カタスミ

『ちょっと一杯のはずだったのに』志駕晃著

『スマホを落としただけなのに』がめっちゃ面白かったので
同じ作者さんの本を購入。
以下ネタバレあり。



















第一印象は、タイトルの語呂が悪い!です(笑)

泥酔状態の為記憶のない主人公が
殺人犯の疑いをかけられるのですが
記憶がないから自分の無実もいまいち自信が持てず
終いには刑事と一緒にどうやって犯行を犯したか熟考する始末…
ちょっと弱気すぎんよ!

密室のトリックを解くのがメインですが
紐を使ったトリックって
いまいち想像しがたくてあんまりピンと来ないんだよなぁ…
手塚弁護士のキャラはなかなか面白かったですが
全体的にふ~ん、って感じで読み終わってしまった。
一番気の毒なのは瑠加ですよねぇ。
両親はすでに無く、たった一人の姉も殺され、
それを殺したのが自分の恋人って言う…
これ立ち直れんの?
恋人を亡くした主人公が同じ悲しみを抱えた立場として支えてあげてほしい所です。

主人公がいかに犯人じゃないかを突き詰める感じなので
ハラハラどきどき感はほぼゼロでした。
やっぱスマホ~の方が面白かったかな。
星は3つ。
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