たまやんの「大きい画像の貼れるブログに引っ越したい」

お久しぶりです。ネタバレあります。

「Genius Party ジーニアス・パーティ」 制約なし?

2007-08-19 23:04:44 | 映画感想
(2007年8月19日 センチュリーシネマ 2007年・日 ヴィスタ SRD 101分)

STUDIO4℃が、日本が誇るアニメ界の多彩な才能を集結して製作するオムニバス・ムービー・プロジェクトの第1弾。7人の気鋭クリエイターが“制約ゼロ”のコンセプトの下、思い思いの発想とイマジネーションで個性的な短編アニメーションを競作。

この、制約ゼロってのが厄介なもので…。
制約を課さなければ面白いものが出来るのかと言えば、そうとは言えないのがこの作品。

「GENIUS PARTY」/福島敦子
・音楽と映像のシンクロ具合が気持ちいい。オープニングとしては上々。

「上海大竜」/河森正治
・これが一番面白かったかなあ。これはジャンルの制約を外しましたって感じかな。「プロジェクトA」みたいなヒーローもの主題歌を流したかっただけかも。

「デスティック・フォー」/木村真二
・脚本に高須光聖が加わってるだけあって、役に立たない超能力者の話は脱力感満載。カラテカの矢部とぐっさんが出てるのには気付かなかった。気持ち悪さにおいて制約が無いのだろうな。

「ドアチャイム」/福山庸治
・こういう、世にも奇妙な物語は好きだけど、まあ、こんなものかなという感じ。キャラの顔が変だなとずっと思っていた。

「LIMIT CYCLE」/二村秀樹
・ごめんなさい。最初の5分過ぎたら寝てた。哲学の映像化は嫌いじゃないけど。いくらなんでも制約ゼロにもほどがある。

「夢見るキカイ」/湯浅政明
・これって、前のと同じコトを言ってるんだよね?こっちの方が面白かった。

「BABY BLUE」/渡辺信一郎
・ビバップの菅野よう子(音楽)と組んでいます。高校生の恋にモラル無視の描写を加えた辺りは好き嫌い分かれるかもね。


そんなわけで、これは4℃が好きでないと観ないよなあ。客6人。
次回作も作ってるらしいけど、次で終わりなんだろうな。


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