けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「命売ります」(三島由紀夫著)

2016-11-26 12:00:00 | 書籍(小説)
三島由紀夫さんの「命売ります」を読んだ。



三島さんの作品は、実は初めである。
「仮面の告白」という小説を買ったが、いまだに読まず、
書棚にある。

本作は、
自殺に失敗した男が新聞に「命売ります」という広告を出し、
自分の命を捨て売りしようとする物語。

主人公の山田羽仁男は、27歳のコピーライター。

第一の依頼人は、50歳年下の若妻を持つ老人。
その若妻と殺されるはずが自分だけ生き残ってしまう。

そして、次の依頼人は、図書館司書の女性。
一旦は羽仁男が殺されそうになるが、結局は依頼人が殺される。

続いて、井上薫という学生服の少年。
吸血鬼だという自分の母親(未亡人)の愛人になり、
血を吸われ、殺されてほしいと依頼する。
しかし、このときも結局は母親が一人で焼身自殺をし、
羽仁男は生き残ってしまう。

この続きは、本作を読んでもらいたいが、
正直、よくわからない小説であり、
自分には三島さんの作品は合わないのだと思った。

以上。今日はおまけはありませんよ~。



コメント
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