役所広司さん演じる東京都知事が、東京に原発を誘致しよう!
と発案して、都庁の会議室で議論が繰り広げられていくお話です。
真剣な問題ですが、
映画では
原発を推進する都知事と
反対の副都知事らの対立と議論を
ブラック・ユーモアを交えて展開していきます。
2004年に公開された映画。
福島原発事故があって、テレビで、ミリシーベルトや
ベクレルといった単位を始めて聞きましたが
7年前のこの映画にも出てきます。
キャスト
役所広司(天馬都知事)
段田安則(津田副知事)
平田満(笠岡産業労働局長)
吉田日出子(泉環境局長)
岸部一徳(大野財務局長)
菅原大吉(石川都市計画局長)
田山涼成(佐伯政策報道室長)
綾田俊樹(榎本教授)
映画の中で、都知事が
「原発のエネルギーに依存している東京の人達は、
そのリスクを地方に負担させていることを忘れ、
それを当たりまえのこととし何ら疑問に思うことが無い。
それでいいのか!」
大学教授が「東京に原発をつくると事故があったときのリスクが
大きすぎるので建設できない」といったのに対し、
都知事は「原発のリスクは一人一人にとっては同じはずだ。
地方の人のリスクならいいのか。」
といったシーンが印象に残りました。