(2009年2月14日 丸の内TOEI1 2009年・日 ヴィスタ SRD 125分)
メイプルレコードの新人発掘部に在籍する契約切れ寸前のがっけぷちOL栗田かんなは、インターネットで偶然イケメンパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を見つける。その邪悪な絶叫系パフォーマンスに成功の予感を抱いたかんなは、さっそく契約交渉へ入るのだが…。
【ネタバレあり】
宮崎あおいちゃんの舞台を観に東京へ出てきてるので、ついでに舞台挨拶もと頑張ったら取れた。
登壇者は宮藤官九郎監督、宮崎あおい、佐藤浩市、田口トモロヲ、木村祐一、ユースケ・サンタマリア、勝地涼、三宅弘城、ピエール瀧ら。主要キャストほぼ全員!
舞台挨拶は20分ほど。なぜかユースケの独壇場で「僕は昨日眠れなくてねー、テキーラをクイッと29杯飲みましたよ。今日はもう客席からも早く見せろ!っていう熱気が伝わってきてね、1階のお客さんは見えないかもしれませんが、2階のお客さん全員全裸ですからね!」といい加減な発言を連発。
佐藤さんは「子供さんが前の方にいらっしゃるんですが…見せてもいいのかなあ」と、本気で心配していた(笑)
(子供といえば、三國パパがこの回客席にいたとの報告が)
ええ、ネタが過激だし始終パンクが流れるし子供は観ない方が賢明だと思う。
少年メリケンサックが活動していた20数年前、僕が通ってた中学にも不良が大勢いて、授業中も奴らが教室の隅っこでパンクを聴いてたわけさ。本編にも名前が出てくるスターリンとか原爆なんとかとか。毎日かけるものだから覚えちゃったりして。当時、僕は奴らをジャマ者だと嫌っていたのだが、奴らは奴らで楽しそうだったのでちょっと羨ましくもあった。そんな奴らの姿を映画の4人と重ね合わせて見たのは言うまでも無い。なんだかんだでオッサンたちみんな楽しそうだ。
少年メリケンサックが再結成してツアー最初に訪れるのが名古屋。パンクバンドを多く排出した地と説明されていてちょっと感動した。(名古屋ロケはインター出口ぐらい?)
(そういやスターリンだった遠藤ミチロウも店の大将役で出てた。トモロヲはばちかぶりでしたな)
映画はバンドものにネタを詰め込めるだけ詰め込んで、現在と過去をシンクロさせた重層構造になってるので、観る人はネタを拾って笑わなきゃいけないわ、話の筋を追っていかなきゃいけないわで結構しんどいかも。クドカンのファンなら大丈夫だと思いますが。
面白かったのは、
・ライブハウスで勝地涼が「大切な人に歌います」→居ない→「終わります」→拍手の流れ
・メガネバンド(つか、これアジカンだろ。絶対そうだろ。)が「ステージに上がったらメガネを外せ」と言われるところ。
・揺れませんが?
・テルヤ
かな。結構笑ったがほとんど忘れた。
あとは、メンバーに兄弟がいると必ず仲が悪かったり、メンバーの誰かが必ずオーバードーズ気味だったりというバンドあるあるネタが豊富なので、パンク好きはもっと笑いのポイントが増えるのでしょうか。何にせよ、いい意味でくだらない映画です。悪い意味でもくだらない映画です。向井と峯田が歌うエンドロールの曲も意味は分からんでもないがなんなん?
※後で知ったが、峯田が昔組んでたバンドGOING STEADYの曲「銀河鉄道の夜」が「守ってあげたい」を丸パクリしたとしてファンの間で噂された…ってそんな細かいネタ知るか(笑)
まあ、舞台挨拶でクドカンが言ってたことにゃ、東映の社長に「全く思想の無いのがいい」と言われ、彼も認めてらっしゃるので、細かい事は気にせず楽しんだらよかろう。
メイプルレコードの新人発掘部に在籍する契約切れ寸前のがっけぷちOL栗田かんなは、インターネットで偶然イケメンパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を見つける。その邪悪な絶叫系パフォーマンスに成功の予感を抱いたかんなは、さっそく契約交渉へ入るのだが…。
【ネタバレあり】
宮崎あおいちゃんの舞台を観に東京へ出てきてるので、ついでに舞台挨拶もと頑張ったら取れた。
登壇者は宮藤官九郎監督、宮崎あおい、佐藤浩市、田口トモロヲ、木村祐一、ユースケ・サンタマリア、勝地涼、三宅弘城、ピエール瀧ら。主要キャストほぼ全員!
