レコード芸
術』の推薦盤となっていたが、宇野さんはシュヴァルベのソロが劣ると言ってい
た。
. . . 本文を読む
10月18日(土)曇り。錦糸町のすみだトリフォニーホールでW=D.ハウシルトのベー トーヴェンを聴いた。プログラムは交響曲第1番と第7番。 ハウシルトは旧東独の指揮者で1937年生まれ、71歳。新日フィルでブルックナーを 聴いた時はなかなかよかったので楽しみにしていた。 . . . 本文を読む
「ピアチェル・ダモール」(愛の喜びは)という歌(18世紀後半?)がある。イタ
リア古典歌曲集を学ぶと必ずといっていいほど歌う曲である。
原詩はもともとフランス語なので、仏語で歌われるものを聴いたこともある。(カ
レーラスだったかしらん。)
. . . 本文を読む
「楽しい倫敦」さんから「エーッ」と言われるかもしれないが、美空ひばりの
「歌」が好きである。いつ何を聴いてもたちまちひきつけられる。私にはややキー
が低いが、一時はカラオケでも「愛燦燦(さんさん)」をよく歌った。
. . . 本文を読む