酒酒楽楽

酒酒落落という言葉があるらしいですが、私の場合は『酒酒楽楽』で、お酒と共に楽しい人生を送りたいと考えております。

EMインストラクター養成講座(1)

2005-08-28 23:30:30 | 環境問題


平成17年度郡山地区12商工会女性部若手後継者等育成事業として

    ≪EMインストラクター養成講座≫  が開かれ、私も参加した。

参加者は全部で36名である。

会場の安積町商工会館は若手の女性(?)で始まる前から熱気ムンムンであった。

講師の先生は NPO法人地球環境・共生ネットワークの華山先生と佐瀬先生のお二人

開校式の後すぐ≪講座≫に入り、先ず初めに自己紹介をさせられた。

インストラクターの養成講座であることをしきりに強調する講師の先生。

知識の習得ではなく、それをなるべく多くの人に伝達するには

人前で話すことに慣れなければいけないのだと思う。

いざ始まると、皆さんそれぞれEMに対する思いを熱弁するものだから

私の隣のTさんは、自己紹介だけで時間がなくなるんじゃないかと心配している様子だった。

まあ、そんな心配もあったが、適当な時間に終わり、

次に講師の先生の長い長い説明に入った。



前日、ブログの編集で遅くまでかかった私は、眠気を抑えながらやっと聞くことが出来た。
一生懸命勉強して、皆さんに伝えようという気持ちが働いていたのだと思う。

それに、英会話の件ではあれだけおだてられているから、これを疎かにするわけにはいかない。



実践の段階に入り、佐山先生のご指導で、予め持ち寄った米のとぎ汁にEMと糖蜜を入れる参加者。

2リットルのペットボトル(米のとぎ汁はボトルの80パーセントまで)に

糖蜜とEM1号を約20ccずつ入れるのだが、

糖蜜は溶けにくいので水で適当に薄めて入れるのが良い。

キャップをきちんと閉めて静かにフリフリし、かくはんする。








糖蜜の甘い香りが教室中に充満して来ると、その香りに誘われて

早いお昼を食べてきた私のお腹の虫が、静かに動き出した。

でも、未だ終わってはいない。



先生の講義が続きます。(この先生静岡出身の26歳で既婚者)

あれっ?先生。写ってないか。言うまでもなく若い方の先生。

大きい方の先生は66歳のとっても真面目そうな方である。





我が家へ持ち帰った「米のとぎ汁EM発酵液予備軍」ペットボトル君。

2,3日温かいところへ置いて、発酵させなければならないということで、

只今VIP並の待遇を受けながら1日中温泉にプカプカ浮いている。

先ほど、湯加減を聞くためキャップを開けてみると、

「ポッ」と静かなため息が。

なんだか、「極楽極楽」と言っているように聞こえた。

Hello!! How are you?

2005-08-26 00:31:49 | Weblog
こやなぎ名人の25日の「わたまん」を読んでカナダ人の先生を思い出した。

先生の名前はフレミング・コリン。コリン先生。



昨年の今頃、公民館からの回覧板が回ってきた。

       [ 英 会 話 教 室 ]

「カナダ人先生と一緒に英会話の勉強をしてみませんか。」 

ネイティブなイングリッシュに触れるチャンスである。

入浴中に考えてみた。

中学校から何年も英語の勉強をやっているのに、

未だ嘗て、外国人と英語で会話をを交わしたことのない私。

お店に外国人が来た時も、

喉まで出かけているのに、一言もしゃべれない私。

どうしようと思っているうち、相手に日本語をしゃべられて

ぎゃふんとなる私。

一言の勇気がないからだ。

英会話教室で外国人の先生と話す機会があれば、きっと話せるはず。

56歳の今、このチャンスを逃せば、

もはや一生こんなチャンスには恵まれないだろうと思った。

よし、やってみよう!!と決意し

「あたし、英会話教室に行くぅ!!!」すぐに家族の前で宣言した。

私が家を開けるには、なんと言っても家族の絶大な協力がなければならないからだ。

こうして私の英会話教室通いが始まった。(と言ってもたったの7回だけれど)


    (この日、ベッカムヘアーにしてご機嫌のコリン)

始まるちょっと前に行くと駐車場でコリンに挨拶できる。

Hello! Good evening.How are you?