舞台挨拶は20分ほど。なぜかユースケの独壇場で「僕は昨日眠れなくてねー、テキーラをクイッと29杯飲みましたよ。今日はもう客席からも早く見せろ!っていう熱気が伝わってきてね、1階のお客さんは見えないかもしれませんが、2階のお客さん全員全裸ですからね!」といい加減な発言を連発。
佐藤さんは「子供さんが前の方にいらっしゃるんですが…見せてもいいのかなあ」と、本気で心配していた(笑)
(子供といえば、三國パパがこの回客席にいたとの報告が)
ええ、ネタが過激だし始終パンクが流れるし子供は観ない方が賢明だと思う。
少年メリケンサックが活動していた20数年前、僕が通ってた中学にも不良が大勢いて、授業中も奴らが教室の隅っこでパンクを聴いてたわけさ。本編にも名前が出てくるスターリンとか原爆なんとかとか。毎日かけるものだから覚えちゃったりして。当時、僕は奴らをジャマ者だと嫌っていたのだが、奴らは奴らで楽しそうだったのでちょっと羨ましくもあった。そんな奴らの姿を映画の4人と重ね合わせて見たのは言うまでも無い。なんだかんだでオッサンたちみんな楽しそうだ。
少年メリケンサックが再結成してツアー最初に訪れるのが名古屋。パンクバンドを多く排出した地と説明されていてちょっと感動した。(名古屋ロケはインター出口ぐらい?)
(そういやスターリンだった遠藤ミチロウも店の大将役で出てた。トモロヲはばちかぶりでしたな)
映画はバンドものにネタを詰め込めるだけ詰め込んで、現在と過去をシンクロさせた重層構造になってるので、観る人はネタを拾って笑わなきゃいけないわ、話の筋を追っていかなきゃいけないわで結構しんどいかも。クドカンのファンなら大丈夫だと思いますが。
面白かったのは、
・ライブハウスで勝地涼が「大切な人に歌います」→居ない→「終わります」→拍手の流れ
・メガネバンド(つか、これアジカンだろ。絶対そうだろ。)が「ステージに上がったらメガネを外せ」と言われるところ。
・揺れませんが?
・テルヤ
かな。結構笑ったがほとんど忘れた。
あとは、メンバーに兄弟がいると必ず仲が悪かったり、メンバーの誰かが必ずオーバードーズ気味だったりというバンドあるあるネタが豊富なので、パンク好きはもっと笑いのポイントが増えるのでしょうか。何にせよ、いい意味でくだらない映画です。悪い意味でもくだらない映画です。向井と峯田が歌うエンドロールの曲も意味は分からんでもないがなんなん?
※後で知ったが、峯田が昔組んでたバンドGOING STEADYの曲「銀河鉄道の夜」が「守ってあげたい」を丸パクリしたとしてファンの間で噂された…ってそんな細かいネタ知るか(笑)
まあ、舞台挨拶でクドカンが言ってたことにゃ、東映の社長に「全く思想の無いのがいい」と言われ、彼も認めてらっしゃるので、細かい事は気にせず楽しんだらよかろう。
んー、パンクは死なないんだなと。
やっぱり「銀河鉄道の夜」わかってましたか!
しっかしネタがマニアックだ!
途中インタビューに答えてた人達は現役のバンドの方達なんでしょうか?
最近はやりのものにとんと疎くなってしまっているので、ようわかりませんでした。
ウディ・アレンの「ギター弾きの恋」風。
ユースケの事務所に貼ってある写真が笑えた。
GOAは明らかにアジカンですよね。
エグザイルがEXITとかやなわらばーがよくわかんなかったけど似た名前になってた。
テルヤは言わずと・・・ガクト。
音楽が向井秀徳になってたけど、ユースケ×
あおいのシーンでユースケが「最近のパンクは
見た目フツーで歌詞が抽象的で面白くない」
と言ってたのはもろ向井(ZAZENBOYS)?と思えて、なんかエンドロール見ながら
にんまり。
ゴイステの「銀河鉄道の夜」はほんとに「守ってあげたい」です。それがわかってるともっと
笑えると思いました。
さすが東京は違うぜと思い知らされました。
テルヤにも来て欲しかったですが、ドラマもあるし忙しかったんですかね。
エンドテーマでアレなので、もっと気づかないネタがあるのかなと思うともう一度観たくなりました。
…結構疲れますが。
思ったらそういうことでしたか!(笑)
笑いのツボはそこここにありましたが
テルヤにはやられた!最初のほうで
マサルの録音した歌を社長(ユースケ)が
聞いてるとこも面白かったです。
たまやんさんが書いている岡山での
ライブハウスのところも笑えたなぁ・・
しかし舞台挨拶はゴージャスだったんですね!