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お久しぶりです。ネタバレあります。

「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」

2008-12-07 10:46:56 | 映画感想
(2008年12月6日 TOHOシネマズモレラ岐阜 2007年・米 ヴィスタ SRD-EX 122分)

巨匠マーティン・スコセッシがザ・ローリング・ストーンズの2006年のビーコンシアターでの公演を収めたライヴフィルム。

【セットリスト】
01.Jumpin'jack flash
02.Shatterd
03.She was hot
04.All down the line
05.Loving cup
06.涙あふれて
07.Some girls
08.Just my imagination
09.Far away eyes
10.Champagne & reefer
11.ダイスをころがせ
バンド紹介
12.You Got the silver(キースソロ)
13.Connection(キースソロ)
14.悪魔を憐れむ歌
15.Live with me
16.Start me up
17.Brown sugar
18.(I can't get no)Satisfaction

ゲスト:クリスティーナ・アギレラ、バディ・ガイ、ジャック・ホワイト


「最初の曲が何かを知りたい。まだセットリストをくれない」とスコセッシが焦燥感を露にすれば、「開演1時間前には必ず渡すよ」とミックが笑う。
それ以前にもステージセットは誰が考えたんだ。マーティンじゃないのか?ミックじゃないのか?と大いにせめぎ合うのだが…セトリが届いたや否や!
(と言うか、セトリ到着即ライヴの場面は演出だろうなあ)

ジャンピン・ジャック・フラッシュからエンジン全開で全くダレるところなし。
ライヴ中はスコセッシも顔を見せる事はなく、ひたすらカッコいいライヴを撮るのに集中している。「必ずやる曲」「既にツアーでやった曲」「もしかしたらやるかもの曲」と分けて曲ごとの演出メモを用意しただけあってカメラの動きは完璧の一言。過去のインタビュー集(フジテレビの映像もある)と併せて、今もロックし続ける彼らをイキイキと捉えている。

ミックの躍動感、キースとロニーの相思相愛ぶり、寡黙なチャーリー・ワッツがふと見せるユーモアなど、老いてもまだパワーあふれる!むしろ挿入される過去映像の彼らの方がむしろ不健康そう。

曲タイトル以外は訳詞のスーパーが出ないのでどっぷりとライヴに集中できた。撮影はデジカメからのフィルム変換ではなく、ちゃんと35㎜フィルムで撮ってるので映像がきれいだし、音響もざっくりとしたライヴ感があってよい。会場が狭いので客席が近いのが非常に羨ましい!


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