カタスミ

『模倣の殺意』中町信著

さっき読み終わった所なのだが
モヤモヤがすごすぎて、速攻で感想を書いてしまったw
以下ネタバレあり。






























服毒自殺した坂井正夫。
中田秋子と津久見伸助二人が交互に
坂井の死を調べていくのですが
いつも『何月何日』という文章が入るので
こういうの入るってのはもしかして時間にずれがあるとか~?と
漠然と思っていました。
坂井正夫に関しても、実は追ってる人物別の人とか~?と
漠然と思っていたけど、まさか両方かよとw

なんというかトリックが細かすぎて分かりにくい。
大まかなあらすじは分かるんだけど。
一番自分がひっかかってるのが
律子の存在なんだよなぁ…
最後に真佐子の手紙で
律子が坂井の死を自殺に偽装したとか書いてあったのだけど
その後の遺書読んだらどう見ても坂井は自殺なので
ここがもう、どういうことなの!?!?ってモヤモヤしてる…
律子が坂井の自殺を誘導したって事?
それとも律子が殺すつもりだったが、東京行の便が欠航したから行けなくて
たまたま坂井が自殺してくれたって事?
あ~、分からんわ。

『じっくり読みすすんでいくと、やがて、
どうみても中町氏の書き誤りではないかと
考えざるを得ない結論に到達するのだが』
という裏側の煽り文句に惹かれて読み始めたのですが
どの箇所の事!?!?どこが書き誤りだと思える箇所!?!?
全然分からんのだけど…何か変な文章あったっけ?

お話自体は真面目な推理物って感じで悪くはないのですが
トリックがややこしくてこんがらがるわ…
それでもゆっくり考えるとトリックの方はまぁ、理解できる。
(同姓同名とか無理がある…とかいうのは置いといて^^;)
ただもう律子の事が引っかかり過ぎて読後感を悪くしてる…
そして坂井その1は子供いるのに秋子に求婚してたのかよ…

お話の最初の方に探偵=犯人みたいなフリがありましたが
そこもヒントだったのかもしれませんねぇ。
まぁ、もうモヤモヤがすごくてどうでもいいけどw
星は3つ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「小説感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事