これも自信になる。



職種が違う20代から60代のリタイア組まで約20人の仲間が、

コリン先生が持ち込んだ手作りの教材で遊びながら楽しく学んだ。

家に帰ってからも娘相手に香取真悟の『ベラベラブック』で。



閉級式の記念写真。



最後に一言ずつ御礼の言葉を言わされ、何人かが英語で話したのだが、

私は心の準備が出来ず、日本語で許していただいた。

その事が今でも悔やまれてならない。

*この後英会話のサークルを作ってみんなは今でも勉強を続けているが、

 商売の関係で私は無理。

 街で偶然コリンに会ったら勿論英語で挨拶をしたいとおもうが、私のことを

 覚えていてくれるだろうか。

*コリンには今フィリピン人のフィアンセがいるそうだ。















元気はつらつ 73歳!!

2005-08-24 10:14:53 | 家族のこと
20日、21日の岩手県花巻市のウォーキング大会(ツーデーウォーク)に参加し

この暑さの中にも関わらず、

2日間とも20キロの道のりをみごとに完歩した大阪の叔父。

22日に花泉の義姉の家で我が家のおばあちゃんと合流し、

昨日二人一緒に帰ってきた。

そして、今朝、次の大会に参加するため今度は上越に向けて出発した。

今夜の宿は会津若松だという。明日は新潟、そして上越へ。



平成11年秋に最愛の妻が58歳の若さで病死した時、周囲の皆が心配した。

3人の娘は既に嫁いでいるため、叔父は一人になってしまったからだ。

会社に行っているうちはいい。退職後がもっと心配。この時66歳になっていた。

しかし、叔父は気持ちがしっかりしていた。じめじめしていない。

叔母の衣類の始末、家のリフォーム、お墓の建立と永代供養のことまで

当然ながら全部一人でやった。

そして、退職後がすごい!!! 

全国のウォーキング大会参加など年間の予定がびっしり。

南は沖縄から北は北海道まで。北海道もほぼ制覇。

しかも、現地入りはいつも自家用車で。



今年4月は福島の花見山ツーデーウォーク。

6月に安中(現安積高)の友人といわきに行き、その足で国道6号線を北上。

松島のウォーキング大会参加。

7月は秋田、田沢湖の大会に参加。この時は、歯が痛くなり、

急遽、歯の治療のため、鶴岡、酒田の宿をキャンセルして我が家へたどり着いた。

そして痛みが止んだ翌日、群馬草津へと行ったのだった。

イギリスにも行って来た。あの事件が起きる前に。



「叔父さん、ITやってみませんか。メールもブログも楽しいですよ」

「私は、家を開ける事が多いからね。ま、歩けなくなったらやりますわ」

そんなことを言っていた叔父が、今回、携帯電話を買い換えた。

古いのは、デンワだけだが、8月15日に買い換えたのは、カメラ付き。

勿論、メールも出来る。が、操作が難しい。

18日と22日の夜、我が家で特訓。

娘さんにメールを送ったら、早速返事が届いて大喜び。「おーーーー」





車の中には、常時、着替えが5日分くらい用意してあるし、

靴も、ウォーキング用、長距離運転用、短距離運転用そしてサンダル。

そう言えば、来るたびに変わっていった。

最初はスーツにネクタイ。次にラフなアダルトファッション。

今はウォーキングスタイル。

髪型も朝30分ぐらい鏡の前に立っていたのに、今、短くして5分くらい。


昔から几帳面な事では知られている。宿に着くとその日の整理。そして洗濯。

我が家の家系図も手書きで書いてくれた。

27日28日と上越のウォーキングに参加。

28日にはゴールしたらそのまま大阪へ帰るという。予定では午後9時着だそう。

ここから777メートル 一気に帰ったこともあるから大丈夫。



見送った後、タオルケット、シーツなどを洗濯するために客間を覗くと

きちんとベッドメイキングがしてあり驚いた。

まだまだ元気な73歳の車大好き叔父さんでした。

私達も負けてはいられません。足腰を鍛えなければ・・・・・・


じゃ~~~ん!!届きましたよー。

2005-08-21 14:22:46 | Weblog
皆様、OH!バンデス。 お晩です。お晩でございます。(今晩は。)
今日も良いお天気でしたネ。

ミヤギテレビの夕方の番組「OH!バンデス」からビデオテープが送られてきましたのでお知らせいたします。



友人の小栗典子が宮城蔵王の麓、宮城県柴田郡川崎町に
憩いの空間 カフェ&ギャラリー「花工房」
をオープンしたのは6月2日のことだった。
このことについては、このブログでも5月22日に掲載している。

