たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

パルコ・プロデュース公演 「国民の映画」

2014-03-24 20:58:34 | 舞台・演劇
(2014年3月23日 刈谷市総合文化センター・大ホール マチネ 13時開演)

作・演出:三谷幸喜
音楽・演奏:荻野清子

出演:小日向文世 段田安則 渡辺徹 吉田羊 シルビア・グラブ 新妻聖子
今井朋彦 小林隆 平岳大 秋元才加 小林勝也 風間杜夫




2011年の数々の演劇賞を受賞した三谷幸喜の傑作の再演。
個人的には今回のキャスティングの方がピッタリだし、好きです。
一番はやっぱり、吉田羊さんのマグダかな。あれが思い込みだった時の芝居がたまらない。
それにしても、吉田さんも平さんも売れて成長しましたね。朝ドラってすごい!

も、もちろん白井晃さんは好きなんですが、渡辺さんが演じたゲーリングの陽っぽさの方がしっくりします。
それに無理なく太ってますし(それでも詰め物なんだろうな、あれは)。

昨日のBS日テレの番組で、三谷さんが「新妻さんが一番化けるかも」みたいなことを言ってましたが、それは実際に観て感じました。
もしかしたら三十代になったのも要因かもしれないですが、今回のリーフェンシュタールはかなりの貫禄が。

で、歌い出すと凄く若くなるんですよね。
今回は秋元才加さんが加わり、歌って踊れる人ばかりになった事でパーティーの場面はかなり楽しめました。
うん、秋元さんいいですね。NHKの深夜ドラマで既に良かったんですが、舞台での彼女もかなりいいと思います。

この舞台の大きな転機となるセリフからがいつも辛い。
今回も客席から「あーあ」が聞こえましたが(笑)、ここのシリアスへの切り替えはゾクゾクさせられます。

カテコのストップモーション舞台の広さに合わせたものだったし、今回もいい舞台でした。



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