藤沢周平さんの「暗殺の年輪」を読んだ。
本作は第69回直木賞受賞作品で、
児玉清さんも絶賛していた作品である。
本文庫本には、「黒い縄」、「暗殺の年輪」、「ただ一撃」、
「冥い海」、「囮」の順で短編が5篇収められている。
藤沢さんの作品は初めてなので、
まずは直木賞作品の「暗殺の年輪」から読み始めた。
海坂(うなさか)藩士・葛西馨之介は、
18年前に藩の重臣暗殺に失敗し、父親が横死している。
しかし、お家取り潰しにはならなかった。
それはなぜか?
その馨之介に中老の暗殺の依頼が。
書評には「武士の非情な掟の世界を、
端正な文体と緻密な構成で描いた直木賞受賞作」とあるが、
自分にはそこまで感じられなかった。
このなかでは、自分は「黒い縄」が一番面白かった。
出戻り女の“おしの”、元岡っ引きの地兵衛、
そしておしのの幼馴染みの宗次郎。
時代劇によくある話であるが、なかなか面白かった。
「ただ一撃」は面白く読めたが、
どうしてそうなのか理解できない作品であった。
「冥い海」は落ち目となった葛飾北斎が、
上り調子の安藤広重に嫉妬するというもの。
最後の「囮」は数頁を読んで止めてしまった。
まだ自分には藤沢さんの作品の良さは、解らないようである。
そして、今日のおまけ。
これは、おちぇが何歳のときでしょうか?
丸くなっているせいもあるけど、小さいね。
おかんに撫でてもらっているうちに
更に小さくなってきたね。
あらら、寝てしまった。
答えは6歳と5か月。先週末の夜のことである。
小さいときと変わらないね。
いつまでも可愛い仔犬のままだね。
本作は第69回直木賞受賞作品で、
児玉清さんも絶賛していた作品である。
本文庫本には、「黒い縄」、「暗殺の年輪」、「ただ一撃」、
「冥い海」、「囮」の順で短編が5篇収められている。
藤沢さんの作品は初めてなので、
まずは直木賞作品の「暗殺の年輪」から読み始めた。
海坂(うなさか)藩士・葛西馨之介は、
18年前に藩の重臣暗殺に失敗し、父親が横死している。
しかし、お家取り潰しにはならなかった。
それはなぜか?
その馨之介に中老の暗殺の依頼が。
書評には「武士の非情な掟の世界を、
端正な文体と緻密な構成で描いた直木賞受賞作」とあるが、
自分にはそこまで感じられなかった。
このなかでは、自分は「黒い縄」が一番面白かった。
出戻り女の“おしの”、元岡っ引きの地兵衛、
そしておしのの幼馴染みの宗次郎。
時代劇によくある話であるが、なかなか面白かった。
「ただ一撃」は面白く読めたが、
どうしてそうなのか理解できない作品であった。
「冥い海」は落ち目となった葛飾北斎が、
上り調子の安藤広重に嫉妬するというもの。
最後の「囮」は数頁を読んで止めてしまった。
まだ自分には藤沢さんの作品の良さは、解らないようである。
そして、今日のおまけ。
これは、おちぇが何歳のときでしょうか?
丸くなっているせいもあるけど、小さいね。
おかんに撫でてもらっているうちに
更に小さくなってきたね。
あらら、寝てしまった。
答えは6歳と5か月。先週末の夜のことである。
小さいときと変わらないね。
いつまでも可愛い仔犬のままだね。