けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「空色の小鳥」(大崎梢著)

2019-07-03 09:00:09 | 書籍(小説)
大崎梢さんの「空色の小鳥 」を読んだ。

大崎さんは最近好きな作家さんで、
このところ続けて読んでいる。



ある資産家の同種と血の繋がりのない次男、
西尾木敏也。

家を飛び出し、連れ戻された長男、雄一。
その雄一が急逝。
あとになって娘がいることがわかる。

あとは、本作にて。

「物言わぬ花は黙ってそこで咲き、
 風が吹けば枝葉を揺らし、
 雨が降ればしっとりと濡れる。」

「憎しみしか持てない連中と、
 同じものを引っ張り合えば、
 自分も同類になってしまう。」

「手を差し伸べることで絆は育まれる。
 それは、困った状況にある人に手を
 差し伸べるだけではなく、
 自分が困ったときに人に助けを求めて
 手を差し伸べることも含む。」

「信頼して心を開き、
 差し伸べた手と差し伸べられた手が
 強く結ばれたとき、
 人と人との喜ばしい関係は生まれる。」

今日のおまけ。



小雨交じりの日曜の午前。



気温も少し低く、気持ちよさそう。

おしまい。



コメント
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