けいた と おちぇの親方日記

わんこと暮らす、のんびり日記

小説「徳川家康(18)関ヶ原の巻」(山岡荘八著)

2014-09-05 18:00:00 | 書籍(ビジ本等)
山岡荘八著の「徳川家康(18)関ヶ原の巻」を読んだ。



慶長5年9月15日、関ヶ原。
ついに天下分け目の合戦まできた。

小牧・長久手の戦いから16年。
家康の辛抱が実ることに。

しかし、合戦までの駆け引きは長かったものの、
合戦自体は呆気なく、1日で決着がついてしまった。

三成ファンには悪いが(私は大の家康贔屓)、
家康と三成の器の違いがはっきりと出てしまったと思う。

本作品でも身にしみる言葉が多々あった。

「無理は一時の小康はもたらし得ても、
 いつかは崩れさるもの。」

分かってはいるものの、
無理をしてしまうし、させてしまう。

また、関ヶ原の戦いを前に
ことごとく裏切られた三成の言葉。

「信じ得ないものは裏切られる」

三成は頭が切れ過ぎため、他人を信じず、
また下に見るところがあったと思う。
大谷刑部を除いて。

18巻まできた。ここまで57年。
このさき16年、あと8巻。
もう一息で読破だよ、おちぇ。



しかし、終わってしまうかと思うと、寂しいものである。
コメント
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