あさのあつこさんの「たまゆら」を読んだ。
島清恋愛文学賞受賞作品だそうだ。
あさのさんといえば、「バッテリー」。
花粧(迦葉)山と呼ばれる山の山間に暮らす、
能生伊久男と日名子。
そこは、人の世と山との境界にあたる。
ある雪の朝、その家を18歳の国木真帆子が訪れた。
父親を殺し、山に消えた今原陽介を探すために。
彼を捜す真帆子に付き添い、
老夫婦はこの恐ろしい山に分け入ることに。
陽介を見つけ出し、真帆子がいう。
人を殺した者の償いの術があるのか、購う方途があるのか、わからない。
たとえ、自分の命を差し出したとしても罪が消えるとは思えない。
しかし、だからこそ、逃げてはいけない。消えてはいけない。
生きて、罪と向かい合って。生きて、生きて、生き抜いて。
人の世で犯した罪は人の世で生きて、償って。
償えるまで、生き抜いて。
被害者家族がどう考えるかはわからないが、
罪を犯した本人が自ら命を絶つということは許されないと思う。
恋愛小説ではないと思うが、良い作品であった。
ところで、おちぇは何をしているのかな?
ん?
楽しそうだね。可愛い。
島清恋愛文学賞受賞作品だそうだ。
あさのさんといえば、「バッテリー」。
花粧(迦葉)山と呼ばれる山の山間に暮らす、
能生伊久男と日名子。
そこは、人の世と山との境界にあたる。
ある雪の朝、その家を18歳の国木真帆子が訪れた。
父親を殺し、山に消えた今原陽介を探すために。
彼を捜す真帆子に付き添い、
老夫婦はこの恐ろしい山に分け入ることに。
陽介を見つけ出し、真帆子がいう。
人を殺した者の償いの術があるのか、購う方途があるのか、わからない。
たとえ、自分の命を差し出したとしても罪が消えるとは思えない。
しかし、だからこそ、逃げてはいけない。消えてはいけない。
生きて、罪と向かい合って。生きて、生きて、生き抜いて。
人の世で犯した罪は人の世で生きて、償って。
償えるまで、生き抜いて。
被害者家族がどう考えるかはわからないが、
罪を犯した本人が自ら命を絶つということは許されないと思う。
恋愛小説ではないと思うが、良い作品であった。
ところで、おちぇは何をしているのかな?
ん?
楽しそうだね。可愛い。