今年3月。30数年勤務していた私立高校を依願退職。
暫く我慢していたヨーロッパ旅行を敢行してリフレッシュ。
この時パソコン漬けの人生をしっかりとアナログに切り替えた(そうだ)。
それからは、「花工房」オープンに向けて大忙しの日々。

オープンに合わせてイベントを繰り広げ、
その間は友達や元の同僚、教え子などで賑わったが、
梅雨入りと共にだんだんお客が少なくなり、泣き言(?)を言うようになった。
そして、「ねぇ、貴女、宗さん知ってるんでしょ?メールしてくれない?」と。

彼女も考えたものだ。アナログ人間からデジタル人間への頼み事。
宗さんの番組で紹介してくれるよう、頼んでほしいと言う。
ミヤギテレビ「OH!バンデス」の司会者佐藤宗幸さんのことは、学生時代から知っていた。
知っていると言っても、正直な話、一方的になんだけど・・・・

佐藤宗幸さん。そう、昭和52、3年頃だろうか「青葉城恋歌」が流行ったのは。
昭和の名曲、21世紀に残したい名曲のひとつ。
学生時代から知っていると言っても学内で会うことはなく、
彼がアルバイトをしていた仙台駅前名掛丁路地裏の歌声喫茶「トロイカ」
ここへ、アパートの先輩三浦さんや真弓ちゃんと何度か行った。
そのころの歌は、自費出版の「岩雄別旅情」

私は昭和47年暮れから48年初めにかけて北海道を旅した。
その時、ユースホステルへお土産として持って行ったのが「岩雄別旅情」のレコード数枚。全国から集まった仲間(?)と一緒に歌に酔いしれた。

「OH!バンデス」のメールには、ざっとこのようなこと(プラス5月22日のブログに書いたこと)を書いて
是非、「花工房」の紹介をしてほしいとお願いした。
こうして私は宗さんの大ファンに帰り咲いたのだ。青春時代に戻った。

待つこと約1ヶ月超。
ようやく番組スタッフの高野さんより連絡のメールが。
「8月2日に取材し、8月4日に放送します。
いっこんまさんは福島県の方なので放送が見られないでしょうから、
後でテープを送らせていただきます」と。

小栗典子と電話で話した。
「めったにないんだから、うんとお洒落してね」
「そう言っても三角巾とエプロンださ」

4時間にも及ぶ取材が無事に済み、放送はたったの4,5分だった。
早速、仙台市に住む友人(専業主婦)から電話があった。
「ねぇ、貴女って宗幸さんと知り合いだったの?
 しかし、貴女達すごいわね。やっぱり行動するって大事なんだね
 あなたの名前もちゃんと言ってたよ。いっこんまさんの紹介だって。」
彼女の声は少し上ずっていた。


そして、つい先日。ビデオテープが届いた。また一つ宝物が出来た。
家族4人で興奮した。
私の名前が紹介され、私の名前が画面に書いてある。
これは、これは。昔の職場の仲間も見ていたかもしれない。
あ、しかし、昔の名前で、いや、姓が変わったから知らないかな?
等と考えながら見ていたら、
彼女がすごく生き生きと輝いて若々しく見えた。
エプロンも三角巾も似合っている。
季節はずれなので薔薇もハーブも淋しくなっていたが、
自慢の庭がきれいに手入れされて、
ケーキやアイスクリームもとても美味しそうで、
ハンバーグランチなんか昔二人でよく食べていたのよりずっとずっと美味しく見えた。


小栗典子 団塊世代の56歳 頑張り屋のおねえさん。
今、ストレスから開放され、宮城蔵王の麓でプリザーブドフラワーなど
いろいろな花々に囲まれて優雅な生活をしている。

じゃん。

**長い長い話を最後まで読んで下さいまして誠にありがとうございました。**



石の美術館 「STONE PLAZA」へ

2005-08-20 16:55:01 | Weblog
ここ数年、娘との二人旅が続いている。
旅と言っても日帰り可能で娘の行きたいところへ私がお伴をする形。
これを、「連れて行ってもらう」と言っている。

昨日は、栃木県那須町芦野の石の美術館「STONE PLAZA」へ。
JR須賀川駅から45分で黒田原駅まで。
ここからは、タクシーで芦野の街へ。街の中へ入ると直ぐに美術館はあった。
以外に商店街や民家の並びにマッチしていた。



