(2007年2月9日 MOVIX三好 2005年 ニュージーランド=米 シネスコ SRD 127分)
愛車“インディアン・スカウト”を40年以上もかけて改良を続け、63歳にしてニュージーランドからはるばるアメリカへ渡り、世界最速記録を打ち立てた伝説のライダー、バート・マンローの感動の実話を映画化。
インディアンが走るのだろうか?アンソニー・ホプキンスがこんな役?と、観る前は思ってましたが、この作品には良い意味で裏切られました。「スペース・カウボーイ」「グレート・ブルー」が好きな人だったら必ず気に入ると思う。
伝記ものと言うよりは、次々といい人に出会い、助け合いながらユタまで旅していくロードムービー。ちょっとテンポが良すぎるかなとも思いましたが、端折り具合が何故か気持ちよく、時折挟まれるまったりとした部分が活きるのでいいでしょう。
地球の裏側からやって来た純粋な老人バートを、ホプキンスがちょっと変人ぽい雰囲気を出しながら演じていました。これは彼にしか出せない味。みんなとりあえず好奇心で近づいて、彼の純粋さに折れてしまうのがよくわかる。彼らとの交流が観ていて心地よかった。
夜明け、バートが塩平原に立っていると、後ろからやって来たジムが、「レース日和だな」なんて話しかけてくる場面が特に良い。まるで、昔から一緒に戦ってきたふたりのように見えるのが不思議。
「夢を追わない人間は野菜と同じだ」など、夢を追って生きている人はバートに勇気付けられるのではないでしょうか。原語で聴くと、彼はもう少し面白い事を言ってるので、(「ダメだったらここでオシッコしてニュージーランドに帰るさ。」みたいな)やっつけっぽい戸田奈津子の訳は惜しいなと思いましたが。
それを差し引いてもかなりの良作。
ハイライトのバイクシーンも迫力充分なので、どうせなら劇場で観た方がいいんじゃない?早くしないと神のスピードで上映終了が迫ってくるぞ!
愛車“インディアン・スカウト”を40年以上もかけて改良を続け、63歳にしてニュージーランドからはるばるアメリカへ渡り、世界最速記録を打ち立てた伝説のライダー、バート・マンローの感動の実話を映画化。
インディアンが走るのだろうか?アンソニー・ホプキンスがこんな役?と、観る前は思ってましたが、この作品には良い意味で裏切られました。「スペース・カウボーイ」「グレート・ブルー」が好きな人だったら必ず気に入ると思う。
伝記ものと言うよりは、次々といい人に出会い、助け合いながらユタまで旅していくロードムービー。ちょっとテンポが良すぎるかなとも思いましたが、端折り具合が何故か気持ちよく、時折挟まれるまったりとした部分が活きるのでいいでしょう。
地球の裏側からやって来た純粋な老人バートを、ホプキンスがちょっと変人ぽい雰囲気を出しながら演じていました。これは彼にしか出せない味。みんなとりあえず好奇心で近づいて、彼の純粋さに折れてしまうのがよくわかる。彼らとの交流が観ていて心地よかった。
夜明け、バートが塩平原に立っていると、後ろからやって来たジムが、「レース日和だな」なんて話しかけてくる場面が特に良い。まるで、昔から一緒に戦ってきたふたりのように見えるのが不思議。
「夢を追わない人間は野菜と同じだ」など、夢を追って生きている人はバートに勇気付けられるのではないでしょうか。原語で聴くと、彼はもう少し面白い事を言ってるので、(「ダメだったらここでオシッコしてニュージーランドに帰るさ。」みたいな)やっつけっぽい戸田奈津子の訳は惜しいなと思いましたが。
それを差し引いてもかなりの良作。
ハイライトのバイクシーンも迫力充分なので、どうせなら劇場で観た方がいいんじゃない?早くしないと神のスピードで上映終了が迫ってくるぞ!
16日までなんですかね~上映期間?
(劇場によるのかな?)だとしたら惜しいですね~!
金曜のシネコンレイトはそこそこ入っていたんだがなあ。
どの世代にも楽しめる映画なので、もっと
長くやって欲しかった!