特殊相対論、ホーキング放射、ダークマター、ブラックホールなど

・時間について特殊相対論からの考察
・プランクスケールの原始ブラックホールがダークマターの正体であるという主張
 

その2・ 相対論的加算式のベクトル合成による理解の件

2022-06-25 04:32:39 | 日記

さてそれで人類が自力で作り出した最高速度は第2宇宙速度(地球の引力を振り切って別の天体に行くための速度)=11.2km/S 程度です。

ここではこの速度を例として取り上げましょう。

それで少しおまけして12km/S を達成できた、として、そこからさらに12km/Sを足し上げる事を考えます。



光速を30万キロ/Sとしますと、この速度は0.00004Cとなります。

これで速度の三角形を作りますと

狭角は179.9935177度

180度からの差分は0.00648227度

その時の対辺の長さは0.000079999999C

0.00008Cからの差分は1.27999Eー13*C

光速を元に戻すと

1.27999Eー13*C=秒速3.8399999ミクロン

これだけガリレイ変換、単純な速度の足し上げから少なくなっている事が分かります。



以上は前のページで述べた

「Θの取りうる値の範囲は180度 > Θ ≧ 60度 である」という事の180度側の実例になります。

そうして相対論によればΘは決して180度になることはない

どのような小さな速度の足し算であっても速度の三角形は作られて

Θ<180度 になる

という事になります。



まあ「だからどうした」というものでもありませんが、「以上、一応確認してみた」という事でした。

 

PS:相対論の事など 記事一覧

https://archive.fo/0V161