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カタスミ

『殺人鬼ー逆襲編』綾辻行人著

すっげぇつまんなかった!!!


もうこれだけで十分な感想ですが
書きたい事がてんこもりなので
以下ネタバレありでお願いします。




























グロさは倍増っていうか、やりすぎて途中から失笑。
登場人物がバカすぎて読み進めていくうちにイライラしてきた。

とりあえず突っ込んだ箇所↓

何で小さい子がいるのに、そっちほっぽって
かないっこなさそうな大男に近づいていくのか意味不。

犯人がいるかもしれない場所に
気を失っている少年を置いていくのがあり得ない。
他にも入院患者やら職員がいるんでしょう?
だったら非常ベルでもなんでも鳴らせばいいのに。

絶対かないっこない大男に
子供が一体何をする気でいたのかと。
とっとと警察を呼べと。
お前親父助ける気無いだろ…

なぜか斧がある家。

腕やら足やらもげそうだったり
内臓いっぱい出てたりしても
絶対に気を失わない人達。

殺人鬼がいると聞かされ
さらに残虐に殺された死体を目にしても
現場から離れない人達。

そして斧を持った凶悪犯に
竹刀で攻撃を仕掛ける勇敢な人達。

首がなくても動く殺人鬼。

ありえね~(;´Д`)

ミステリ要素も前回より微妙で
途中で分かっちゃったよ。(大分後半でだけど)
終わり方も突然パツンと終る感じで
え、これで終わり!?って感じでした。

とにかく見事にこういった殺人ものによくある
死亡フラグにどんどん突き進む登場人物達を見ているうちに
どうせこいつも死ぬんだろ?という感じになってしまいました。
死ぬ人と殺され方が微妙に違うだけで
死亡フラグ立て→残虐な殺され方→死亡
の連続でだんだん飽きてきた。
この人助かるのかな!?みたいな、ハラハラドキドキ感は皆無でした。

ずっと寝たきりの人が機敏に動くとか
首はねてもまだ生きてるかもしれないとか
いやぁ、失笑しかないっすよ!
出てくるやつみんなバカばっかりだしな…

もし続編が出る場合、
すごい残虐な殺人犯を
見事なフラグへし折り能力でのらりくらりとかわしていく
根っからのギャグ体質人物との攻防
とかなら読むかもしれません(笑)

これを最初に読んでいたら
多分綾辻行人は二度と読まないになってただろうなぁ。
前作とともに、売却リストに加えとく。

星はゼロです。

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