たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

「プライド」

2010-12-13 18:40:30 | 舞台・演劇
(2010年12月11日 シアタークリエ マチネ 13時開演)

原作:「プライド」一条ゆかり
脚本:大石静 演出:寺崎秀臣 音楽:佐橋俊彦
出演:笹本玲奈 佐々木喜英 鈴木一真 新妻聖子

金子修介監督にで映画化もされた、一条ゆかり原作のコミックを舞台化。
主演はミュージカル界の歌姫、笹本玲奈と新妻聖子(五十音順)。
これまでWキャストという形で同じ作品に出たことはありましたが、本格的な共演はこれが初めてなんですね。
(来年のレミゼは、ファンテ&エポで再び共演しますが)

原作は未読で映画も観てないですが、このお二人が主演と言う事で観ない訳にはいかないのでした。

昔の少女マンガすぎるドロドロでしたが、意外と盛り上がれたのはこれが舞台だからと言う事か。
そして、最後にはいい意味で泣かされました。
まさか、あんな展開になるとは…。二幕の後半はずーっとすすり泣きが聞こえてました。

…ちょっと引くぐらい聞こえてきたんだけど。

やはりコミック12巻を約2時間半にまとめると、時間があっという間に経過して、常に物事が唐突に起こる展開になってしまいます。でもどうやら原作もそうらしいのでそれはそれでいいらしい。

それでもやっぱり、結局神野ひとりにみんなが振り回されてるだけやん!気の毒やん!と感じてしまうのは否めない。原作はもっと複雑らしいですが、諸悪の根源を1つにしておくとお客さんが観やすいのは確かなんですよね。

脚本のちょっとした弱さを補って余りあるのは、やはり主役の素晴らしさに尽きます。歌の上手さはもちろん、素顔の二人が見えてこない役作りの完璧さ。舞台に立ってたのは、まさしく史緒と萌でした。原作読んでないけど。

劇中のセリフに出てくる「奇跡のハーモニー」は必聴です!
これはCD化しないと!!


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