世界的に有名な建築家隈研吾氏の設計によるこの建物。
栃木県産の芦野石と福島県産の白河石が使われている。







娘の方は建築を学ぶ学生なので、
デザイン・構造・材料などに興味を示していたが、
私は展示室に展示されていた写真に目を奪われ、釘付けになった。



『澤野新一朗写真展』が開催されていた。
写真家澤野新一朗は初めて聞く名前だったが、
南アフリカ・ナマクワランドの花の写真に魅せられた。
ここには、実に4,000種もの花が咲いているという。

そして、その雄大な自然にかかる虹が
表現のしようもないほどに美しい。



「私は色が大好きです。
 子供のころから、音や数字を色でイメージしたり、クレヨンやいろえんぴつを並べかえて色に触れることで幸せな気分に浸っていました。
 赤をみて活発な気分になり、橙色に触って暖かさを感じ、黄色を見ては心を明るくし、緑にホッとする。
 青を見つめて静かに自分を振り返り、紫の神秘に気高さを感じ、マゼンタの中に霊性を開き、白をみて心をすっきりさせる。」
(「Forgotten Paradise Niji 神々の花園ーーレインボー」の抜粋)

娘にも読ませてみた。
「あ、これあたしも同じことしてた。うんうん」
「えっ、そぅお。そんなこと聞いたことないよ。」

娘が色に対して小さいころから興味を持っていたことは知っていた。
72色の色鉛筆を買い与えた時すごく喜んでいたし、今でもそれを大事にしている。
高校生の時、カラーコーディネーターの勉強をしたこともある。
「じゃ、お母さんは色で言うと何色?」「オレンジのような暖色系だね」
「お父さんは?」「お父は寒色系」 なるほど納得。

館内のカフェでひと休み。



この日はこの町で2時からヨサコイ祭。夜は花火がある。
露天商の人たちがテントを張ったりして準備が進められていた。

同じく隈研吾設計の建物(歴史資料館)があると聞き、そこだけ見て早々に退散してきた。

黒磯まで行きたかったけれど取りやめにして、途中白河で下車。



〆はやっぱり、私らしくこれで。白河名物の手打そば。
午後3時にようやく昼食にありついた。
老舗のそばは、とっても美味しかった。


このほかにもブログに書ききれないほどの感動と喜びがあったこの日。
少しずつ小出しに書いていければと思う。




この度の地震の被害を報告します

2005-08-18 22:48:33 | Weblog
被害というほどのことでもありませんが、

娘の学習部屋の壁掛け時計が床に落ちていました。

12時15分前。止まったままです。

部屋の主は、地震が起きた時、その部屋で製図を描いていて、

今まで体験したことのない大きな揺れに驚き、

ドタドタドタと階段を下りて来ました。

それから、棚に飾っていた人形3体。

発見した時、時計の下敷きになり、

まぶたを閉じていたのでびっくりしたそうです。

写真は、第一の発見者に聞いた通り忠実に再現したものです。

数字の「6」のところが壊れています。

小さい時から使っているので、愛着があるのでしょう。

ボンドで直そうと努力したみたいですが、無理なようです。


屋根が落ちて大怪我をされた方や電車の中に閉じ込められた方など

大勢いらっしゃる中で、全くノーテンキな私達でした。スミマセン。

「虹をアツメル」

2005-08-17 21:50:29 | Weblog
CCGA現代グラフィックアートセンター(大日本印刷)で、

光の作家 吉田重信の『Breathing Light』という企画展が開かれ

ています。



CCGAへ行って来た娘たちが楽しそうに遊んでいました。

外で声がするので顔を出してみると、結婚記念に植えた五葉松に火の手が。



去年親戚からもらって来た盆栽の一種。

名前は忘れたけれど丸くて高いところからぶらぶら下がっているものにも火が。



ご安心下さい。火事ではありません。

①バケツに水を張り、

②その中に鏡を沈めて、

③太陽光を鏡に当てて反射させればこのようにきれいな虹が写し出されます。

小さいお子さん、お孫さんがいらっしゃる方はどうぞお試しあれ。

但し、お天道様が顔を出してくれないと出来ません。

大人でも楽しめますよ。そこの暇な方もどうぞ。



吉田重信の作品はこの他にも展示されています。
9月25日(日)まで。